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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                地域共同体法a/REGIONAL LAW a | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    31-3045 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部法律学科/LAW LAW | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                大藤 紀子 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 大藤 紀子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 27の加盟国から成る欧州連合(EU)(地域共同体)では、加盟国間の国境を越えた、モノ・人・サービス・資本の自由な移動が保障されている。この授業では、EU法の沿革や性質に対する基本的な理解を得る。国家の法とも国際法とも異なる、EUと加盟国、加盟国同士の「相互依存」をベースにしたEUの組織とEU法の特徴についての習得を目的とする。 EU法発展の歴史、EUの組織や政策決定過程、EU法の性質や加盟国の国内法や欧州評議会の下で定められた欧州人権条約との関係などについても学ぶ。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 この授業は、基本的に対面形式で実施する。(出席は、レスポンを通じて確認する。) 受講生は、各自ノートを作り、2冊のテキストをじっくり読みながら論点を項目ごとに整理すること。 授業・試験などについての連絡や資料の配布は、必要に応じて、Porta II や Manaba を通じて行うので、授業の度ごとに確認してほしい。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 事前学修として、その週で扱われる論点の概要が理解できるよう、2冊のテキストの該当ページを毎回熟読し、鍵となる用語や概念について予め理解しておくこと(2時間程度)。 授業の後で、授業中にとったメモや資料などを参照しながらノート整理をし、改めてテキストを読むこと。 自分なりに試行錯誤し、各論点いついて、適切かつ詳細な説明を記したノート作りを心がけること。(2時間程度)  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
 小テスト(30%) 学期末の授業内における試験、またはレポートの提出(70%)  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
  EU法a/地域共同体法a の授業は、EU法の総論を内容とする。続いて各論を勉強するためには、EU法b/地域共同体法b を履修してほしい。 EU法の特徴の一つは、国家の法とも国際法とも異なる独自の法体系をもつことである。そうした特徴を理解するためには、「憲法入門」または「憲法・発展」などの憲法に関する科目、そして「国際法」を予め受講していることが望ましい。「国際人権法」も関連科目である。  | 
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備考                         /Notes  | 
                      上記テキストのほか、『国際条約集』を必ず手許に置き、関連する条約の条文の内容を確認すること。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                EU設立に至るヨーロッパの歴史、EUという地域共同体における法の基本的性質に触れ、EUが扱う具体的かつ多様な政策についての重要な判例や学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:法学の専門的知識 ○:リーガル・マインド △:問題発見・解決実践力 △:社会的責任 △:社会貢献 △:問題解決への実践力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | はじめに | 授業の概要についての説明 | 大学の売店で、事前にテキストを購入しておくこと | 
| 2 | EUの設立動機と歴史的背景 | EUの前身である石炭鉄鋼共同体の設立動機を通じてEUの目的を考える | |
| 3 | EU法発展の歴史 | EUの法としての発展史を勉強する | |
| 4 | EU法の法源・EU法の特質①(加盟国の国内法に対する優越性) | EU法の法源、EU法の加盟国国内法に対する優越性について勉強する | |
| 5 | 小テスト1 | 第2回〜第4回授業の復習 | |
| 6 | EU法の特質②(直接効果) | EU法の直接効果について | |
| 7 | EU法の特質③(直接効果-続き) | EU派生法のうちの「指令」の直接効果について勉強する | |
| 8 | EUの諸機関 | EUの主要機関の役割を勉強する | |
| 9 | 小テスト2 | 第6回〜第8回授業の復習 | |
| 10 | EUの立法、行政、司法 | EUにおける立法、行政、司法の仕組みを理解する | |
| 11 | EU法と加盟国の国内法の関係について | 国内法のEU法への適合解釈義務、実効的救済の確保、加盟国のEU条約違反行為の損害賠償責任 | |
| 12 | EUと人権 | EU基本権憲章および欧州人権条約のとの関係について | |
| 13 | 小テスト3 | 第10回〜第12回授業の復習 | |
| 14 | まとめ | 授業の総括を行う |