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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                民法a/CIVIL LAW(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    21-3013 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金4/Fri 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                湯川 益英 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 湯川 益英 | 経済学科/ECONOMICS | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
経済活動は、人と人とのあいだの物=財の取引を基礎にして営まれる。 民法は、その主体である人・客体である物=財についてのルールであり、さらに人と人との間の物の取引におけるルール等を定めたものである。 民法aでは、民法の体系を概観した上で、人と物についてのルール(総則・物権法)を中心に学ぶ。 商品交換法としての民法は、資本主義私法の基礎法であるが、その規定するところは、物の売り買い、貸し借り、雇用・請負、事故の解決、親族・相続関係など、日常の最も身近な財産関係ならびに家族関係である。 上記につき、法体系の中での民法の位置づけを明確にし、学部・学科のCPに則して、専門科目群の一科目として、経済・経営の基礎・基点である商品交換における法実践の能力を養う。 身近な具体例を素材に、判りやすく活気のある展開を目指したい。 なお、本講義は、上記の指針に沿って民法の理論と実践をまなぶとともに、その学修を通して、本学部・学科の学位授与方針(DP)に定められた能力と歴史観・自然観・倫理観を身につけ、もって、地域社会・国際社会に貢献できる人材の育成を目標とする。 民法a・紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=6tGk_YdI_nU  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
対面授業と併せて、PorTaⅡやmanaba等を用いて、授業内容の提供とコミュニケーションペーパーの提出、提出された意見に対する私からのコメントというやり取りを、受講者諸君と行い、それを通して、商品交換法としての物権法についての理解を深める。 また、具体的な法的問題の解決について、受講者間での議論・討論の場を設け、法実践の能力を養う。 ただし、コロナの感染状況によっては、対面授業は行わず、Zoomによる遠隔授業を中心にした形式に切り替えることがある。 質問や相談についても、manaba等によって個別に対応する。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
予め配布する講義録の該当部分を読んでから授業に臨み、授業後に疑問点が残ったときには、メール・ライン等を用いて質問していただきたい。 授業理解の前提としては、それぞれ60分程度の事前・事後の学修が要求される。 該当頁については、授業計画詳細情報の「事前・事後学修の内容」欄を参照されたい。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
学期中に3回のレポートの提出を求め、第1回と第2回を25ポイント、第3回を50ポイントとして、 100ポイントを満点とする。 授業内容を理解し、それに則した法的問題の解決が論理的な文章をもって明解に論述されているかを重視して評価する。 なお、発言・質問等、授業への積極な参加姿勢を加点対象とする。加点の幅についてはガイダンスで説明するが、10ポイントを限度に考えている。 定期試験は行わない。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
秋学期「民法b」 秋学期「法学a」  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
参考文献:PorTaⅡやmanabaを通して、逐次、講義録・講義レジュメ等のマテリアルスを配布し、参考文献を適宜紹介する。 その他、詳細についてはガイダンスで説明する。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                民法の知識を習得し、民法総則および物権に関する条文を正しく解釈できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 △:問題分析力 ○:問題認識力 △:政策立案力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | 春学期授業の概要と進行、法律学の学び方、民法の体系 | 講義レジュメ1 | 
| 2 | 物権(法)の意義と性質 物権法定主義  | 
                物権と債権の相違、物権の性質、物権法定主義 | 講義録1 1~5頁  | 
              
| 3 | 物権の効力 | 優先的効力、物権的請求権 | 講義録1 5~12頁  | 
              
| 4 | 所有権の意義と内容 所有権の範囲  | 
                所有権の性質、所有権の濫用、公共の福祉と所有権 | 講義録2 1~4頁  | 
              
| 5 | 相隣関係 | 
                隣地使用権、隣地通行権、水流に関する相隣関係、境界紛争 | 講義録2 4~8頁  | 
              
| 6 | 所有権の取得原因 | 承継取得、遺失物の拾得、埋蔵物の発見、添付 | 講義録2 8~12頁  | 
              
| 7 | 共有 | 共有の意義、共有者間の関係 | 講義録2 12~17頁  | 
              
| 8 | 共有(前回の続き) | 共有の分割、準共有、合有、総有 | 講義録2 17~22頁  | 
              
| 9 | 用益物権の意義・性質 地上権  | 
                用益物権の種類、地上権の取得・存続と消滅、地上権と賃借権 | 講義録3 1~3頁  | 
              
| 10 | 地役権 永小作権  | 
                地役権と相隣関係・賃貸借関係、地役権の取得・存続・消滅 | 講義録3 3~7頁  | 
              
| 11 | 入会権 | 入会権の歴史、民法上の入会権、入会権と民事訴訟、入会権と登記 | 講義録3 7~9頁  | 
              
| 12 | 物権法の現代的課題 | 債権の物権化など | 講義録4 | 
| 13 | 物権法の実践 | 物権法における要件事実と事実認定 | 講義レジュメ2 | 
| 14 | 物権法と経済学・経営学 | 商品交換法の一環としての所有権法の位置 | 講義レジュメ3 |