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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                日本経済史a(環経学科用)(23以前)/ECONOMIC HISTORY OF JAPAN(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    23-2097 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月4/Mon 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                市原 博 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 市原 博 | 経済学科/ECONOMICS | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
明治時代以降のおよそ1世紀の間、日本経済は目覚ましい経済成長を遂げました。我々の現在の生活はその上に築かれたものです。この講義では、こうした日本経済の成長がどのようにして実現したのかを歴史的に考えます。国際的経済関係、政府の政策、企業の主体的行動、国内市場の条件など、さまざまな要因に目配りし、その歴史過程を総合的に考察します。また、その過程で活躍した経営者の活動も取り上げます。 「現在」は歴史の積み重ねの上に存在します。それは「未来」も歴史の延長上にあることを意味します。経済史の勉強を通じて、現在の日本経済を相対化し、広い視野から「現在」と「未来」を考える力を身につけていただきたいと思います。豊かな歴史観を身に付け、多文化・異文化を理解する能力を目指します。 「学科専門科目」として、現代日本の経済社会が形成されてきた歴史や諸制度の変遷を理解し、現代の経済社会を相対化して認識する能力を身に付けて、経済社会の諸問題を深く洞察できるようになることを目的とします。 この講義が扱う時期は、近代経済成長の前提が形成された徳川時代から、近代経済成長を経て経済構造の変化が求められるようになった1920年代後半までです。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
毎回、プリントを配布します。それとPPTのスライドを使って講義します。 毎回質問の時間を設けるか、チャットで質問を受け付けて回答します。 三分の二以上の出席が単位取得に必要です。私語が摘発された場合、欠席扱いとすることがあります。 対面授業を行いますが、出席できない事情がある場合にはライブ型またはオンデマンド型オンライン授業を許可することがあります。その際にはZoomを利用します。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前に配布されたプリントをよく読み、キーワードについて調べてください。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      小レポート10%、定期試験90%で評価します。小レポートは講義内容の基本的理解が出来ているか、定期試験はそれに加えて、専門用語を理解しているか、論理的に明確に問題を論述できているかを評価します。小レポートは6月に実施する予定です。期末試験はすべて論述式です。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      「社会経済史」「日本社会史」「経営史」 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                日本経済の歴史について専門知識を習得し、日本経済の成長過程やその要因等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 △:公共経済部門での専門的知識  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクション | 日本経済史の問題関心 | |
| 2 | アーリー・モダンとしての徳川時代 | 徳川時代の経済と社会の仕組みを学ぶ | |
| 3 | 徳川時代の「経済社会」の形成 | 徳川時代の経済成長の到達点を学ぶ | |
| 4 | 幕末開港と日本経済の再編 | 国際経済への編入の影響について学ぶ | |
| 5 | 近代日本の経済成長のマクロ的概観 | 戦前期の経済成長の全体像を学ぶ | |
| 6 | 松方財政 | 「松方」緊縮財政が経済と社会に与えた影響を学ぶ | |
| 7 | 「企業勃興」の展開と輸出産業の役割 | 紡績業製糸業の技術と経営について学ぶ | |
| 8 | 「日清戦後経営」と金本位制度の確立 | 日清戦後の経済政策と経済成長について学ぶ | |
| 9 | 日露戦争と国際収支の危機 | 日露戦争の日本経済への影響について学ぶ | |
| 10 | 重工業化と大企業経済の成立 | 鉄鋼業・造船業の技術開発と国際競争力獲得について学ぶ | |
| 11 | 財閥の形成 | 三井・三菱・住友財閥の形成について学ぶ | |
| 12 | 第一次世界大戦ブームと日本経済の構造変化 | 第一次大戦期のバブル経済の原因とその影響について学ぶ | |
| 13 | 1920年代「相対的高成長」 | 1920年代の経済成長を可能にした要因について学ぶ | |
| 14 | 新型産業における企業者活動 | 1920年代の都市型消費社会に対応した企業者の活動について学ぶ |