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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                証券市場論a/STOCK MARKETING(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    22-2041 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木2/Thu 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                漆畑 春彦 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 漆畑 春彦 | 経済学科/ECONOMICS | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 本講義の目的は、証券業と証券商品、証券市場の仕組み、関連する制度や歴史を体系的に学ぶことで、国民経済的に重要なインフラとしての証券市場の意義を明らかにすることです。また、その過程で実践的な解説を通じ、金融リテラシーを身に着けることを目指します。 今日、自己責任原則の思想が定着し、証券市場の参加者はその原則に則り多くのリスクに向き合う必要があります。その一方で、貯蓄から投資へのシフトがいわれており、そのリスクに適切に対応することが不可欠になっています。金融リテラシーの必要性が叫ばれるのは、こうした状況があるからです。 証券市場論aでは、株式や債券、投資信託、証券化、デリバティブなど基本的な証券商品への理解を高めた上で、証券市場について、市場の基本的仕組みや機能、市場参加者の特性、企業の資金調達などについて幅広く学習します。また、学科専門科目として、証券に関わる専門知識の習得を通じ、市場や経済の実態を認識する能力を身につけていくことにします。 本講義では、学位授与の裏付けとなる能力、すなわち、現実社会に発生する多種多様な諸問題を広く経済学の視点から分析し、証券市場に係る専門知識を修得して問題解決を図ることを通じ自己を発展させ、社会に貢献する能力を身に付けます。また、本講義は、経済学・経営学の専門知識を修得した、国際的視野を有し国際社会に貢献できる実践的な人材を育成することを目的とし、学位授与の裏付けとなる能力を養成するための学科専門科目であります。本講義の理解をより深めるために、「金融論a/b」「経営学a/b」、「企業論a/b」を併せて履修するのが望ましいと思います。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
講義はPortaⅡを通じ配布するレジュメをもとに行います(講義前の「お知らせ」に添付します)。原則、講義前に配布するレジュメに沿って講義を行いますので、特に事前学習は必要ありません。しかし、講義終了後、より内容を理解していただくために、参考図書の関連ページを指定する場合は、事後学習で併せてその部分を読み理解を深めていただくことにします。 基本的に授業計画に従って進行しますが、金融資本市場の変化などに応じて、時々のトピックスを交えながら機動的に対応していきます。なお、講義では最低1回レポートを課すことにしますが、その提出後、必要に応じてコメントや補足説明を行う場合があります。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前・事後の学修時間として4時間程度をかけて授業準備と授業の復習を心掛けてください。事前の学修としては参考図書などを参考に内容を予習し、事後の学修としては授業内容の見直し、関連するトピックスについて自分なりの考えを纏めるように心がけてください。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
①レポートの提出状況と内容、出欠状況(20%) ②期末に実施する定期試験(80%) を総合的に勘案し評価します。レポート提出又は試験を受験しても、白紙やそれに近いもの(量の基準不足)や題意に沿わない内容(質の基準不足)は評価の対象外となる場合があります。評価に際しては、授業内容を踏まえた問題認識と理解の程度、論理的整合性などを重視します。また、出欠は名簿が出来て以降は原則毎回つけます。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
「金融論a/b」「経営学a/b」、「企業論a/b」、「会社法a/b」などを併せて履修することが望ましい。 | 
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備考                         /Notes  | 
                      
参考文献は毎回の配布資料において紹介します。 | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                証券ならびに証券市場に関する専門知識を習得し、証券価格の評価等に関して理論的に分析のうえ、解説できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 ○:経営分野での専門的知識  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 講義概要と金融リテラシー | 本科目の講義概要を述べると共に、到達目標のひとつである金融リテラシーの修得に向けて、基本的な考え方を示す。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 2 | 金融の中の証券とその意義 | 証券の定義やその経済的意味、銀行や保険との機能の違いについて解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 3 | 株式の商品概要と特徴 | 代表的な証券商品である株式について、その基本的な仕組みや種類について学ぶ。 | 
                事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 4 | 債券の商品概要と特徴 | 株式とならび代表的な証券商品である債券について、その基本的な仕組みや種類について学ぶ。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 5 | 投資信託の商品概要と特徴 | 個人の資産形成向け商品として人気の高い投資信託について、その基本的な仕組みや種類、メリット・デメリットについて学ぶ。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 6 | 証券化商品の商品概要と特徴 | 近年金融技術の成果としての証券化、及び証券化商品について具体的な仕組み、商品の種類などについて学ぶ。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 7 | デリバティブの商品概要と特徴(1):先物・スワップ取引 | 近年の金融技術の成果のひとつとしてのデリバティブ(金融派生商品)の基本的な仕組み、種類などについて、実例を示しながら学ぶ。今回はそのうちの先物、スワップ取引について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 8 | デリバティブの商品概要と特徴(2):オプション取引 | 近年の金融技術の成果のひとつとしてのデリバティブ(金融派生商品)の基本的な仕組み、種類などについて、実例を示しながら学ぶ。今回はそのうちのオプション取引について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 9 | 証券市場の仕組み(1):株式市場 | 株式市場の仕組みに関する解説を行う。発行市場と流通市場、証券取引所の仕組み、日経平均株価など基本用語について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 10 | 証券市場の仕組み(2):債券市場 | 債券市場の仕組みに関する解説を行う。発行市場と流通市場、債券インデックスなど基本用語について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 11 | 証券会社の基本業務と組織体制 | 証券会社の基本業務、ブローカー、アンダーライティング、トレーディング、セリング業務について概観し、どのような組織で構成されているかについて解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 12 | 投資銀行、資産運用業者の業務と組織体制 | 投資銀行、資産運用会社(機関投資家)の基本業務と組織体制について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 13 | 証券市場のインフラストラクチャー | 証券市場の基本インフラ、証券取引所、インデックス、証券関連法規、格付会社等の概要と役割について解説する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 | 
| 14 | 日本企業の資金調達 | 日本企業の最近の統計資料を使い、その資金調達手段や状況について説明する。 | 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。 |