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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                経営学a(再履修)/BUSINESS MANAGEMENT(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    【済】21-1004 【営】22-1004 【環】23-1004  | 
              
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部/ECONOMICS | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火2/Tue 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                小林 哲也 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 小林 哲也 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
現代企業の国際化と情報化の動きを中心に、経営学の基礎的な事項の学習を進めることを目的とする。学位授与要件である、現実社会の諸問題を分析理解するための、経営学の基礎知識を身につけるものである。 現代企業を取り巻く条件は、急速に変化している。新興諸国の工業化にともなって、世界の産業地図は大きく描き直されようとしているし、IT革命の進展とともに、企業の組織や戦略にも大きな変化が見られる。 本講義では、主として日本経済および日本企業の経験に学びながら、経営学の基礎知識および現代企業の直面する問題を議論していく。日常的な経済に関する知識を養うために、新聞(経済ニュース)を毎日読む習慣をつけてほしい。 企業経営に対する理解を深める上では、企業の成功・失敗に関するドキュメンタリーを読むことも薦めたい。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      対面による講義形式。ただし、感染症の状況などによってはオンライン形式となることがある。その場合には、あらかじめPortallおよびmanabaにより掲示する。 | ||||||||||
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
【予習】毎日、新聞・ニュースの経済関係の記事に眼を通す。約120分必要。 【復習】ノートを整理し、講義資料などでの用語・事例などについて各自調べるようにする。約120分必要。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
授業時における評価:30% 期末試験による評価:70%  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      経営学原理、経営管理論、経営戦略論、経営組織論、経営財務論、人的資源管理論、国際経営論、企業論、ベンチャー企業論、日本経営史など | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                経営学の基礎知識、経営学の基本的な考え方を習得し、様々な企業・組織のマネジメントについて理論的に分析のうえ、解説できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ・済】---------- △:幅広い教養 ○:問題分析力 △:理論構築力 △:問題認識力 【19カリ・営】---------- △:幅広い教養 △:経営分野での専門的知識 【19カリ・環】---------- △:幅広い教養 【24カリ・済】---------- △:幅広い教養 ○:問題分析力 △:理論構築力 △:問題認識力 【24カリ・営】---------- △:幅広い教養 △:経営分野での専門的知識 【24カリ・環】---------- △:幅広い教養  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 経済学と経営学① ノートの取り方情報の集め方 | 「資本主義」とはどんなシステムなのか。どんな問題点に直面しているのか。「経世済民」「効率的な資源配分」などの概念を学ぶ。 | 話の要点をまとめてノートに取ることは、どの科目でも学力養成の出発点です。講義ノートをつけましょう。 | 
| 2 | 経済学と経営学② 国家と市場 企業と市場 | 経済政策に、「小さな政府」「大きな政府」という基軸がある。国家と市場、市場と企業はどのような関係にあるのか。 | アメリカの大統領選挙、「保守」と「リベラル」などの対立の論点は、何だろうか。 | 
| 3 | 日本的経営とシステムとしての日本企業 | 長期的コミットメントを特徴とする「日本的経営」は、既に賞賛の対象ではない。しかし企業経営やガバナンスのあり方としては、今でも論点。 | 「選択と集中」とはどういうことか、考えてみよう。GEの歴代経営者について、調べてみよう。 | 
| 4 | GEの企業革命とその後 | GEは「選択と集中」という戦略で、日本企業の経営に影響を与えた。しかし、GE自身も、経営戦略をいまだに模索しているのが現状。 | コーポレートガバナンスとは何かを確認し、関連文献を読む。 | 
| 5 | 日本的生産システムの進化 | 大量生産・大量消費を可能にしたフォード・システム。その問題点を改良してきたトヨタ。 | 「科学的管理法」について調べてみよう。 | 
| 6 | 情報技術革命のインパクトと企業組織・戦略 | IT革命は、高速な計算能力と膨大なデータの集積の相乗効果により生まれた。情報の取引費用の低下は、企業組織やビジネスモデルにどんな影響をもたらしたのか。 | T革命への悲観論・楽観論論点について考えてみよう。 | 
| 7 | 新興国の台頭---技術革新と「新しい国際分業」 | 際分業」 多国籍企業の海外直接投資により、国際分業に新しい流れがもたらされた。 | 970年代および80年代の石油ショックについて、調べてみよう。どんな影響を世界経済にもたらしたのだろうか。 | 
| 8 | 日本企業の国際化 | 世界の貿易や直接投資の動向を概観し、日本企業の海外直接投資について調べる。 | 日本企業は、どこにどんな理由で進出しているのだろうか。また進出後の撤退の理由についても調べてみよう。 | 
| 9 | 世界の多国籍企業 | 世界にはどんな「多国籍企業」があるのか。それぞれの事業分野や経営方針などを概観する。 | Fortune_Global500にランキングされている企業について調べてみよう。OECD「多国籍企業行動指針」はなぜ設置されたのか。 | 
| 10 | ハイテク産業の国際的動向 | 「ハイテク」産業とはなにか。近年のハイテク産業の構造変動を議論する。 | 日本のハイテク産業が凋落したと言われる理由について、調べてみよう。 | 
| 11 | グローバリゼーション賛成・反対 | グローバリゼーションの可能性と問題点を、産業・福祉・環境などの観点から考察する。 | スティグリッツ『世界の99%を不幸にする経済』 ノルベリ『進歩--人類の未来が明るい理由』 賛成派・反対派の議論を比較してみよう。  | 
              
| 12 | 日本企業の行方 | 日本の長寿企業の経営にはどんな特徴があるのか。近年注目されている環境経営やESGなどは、企業経営にどんな影響をもたらしているのか。 | 日本の老舗うなぎ屋は世界の謎だという。その理由は? | 
| 13 | 日本経済の行方 | 平成30年間の日本経済のパフォーマンスは、世界の最下位圏にある。少子高齢化などの人口動態、イノベーションの可能性などから日本経済の将来を考える。 | 内閣府「高齢社会白書」に目を通してみよう。 | 
| 14 | まとめと考察 | 13回の講義の総括と、今後の経営の在り方について考える。 | 授業で紹介された記事・論文・書籍を読み直し、経営学について再考する。 |