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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                経営戦略論b/MANAGEMENT STRATEGY(B) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    22-2014 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月2/Mon 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                脇 拓也 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 脇 拓也 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
①経営戦略論では、企業経営・企業運営において必要な戦略の概念を学びます。 本学のディプロマポリシーでは、豊かな歴史観、自然観、および、倫理観を中核とする教養に基づき、多文化・異文化を理解・尊重し、人類社会と自然の調和を求める倫理観を有し、現実社会に発生する多種多様な諸問題を広く経済学の視点から分析し、経済学、経営学・情報または環境学の専門知識を修得して問題解決を図ることを通じて自己を発展させ、社会に貢献する能力を身に付けることを目指しています。 また、カリキュラムポリシーや履修系統図の視点からは、本科目は「経営専門科目」として位置付けられています。 ②戦略とは、古今東西の研究者によって様々な定義がありますが、簡単に言えば「目標達成の計画を定めたもの」であり「生き残るための知恵」と言えます。企業や組織が、どれほど良い理想を掲げても、目標達成が出来ず、そして生き残れなければ(つまり潰れてしまったら)元も子もありません。 つまり、企業や組織が、どのように目標を達成し、生き残っていくかを考えるのが「戦略経営論」です。この授業では様々なフレームワークを提供しますので、ここで学んだフレームワークを活用し、社会の現場において課題解決できる人材、社会発展に貢献できる人材になっていただきたいと思います。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 ①授業は講義形式かつ原則対面で行います。事前にmanabaで講義資料を掲載しますので、目を通しておいてください。さらに参考情報や追加情報などがある場合には、授業内で適宜紹介する予定です。 ②レポートや課題については、授業内で、概要説明や内容のフィードバック、事後の自己学修についてもコメントしますので、各自の復習に役立ててください。 ③授業中の私語は、教員および他の学生にとって迷惑行為であり厳禁です。履修態度の悪い者は退場および最終課題提出不可などの厳しい措置を講じます。静かに真面目に学びたい学生の履修を求めます。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 ①事前に資料を配布しますので目を通しておいてください。また、事後的にも復習が大事です。 (それぞれ2時間程度やることが望ましい。) ⇒事前学習:講義資料に目を通しておく。 ⇒事後学修:講義を思い出しながら資料を見る。 さらに企業事例などを紹介した場合には、自分自身で企業ホームページを見てみる。 ②さらには、必要に応じて参考情報や企業情報などを授業内で随時紹介しますので、興味のある人は目を通しておいてください。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
①ミニレポート(40%)最終課題(テストもしくはレポート)(60%) ②授業内では、理解度を問うミニレポートを課す予定です。 ③最終課題については、授業で説明した内容の理解度を問う内容を想定しています。 (範囲については授業内で示す予定。)  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
 ①経営戦略論aを履修した前提で講義を進めますので、経営戦略aをあらかじめ履修していただくことをお勧めします。 ②さらに、受講者は経営学の入門講座として位置付けられている経営学a、経営学bは履修しておいてください。 ③また、関連科目として、経営管理論a、経営管理論bも履修していただくことが望ましいです。  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
 戦略のフレームワークを知ることは、大げさな意味ではなく、生きるための様々なツール・武器を学ぶことになります。 社会環境の変化が激しくなる中で、経営戦略の考え方に触れて、生き抜く力を養ってください。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                経営戦略についての専門知識を習得し、持続的な競争優位の獲得等について分析のうえ、解説できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 ○:経営分野での専門的知識  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 授業の目的、ガイダンス | 戦略を学ぶとは(復習) 日本企業の現状と課題(応用的視点) 授業ガイダンス(秋学期に学ぶもの)  | 
                シラバスに良く目を通しておいてください。 | 
| 2 | 前期の復習 | ①戦略の階層と戦略策定 ②ドメインと分析 ③多角化と統合 ④ポジショニングアプローチとリソースベーストアプローチの特徴と比較  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 3 | 環境に適応するーダイナミックケイパビリティ論/探索と深化理論を学ぶー | ①進化論と経営学 ②環境変化と環境適応 ③ダイナミックケイパビリティの3つのステップ ④探索と深化理論  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 4 | 学習アプローチ・知識経営理論 | ①学習アプローチと企業活動で蓄積された知識の活用 ②ミンツバーグの創発理論 ③野中郁次郎のSECIモデル  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 5 | ゲームアプローチ | ①ゲームの視点から学ぶ ②ゲーム理論の考え方 ③協調か?戦うか?価値相関 ④インテルの販売戦略、トヨタとケイレツによる協調戦略  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 6 | 企業の社会的責任とCSR戦略 | ①企業の社会的責任とは?CX(サステナビリティトランスフォーメーション) ②様々なフレームワーク(SDGs、ESG、ビジネスと人権) ③SDGsなどを企業戦略にどう組み込むか?  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 7 | 非競争状態の創出ーデルタモデルとブルーオーシャン戦略ー | ①非競争状態の創出 ②ブルーオーシャンの考え方 ③システムロックインの構築  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 8 | 規制制度と戦略との関係 | ①規制がビジネスにどう影響するか? ②ルール形成戦略の重要性 ③PEST分析について  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 9 | グローバルビジネス戦略その1 | ①グローバル企業の定義 ②ボーングローバルとは(北欧の事例、日本の企業) ③リバースイノベーション ④製造業のグローバル戦略  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 10 | グローバルビジネス戦略その2 | ①グローバル戦略の注意点 ②サービス業のグローバル戦略 ③日本企業の事例(ホンダ、ダイキン、良品企画 、メルカリ等)  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 11 | 成熟産業・地域産業の戦略、 クラスター分析・国の競争戦略  | 
                ①成熟産業が取るべき戦略 ②日本の地域の現状と課題 ③地域企業が取るべき戦略 ④地場産業と優良企業 ⑤ポーターの国の競争優位戦略の考え方  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 12 | 経営戦略と経済学 | ①新制度派経済学(取引コスト、エージェンシー理論、所有権理論) ②行動経済学の心理会計とナッジの考え方  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 13 | 戦略とファイナンスの考え方 | ①戦略の分析と、企業価値、評価の考え方 ②企業の資金調達戦略について ③企業はどのように評価されるのか?  | 
                授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) | 
| 14 | 個人の戦略 | 経営戦略の視点から、個人のライフキャリアについて戦略的に考察する | 授業前と授業後に講義資料をよく読むこと。(2時間) |