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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                法律学特講(経済法)/LEGAL SCIENCE, SPECIAL LECTURE | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    31-3034 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部法律学科/LAW LAW | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                宗田 貴行 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 宗田 貴行 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 経済法とデジタル・プラットフォーム企業(GAFA)との関係についてを中心として、学生が理解することを目的とする。これには、4つの側面がある。第一に、個人情報保護との関係である。第二に、独占禁止法との関係である。第三に、消費者保護の側面である。第四に、租税法の規制との関係である。 この他にも、経済法を巡る近時のトピックや春学期の経済法の講義では十分に掘り下げられなかったテーマを取り上げ、最近の経済法に関する傾向や重要論点を把握することができるものとする。 就職活動や就職後の仕事において、本講義の各種の流通取引関連の事実及び法的知識及び思考方法の習得は、実務上の能力の発展の基礎として有益なものといえる。例えば、就職活動においてITサービス企業やEC企業を見ている学生からは、ビッグテック企業に係る法的規制についての本講義で学んだ内容を就活に直接活かすことが出来たという声も多い。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 レジュメと資料をmanabaに各回掲載するので、各自ダウンロードして、講義に備えましょう。 各回の課題を出すので、それを毎週提出することで、講義内容をしっかりと各自理解できると思います。課題は、講義で説明した基本的事項の知識や理解の定着のためのmanabaの小テストの〇×式および記述式のレポートです。 課題の解説やフィードバックは、manabaになるべくすぐに掲載します。 受講生の皆さんが自主的に学習に取り組めるように、上記の小テストの〇×式の課題は、自動採点で自主的に解答の正誤を確認することができるようにしておきます。さらに、後日公開される解説をみて理解を深めましょう。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
毎回の講義の教科書・参考書の該当箇所、指定された事例について熟読すること。 事前:manabaで事前に配布されるレジュメおよび資料等の熟読であり、約2.5時間程度要する。 事後:上記2種の課題の提出であり、約1.5時間程度を要するものである。 学生の主体的な学修を促す工夫として、上記のように小テストの〇×式課題があるほか、レジュメに貼ってある関連のウェブサイトのリンクによって、事前配布のレジュメと資料以外にも他の資料に各自必要に応じてアクセスし、自分に必要な範囲や程度の勉学が進められるようになっている。レジュメは、紙媒体ではなく、デジタルのデータで配布することで、このような自主的な取組を促進し得るものである。 講義内容に鑑み、教科書はテキストとしては特に指定しない。その都度指示する。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
1)期末課題(90%) 期末課題は、最終回が終わったタイミング以降、約1週間以内に提出することとする予定です。課題の形式は、〇×式の小テストである。基礎的事項およびやや発展的な事項の習得状況をみる。 2)各回の課題や授業での発言等(10%) 各回課題は、記憶の定着のために反復学習をするためである。①レジュメで予習をして、②講義を受けて2度目の情報に接する機会となる、さらに、③各回講義受講後に課題をやることで3回目に情報に接する機会となる。さらに、④期末課題の折に、特に小テスト〇×式では前回にわたって出題されるので、これで4回目に情報に接する機会を得ることとなる。繰り返して同じ情報に接して知識の定着と理解の深化を図ることが可能である。 評価の要素は、授業内容を理解しているか、論点を的確に理解しているかなどである。 期末課題は授業内で行うので、追試はありません。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      春学期の経済法および国際経済法を履修していることは、本講義を受講するために望ましいが、本講義を受講するための必須ではない。しかし、これらの春学期の科目を受講した者は、本講義を受講しながら、春学期に学んだ関連事項を復習しつつ、その意味を本講義の内容からの示唆によってより深く理解することができ、このように学生は自主的に学習に取り込むことが可能となる。 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:法学の専門的知識 ○:リーガル・マインド △:問題発見・解決実践力 △:社会的責任 △:社会貢献 △:問題解決への実践力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 導入 | 経済法と近時のデジタル・プラットフォーム企業の経済活動との関係を中心として、本講義では取り扱う。この回では、これについての検討の必要性及びその概略を理解してもらう。 | テキストの目次を読んでくること | 
| 2 | 世界の独禁法の概要① | アメリカ反トラスト法の概要を理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 3 | 世界の独禁法の概要② | EU競争法と我が国の独禁法の概要を理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 4 | GAFAと法規制① | GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)に対する法規制について、以下4回にわたり解説し理解してもらう。まず、個人情報保護との関係について、これまでの事例を含めて解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 5 | GAFAと法規制② | GAFAに対する独禁法・EU競争法等の規制について、これまでの事例を含めて解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 6 | GAFAと法規制③ | GAFAに対する消費者保護法上の規制との関係について理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 7 | GAFAと法規制④ | GAFAに対する租税法等の関係について、国家助成規制の事例も含めて解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 8 | 独禁法のエンフォースメント① | 独禁法の規制手段について、まず行政規制に関して、近時の巨額の課徴金の事例を交えて解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 9 | 独禁法のエンフォースメント② | 独禁法の規制手段について、民事的救済に関して、近時の国際ビタミンカルテル事件等を含め解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 10 | 独禁法のエンフォースメント③ | 独禁法の規制手段について、刑事規制に関して、近時の事例を踏まえ解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 11 | 書籍再販制度の課題 | 我が国の書籍の再販売価格維持について、デジタル書籍の普及も視野に入れて、諸外国の例を交えて、解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 12 | 不当廉売規制の課題 | 不当廉売規制について、近時の事例を踏まえ、解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 13 | 下請法と独禁法上の優越的地位の濫用規制の課題 | 独禁法の特別法である下請法と独禁法上の優越的地位の濫用規制について、近時の事例及び公取委のガイドラインを参照しつつ解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  | 
              
| 14 | 総括 | 特にGAFAに対する法規制について重点的に見てきた本講義を振り返ると共に、GAFAに関する最新の事例を紹介し解説し理解してもらう。 | manaba 掲載資料を読んでくること 事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。  |