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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                国際開発論a/INTERNATIONAL DEVELOPMENT(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    23-2047 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木2/Thu 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                古川 光明 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 古川 光明 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
「国際開発論」では、経済学部国際環境経済学科の学位授与方針(DP)及び教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「持続可能な発展のための国際社会システムの構築を探り、国際的な相互依存関係において問題を捉える能力を身に付け」、「持続可能な社会の実現を目指して、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な人材を育成する」ことに資するため、開発経済学のみならず開発社会学・開発政治学等を用いて経済発展に伴う開発課題を分析し、持続可能(Sustainable)ですべての人々にその恩恵が行き渡る(Inclusive)開発のための戦略・政策を検討します。そのことにより、開発途上国の経済・社会・制度上の問題と処方箋を包括的に理解します。 「国際開発論a」では、国際開発援助に関心のある学生を対象に、国際開発援助の変遷、国際開発援助における政策、オペレーション、開発援助の役割等を学習します。経済学のほか、政治学、社会学を用いて、開発途上国への国際開発を分析する基礎能力を習得すること目指します。なお、担当教員の実務経験を踏まえた講義とします。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
(1)授業の形式 本講義は教室において対面で行います。授業形式の都合上,ライブ配信や録画配信は行いません。講義資料(パワーポイントで作成)は講義日の前日夕方までにmanabaにアップロードします。コピーは配布しませんので、各自授業前にダウンロードしてください。授業はレジュメに沿って進行します。授業の内容によっては、回りの人とディスカッションを行う場合もあります。Manabaのレポート機能を用いて、毎回の授業内でのリアクションペーパー(講義への感想・質問等を200字以内で)を提出していただきます。併せて、出欠を授業の始めにRespon(位置情報はオンにしてください)を用いて、確認します。確認以降は遅刻扱いとなります。 manabaを用いて、中間課題問題と期末課題問題を出題しますので、締め切りまでに必ず解答するようにしてください。締め切り後の提出は一切受け付けませんので留意してください。なお、中間課題問題のフィードバックについては、授業でフィードバックを行うこととします。 (2) 授業の構成 1)前回リアクションペーパーへの応答 10分 2)今回の講義 80分 3)リアクションペーパーの作成提出 10分 <リアクションペーパーの構成は講義の論点整理・感想と質問など> 初回の授業で受講に際しての細かい要領やルールを確認しますので、第1回の授業には必ず出席してください。 <受講上の注意> 出席については、授業開始20分を過ぎての入室は認めません。なお、この意味は、20分以内に入室すれば出席とみなすという意味ではなく、授業開始後のリスポンによる出欠確認に遅れてきた場合には、遅刻となります。ただしよんどころ無い特別の事情による場合はその限りではありません。忌引き、大会参加、介護・教育実習、コロナ感染その他病気によって欠席の場合は、証明書とともに速やかに連絡してください。その場合の出欠処理は、たんなる欠席ではなく「その他」として処理します。その際には、授業後にメールにて授業資料を参考にリアクションペーパーを提出してください。 授業時間中は、周りに迷惑となるような私語はしないでください。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前にmanabaに講義用PPTをアップしますので、ダウンロードして、講義に備えて予習してください(2時間程度)。講義後は、講義内容をよく復習してください(1時間程度)。国際社会の動向に注意を払うとともに、国内の政治経済に関する新聞記事等も読むように努めてください(1時間程度)。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
 中間課題問題、期末課題問題の成績に、普段の出席・リアクションペーパーの内容などを加味して、総合的に評価します。目安としては次の割合で評価します。 出席・リアクションペーパー: 30% 中間課題問題: 30% 期末課題問題: 40% 出席とリアクションペーパーを3点満点で計算した合計を30%に換算して計算します。出席については、授業開始20分を過ぎての入室は認めません。なお、この意味は、20分以内に入室すれば出席とみなすという意味ではなく、授業開始後のリスポンによる出欠確認に遅れてきた場合には、遅刻となります。ただし、よんどころ無い特別の事情による場合はその限りではありません。忌引き、大会参加、介護・教育実習、コロナ感染その他病気によって欠席の場合は、証明書とともに速やかに連絡してください。その場合の出欠処理は、たんなる欠席ではなく「その他」として処理します。その際には、授業後にメールにて授業資料を参考にリアクションペーパーをメールにて提出してください。 出欠確認をリスポンで行いますので位置情報はオンにしてください。位置情報がオフの場合は、欠席とみなします。リスポンの設定については、リスポンをインストールの上、活用願います。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      「マクロ経済学」、「ミクロ経済学」、「開発経済学」等の関連科目を履修することを勧めます。 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      幅広く、国際社会やグローバルサウスへの国際協力に関心にある人に向けて授業を行います。授業には、真面目に出席すること、並びにまわりに迷惑となるような私語を慎むことが条件となります。また、履修者のレベル等に合わせて進捗速度や課題の調整を適宜行う可能性があります。なお、授業の内容によっては、授業内で周りの人とディスカッションを行っていただく場合があります。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                国際開発に関して専門知識を習得し、開発途上国が直面する課題とその解決方法等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 ○:国際・外国経済部門での専門的知識 △:英語の運用能力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス、講義の概要 | 講義全体の概要の説明と受講に際しての細かい要領やルールを確認する。 | シラバスを読んで、講義について理解する。PPTを読んでおく。 | 
| 2 | 国際開発援助の理念と動機 | 国際開発援助に関連した国際公共財と国益について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 3 | 国際開発援助の基本枠組み | 援助の供与主体と援助の受け入れ主体とのインターフェースと国際開発援助の基本的枠組みについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 4 | 国際開発援助の変遷(1940〜60年代:国家開発計画、輸入代替工業化戦略) | 開発戦略の歴史として、1940〜60年代の国家主導の資本蓄積・輸入代替工業化などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 5 | 国際開発援助の変遷(1970年代:輸出志向工業化戦略) | 1970年代のBHNアプローチと輸出志向工業化戦略などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 6 | 国際開発援助の変遷(1970年代から構造調整政策へ) | ブレトンウッズ体制の崩壊やオイルショック等の経済の混乱と構造調整政策への変遷 | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 7 | 国際開発援助の変遷(冷戦終結後の開発援助体制他) | 構造調整政策ケーススタディ タンザニア 冷戦終結後の開発援助体制、人間を中心としたアプローチへ:ガバナンスなど  | 
                事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。中間課題問題を行う。 | 
| 8 | 国際開発援助の変遷(人間の安全保障) | 開発援助に大きな影響を与えた人間の安全保障について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 9 | 国際開発援助の変遷( 社会関係資本 ) | 開発援助と社会関係資本について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 10 | 貧困削減レジーム(「貧困削減レジーム」の形成) | 「貧困削減レジーム」の起源と形成プロセスについて | 
                事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 11 | 貧困削減レジーム(援助効果向上宣言等) | パリ援助効果宣言等について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 12 | 「貧困削減レジーム」のマクロ的効果 | 「貧困削減レジーム」の中心的課題である「プロジェクトの氾濫」と「貧困削減レジーム」の効果について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 13 | 「貧困削減レジーム」のケーススタディ | 「貧困削減レジーム」の優等生として評価されているタンザニアをケーススタディとして、当該国でのレジーム形成とその効果について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 | 
| 14 | 国際開発援助と平和構築支援(概説) | 国際開発援助と平和構築支援の融合の経緯と具体的な支援のあり方について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。期末課題問題を行う。 |