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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                西洋史概論(24以降)/INTRODUCTION TO WESTERN HISTORY | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    21-1020 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木4/Thu 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                久慈 栄志 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 久慈 栄志 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      西欧における「近代化」過程の歴史を社会・文化・宗教・経済の側面から考察し、その特質と功罪について検証する。また「和魂洋才」の語が示す通り、明治維新以後、わが国が西欧から受容し、「血や肉」とした文物は計り知れない。今日の日本社会においても大きな影響を与えている西欧の「伝統」とは何なのか?このことを宗教・政治・経済の諸革命を通して考察する。 | ||||||||||
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
対面での講義形式で行います。 授業への出席は講義内容を理解する上での基本です。やむを得ない事情以外は出席し、自分の目と耳で確認・理解するよう努めてください。 また様々な時事問題を取り上げて興味・関心の幅を広げ、歴史を学ぶ上での視点や問題意識の涵養につとめたいと考えています。 レジュメや次回授業での注意点を授業日の2日前頃(原則火曜日午後)PorTaⅡにアップロードしますので必ず確認する習慣をつけてください。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前に高校レベルの基礎知識は各自補っておくこと。 各テーマの目的を理解した上で授業に臨み、事後は講義の内容や意義を再確認し、テーマに関して各自が感想や意見を簡略にまとめられるようにしておくことで、知識の定着をはかってください。 また、不明な個所はそのままにせず、質問する習慣をつけてください。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
試験(記述形式。ノート持ち込み不可)を行います。授業への参加態度も考慮します。 | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
レジュメ:授業中に配布する(PorTaⅡにアップしたものと同内容のものです) 参考文献:上記参考文献中、1冊は目を通しておくことが望ましい。(絶対ではありません) また、高校世界史教科書・図録なども有用である。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                中等教育諸学校において、社会および歴史の授業を行う際に必要とされる西洋史の通史的展開、外国史の学習を通じた世界史教育の意義、異文化理解の複雑性などについて、主体的に解説できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              △:幅広い教養 ○:問題認識力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション | 本講義の目的と歴史学(特に世界史)の役割を論ずる | 次回のテーマについては、その趣旨を説明する。また、各回終了時には意義をまとめるので、必ず各自で整理し理解の徹底を図ってほしい | 
| 2 | 古典古代と中世世界における歴史叙述や歴史観について論ずる | 重点の置き方や価値観の違いがいかにして生じ、どのような世界観が形成されたのか | |
| 3 | 啓蒙期における人間中心史観とは何か | 中世と近代の歴史観の決定的差異について考察する | |
| 4 | 近代後期から現代における歴史観、経済発展にともなう価値観の変化を考える | 産業革命の進展が、それまでの歴史観にどのような影響を与えたのかを考える | |
| 5 | 「近代」とはいかなる時代か | 近代という時代について思想・経済・自然科学などの側面から分析する | |
| 6 | 宗教改革前夜のカトリック教会の状況 | ドイツの国内事情とローマ教会との結びつき、その弊害について考察する | |
| 7 | 宗教改革に見る革新性と、インパクトについて | 改革が多くの支持を集めた背景と、今日につながる意義を考える | |
| 8 | 英仏市民革命について探求する | 英仏両国の国情と、革命が目指した共通点と異質な部分とを探る | |
| 9 | 英仏両革命に見る理念・国民性の差異を考える | 英仏両国の市民革命を比較検討し、理想像と妥協点に照準を当て、国民性の違いを探る | |
| 10 | 産業革命(拝金主義と社会の諸矛盾) | 資本主義の進展が資本家・労働者の価値観にどのような影響をもたらし、非ヨーロッパ世界に対する評価とどのように結びついたかを考察する | |
| 11 | 社会主義の理念とその限界 | 社会主義と資本主義の共通点を探り、自己閉鎖に陥り、限界性が露呈した過程を論ずる | |
| 12 | 「近代化」とは何だったのか(その変質を考察する) | 「近代化」について、ヨーロッパと日本の2地域を比較し、日本の近代化の特色を考察する。 | |
| 13 | 帝国主義と世界再分割(経済的矛盾の武力による打開と、差別意識について) | 資本主義の帰結として行われた帝国主義政策。「魔物」とも言えるこの政策になぜ各国が引きずられていったのかを検討する。また、非ヨーロッパ世界の覚醒についても言及する | |
| 14 | 本講義全体を総括する | 各テーマを振り返り、最重要ポイントについて再確認する |