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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                刑法総論Ⅰ(3学科合併科目)/CRIMINAL LAW (GENERAL RULES) I | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    31-2029 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部法律学科/LAW LAW | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火2/Tue 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                関根 徹 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 関根 徹 | 総合政策学科/POLICY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      本授業は、刑法総論を内容とし、多様な現代社会の中で生じる様々な刑事事件の解決をすることを学ぶ上で必要な刑法学の専門的知識及び法的なものの考え方(リーガル・マインド)を身に付けることを目的とします。刑法は、大きく1条から72条と73条から264条の2つの部分に分けられます。これらのうち、前者の1条から72条は「総則」と呼ばれており、73条以降に規定されている各犯罪に共通するルールが規定されています。刑法総論の授業では、この「総則」の部分を学びます。本授業では、総論のうち前半部分を学びます。具体的には、まず、刑法の基礎理論である刑法の意義と諸原則、犯罪論の体系について概観し、その後、犯罪論の体系に従って、構成要件該当性、違法性について学びます。また併せて、事件のとらえ方やその解決方法について学び、最終的に、犯罪論の体系に従って事件を解決することができるようになり、刑事法分野に関する専門的知識を活かして多様な現代社会に貢献できる能力を身に付けることを目標とします。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
対面での講義形式で行います。事前に資料をmanabaにuploadしておくので、各自で印刷して授業の時に持ってきてください。レポートについては授業で解説します。録画配信等は行いません。 教職課程の科目ではないので、この授業で単位を修得しても、教職課程の単位にはならず、別途教職課程用の刑法総論の授業を受講しなければならなくなります。法律学科で教職課程を履修している人は、教職課程用の刑法総論の授業を履修してください。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      資料をmanabaにuploadしておくので、各自で印刷し、事前に資料と教科書の該当部分を読んできてください(2時間)。また、資料の最後に当該授業に関連する課題を掲載しているので、授業後、資料及び教科書を見直しながら、それについて考えてください(2時間)。この課題をレポートにまとめて提出した場合には、加点します。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      中間で課すレポート(30%)と期末試験(70%)により評価します。いずれについても評価は、1問題を理解した上で論点を提示することができているか、2論点に対する自説を示すことができているか、3自説に基づいた結論を正しく示しているかという基準により、行います。また、これらを論じる上での表現力と論理性も考慮します。なお、資料に掲載されている課題を検討し、レポートとして提出した場合には、評価の際に考慮します(10%分)。これは任意ですので、提出しなくても減点せず、提出した場合に加点します。授業中に発言を求めることがあります。積極的に発言してくれた場合には、それも任意のレポート10%分の中で加点します。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      具体的な事件の解決方法を現代社会1と2で解説するので、余裕がある人は、現代社会1と2も履修してください。 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      参考文献:授業時に必要に応じて紹介します。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                刑法総論の論点、学説・判例を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:法学の専門的知識 ○:リーガル・マインド △:問題発見・解決実践力 △:社会的責任 △:社会貢献 △:問題解決への実践力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 刑法の意義 | 
                刑法の意義、目的と機能について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の1~8頁を読んでおいてください。 | 
| 2 | 刑法の歴史・学派の争い | 
                刑法理論の歴史・学派の争いについて学びます。 | 事前に配布した資料及び教科書の9~17頁を読んでおいてください。 | 
| 3 | 刑法の機能・目的・基本原理 | 
                罪刑法定主義等の基本原理について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の18~33頁を読んでおいてください。 | 
| 4 | 犯罪論の体系・犯罪の種類・犯罪の形態 | 
                犯罪論の体系・犯罪の種類・犯罪の形態を学びます | 事前に配布した資料及び教科書の37~40頁を読んでおいてください。 | 
| 5 | 不作為犯 | 不作為犯の種類、不真正不作為犯の成立要件等について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の34~35・37~40頁を読んでおいてください。 | 
| 6 | 因果関係1:因果関係論 | 因果関係論について学びます。 | 事前に配布した資料及び教科書の52~73頁を読んでおいてください。 | 
| 7 | 因果関係2:判例 | 
                因果関係に関する判例について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の52~72頁を読んでおいてください。 | 
| 8 | 故意 | 
                故意犯処罰の原則・故意の内容・故意と過失の区別等について学びます。 | 事前に配布した資料及び教科書の152~163頁を読んでおいてください。 | 
| 9 | 錯誤 | 錯誤の種類・事実の錯誤の解決方法について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の164~175頁を読んでおいてください。 | 
| 10 | 過失 | 過失の内容等について学びます。 | 事前に配布した資料及び教科書の189~209頁を読んでおいてください。 | 
| 11 | 違法性総論 | 違法性の本質・内容について学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の74~84頁を読んでおいてください。 | 
| 12 | 正当防衛1:客観的要件 | 
                正当防衛権の根拠・成立要件のうちの客観的用件を中心に学びます。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の105~127頁を読んでおいてください。 | 
| 13 | 正当防衛2:主観的要件その他 | 正当防衛の成立要件のうちの主観的要件及びその他の諸問題について学びます。 | 事前に配布した資料及び教科書の105~127頁を読んでおいてください。 | 
| 14 | 緊急避難及び春学期のまとめ | 緊急避難について学び、春学期のまとめをします。 | 
                事前に配布した資料及び教科書の128~139頁を読んでおいてください。 |