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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                管理会計論a/MANAGEMENT ACCOUNTING(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    22-2059 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木1/Thu 1 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                梅澤 俊浩 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 梅澤 俊浩 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
 管理会計は、意思決定会計と業績管理会計に大別される。管理会計論aで意思決定会計について説明し、管理会計論bで業績管理会計について説明する。よって、この授業の目的は、意思決定会計が、企業が直面する個別的な意思決定問題に有用な情報を提供することを説明することである。 この授業の内容は、4つのパートから構成されている。はじめに、(1)企業の目的等と関連付けて、管理会計の体系を説明する。経営者は、企業の目的を達成するために、戦略策定を行い、その戦略を実現するために組織設計を行う。そこで、企業の目的、戦略策定および組織設計と関連付けて、管理会計の体系(特に意思決定会計)について説明する。 意思決定会計の中核は「資本予算」である。しかし、資本予算を理解するためには、「企業活動と財務諸表の関係」と「投資理論」に関する基礎知識が必要となる。そこで、(2)企業活動と財務諸表の関係と(3)投資理論について説明する。これらの基礎知識を前提として、(4)資本予算について説明する。例えば、設備投資といった投資案の採否を決定することである。そのため、投資案の経済効果を測定し、投資案を評価する方法を説明する。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
・ 講義資料に沿って、パワーポイントを使って対面授業を行う。 ・ 教科書は使用せず、講義資料を配布する。 ・ 講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
・ 授業前には、講義資料を一読してくること。 ・ 授業後には、manabaの小テスト機能やレポート機能を使って、確認テストの問題を解き、それを提出期限までに提出すること。 ・ 確認テストは返却しないので、必要な場合は各自でコピーを保存しておくこと。 ・ 確認テストの解答・解説は後日配布するので、答え合わせは各自で行うこと。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
 確認テスト40点(=各4点×10回)と定期試験60点の合計100点で評価を行う。 なお、確認テストはmanabaの小テスト機能やレポート機能を使って出題する。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      簿記原理、上級簿記(工業)、原価計算論、経営財務論 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      講義資料等はmanaba systemを通じて配布する。各自印刷して授業に持参すること。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                管理会計に関する専門知識を習得し、企業の経済的意思決定に役立つキャッシュフロー情報を分析のうえ、活用できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 ○:会計分野での専門的知識  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | この講義の目的と進め方、評価方法について説明する。 | |
| 2 | 企業の目的 | 株主が企業の所有者であるという認識のもと、企業の目的を「株主価値の最大化」とする考え方がある。企業の目的を「株主価値の最大化」とする理由を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 3 | 企業の活動と財務諸表①(企業活動と会計指標) | 企業活動は、営業、投資および財務の3つに分類される。企業活動について説明をしたうえで、企業活動と財務諸表の構造との関係を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 4 | 企業の活動と財務諸表②(事業利益とキャッシュフロー①) | 非製造企業を前提として、営業活動(掛けによる商品の仕入、掛けによる商品の販売、売掛金の回収と買掛金の支払いというサイクル)とキャッシュフローについて説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 5 | 企業の活動と財務諸表③(事業利益とキャッシュフロー②) | 製造企業を前提として、営業活動(掛けによる材料調達、製品の製造、掛けによる製品の販売、売掛金の回収と買掛金の支払いというサイクル)と、それに伴う運転資金(キャッシュフロー)について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 6 | 投資理論①(機会原価と貨幣の時間価値) | 機会原価、単利と複利、貨幣の時間価値について詳しく解説する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 7 | 投資理論②(リスクプレミアムと資本コスト) | 企業では調達した資金を効率よく投資(運用)することが求められるが、企業のビジネスにはリスクがある。リスクとリターン、さらに、リスクプレミアムと資本コストについて説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 8 | 投資理論③(不確実性下の意思決定問題) | 正味現在価値法(NPV法)による投資決定方法について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 9 | 投資理論④(WACCと企業価値) | 負債コスト、株主資本コストを説明したうえで、加重平均コスト(WACC)と企業価値について説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 10 | 投資理論⑤(サステナブル成長率と株主価値) | サステナブル成長率と株主価値評価モデルについて説明をする。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 11 | 資本予算①(投資案のキャッシュフロー) | 投資案の採否を決定すること(投資案に対する支出計画を立てること)を資本予算という。投資案の経済効果はキャッシュフローで測定されるため、キャッシュフローについて説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 12 | 資本予算②(差額原価収益分析) | 複数の投資案を比較検討する手法である、差額原価収益分析(諸代替案の比較により生じる差額収益と差額原価から差額利益を計算し、有利な代替案を選択する分析手法)を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 13 | 資本予算③(投資案の評価方法) | 投資評価方法として、回収期間法、会計的投資利益率法、内部収益率(IRR)法、正味現在価値(NPV)法、収益性指数法を説明する。 | 事前学修として、講義資料に目を通しておくこと(1時間)。事後学修として、復習をし、確認テストが出題されている場合には、確認テストの解答を締切日時までに提出すること(3時間)。 | 
| 14 | まとめ | まとめ |