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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                簿記原理a(再履修)/PRINCIPLES OF BOOKKEEPING(A) | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    【済】21-1012 【営】22-1008 【環】23-1014  | 
              
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部/ECONOMICS | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木2/Thu 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                松原 沙織 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 松原 沙織 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
(1) 授業の目的 経済学部の学位授与方針(DP)は、「学位の裏付けとなる「能力」」として、学生が、「現実社会に発生する多種多様な諸問題を広く経済学の視点から分析し、経済学、経営学・情報または環境学の専門知識を修得して問題解決を図ることを通じて自己を発展させ、社会に貢献する能力を身に付けている」ことを求めている。本授業は、そのような視点から、「経営学」の1学科目である「簿記原理」に関する専門知識及び問題解決能力の修得を通じて社会に貢献する能力を身に付けてもらうことを、その「目的」とするものである。 (2) 授業の内容 企業は、自らの経済活動に関する会計情報を作成し、自らの経営成績および財政状態を把握することや利害関係者に情報提供することに用いる。簿記は、その会計情報を作成するのに用いられる1つの技術/ツールである。簿記原理では、そのような意義を持つ「簿記」(特に企業で用いられる複式簿記)を初めて学ぼうと考えている者を対象に、その手続きを紹介・説明していくといった「内容」の授業である。 そのうち「簿記原理a」では、簿記の 全くの初学者を対象に、簿記(複式簿記)の手続きに関する基礎的な原理の紹介・説明をしていく。まず最初に会計情報とはどのようなものかを学び、次いで、企業の経済活動に関するデータが様々な帳票類を通じて会計情報になっていくまでの基本的なプロセス(複式一巡)を学んでいく。その後、企業の経済活動の個別的具体的な例として、いくつかの「取引」(簿記の記録対象となる経済事象)を取り上げ、それらの会計処理方法(主として仕訳と呼ばれる作業を中心に)を学んでいく。 なお、別項目で示されている授業計画はあくまでも一例を示したまでであり、授業計画の詳細は科目担当者により多少の違いがあることから注意を要する。各担当者からは初回の授業等で説明がなされるはずである。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
(1) 授業の形式 授業の形式は、「対面授業」を基本とする。なお、形式の詳細については科目担当者によって相違があることから注意を要する。各担当者からは初回の授業等で説明がなされるはずである。 (2) 授業の方法 授業は、指定された教科書(あるいはレジュメ)に沿って進められる。しかしながら、教科書等はあくまでも要点を記したものに過ぎないので、教員の口頭による説明や板書による説明まで的確に理解することが受講生には求められる。また、技術的な内容を扱う関係上、テーマに関連した課題を自ら考え解決していく過程が必要となるので、講義中に各回のテーマに関する演習問題にも取り組んでもらう。 なお、授業の進め方等に関する詳細は、科目担当者により多少の違いがあることから注意を要する。各担当者からは初回の授業等で説明がなされるはずである。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
 毎回の授業の終わりに、次回の授業のテーマ(及び今週の授業内容との関連)を簡単に説明するので、次週までに事前に教科書の該当箇所を通読してくること。ただし本講義の場合、科目担当者により、特定の市販の教科書を使用しない場合がある。その場合は、上述のような事前学修作業は、容易ではないかもしれない。しかしながら、ネット情報を利用してキーワードの中身を調べておくだけでも、当日の授業を より有意義なものにしていくことができよう。「簿記原理」の場合、そうした事前学修よりも、事後学修の方がはるかに重要である。事後学修のメインは、その週の授業内容の復習であろう。こうした事前学修や事後学修に、できれば毎回合わせて4時間は割いてほしい。 なお、事前事後の学習内容の詳細は、科目担当者により多少の違いがあることから注意を要する。各担当者からは初回の授業等で説明がなされるはずである。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
(1) 評価のポイント 本講義では、複式簿記の手続きに関する基礎的な原理の修得にその重点を置いている。そのため、評価においても、複式簿記の手続きに関する基礎的な原理を受講生がきちんと修得しているかがポイントとなる。 (2) 評価の手段 評価のための具体的な手段は、毎回の授業の提出物 (毎授業の最後にやってもらう演習課題等) と、最後の14回目の授業のときあるいは定期試験期間中に実施する期末試験である。最終の評価に対するウェイトは、基本的には、期末試験の結果を50%前後、平常点 (毎回の授業の提出物の評価結果) を50%前後としたい。 なお、評価の具体的な手段については、科目担当者により異なることから注意を要する。その詳細については、初回の授業等で説明がなされるはずである。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                複式簿記に関する基礎知識(日商簿記検定試験3級程度の知識)を習得し、企業の基本的な取引についての記帳、決算手続きの遂行、および財務諸表の作成ができるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ・済】---------- △:幅広い教養 ○:問題分析力 △:理論構築力 △:問題認識力 【19カリ・営】---------- △:幅広い教養 △:会計分野での専門的知識 【19カリ・環】---------- △:幅広い教養 【24カリ・済】---------- △:幅広い教養 ○:問題分析力 △:理論構築力 △:問題認識力 【24カリ・営】---------- △:幅広い教養 △:会計分野での専門的知識 【24カリ・環】---------- △:幅広い教養  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション | 講義の概要、講義の計画、使用テキスト、評価方法等、受講に当たっての注意事項に関する説明 | |
| 2 | 簿記の基礎(簿記の重要性) | 簿記(複式簿記)の定義、簿記の重要性、企業の利害関係者、複式簿記から生み出される貸借対照表と損益計算書、財務諸表の構成要素 | |
| 3 | 簿記の基礎(仕訳の手順) | 取引と仕訳、仕訳の手順、借方と貸方、勘定科目、取引の8要素とその組み合わせ、具体例を用いた仕訳の説明 | |
| 4 | 簿記の基礎(簿記一巡) | 取引の仕訳から財務諸表の作成および帳簿の締切りに至るまでの全体像(簿記一巡)、日々の帳簿記録と決算時の帳簿記録、仕訳帳、総勘定元帳、試算表、精算表、財務諸表 | |
| 5 | 商品売買取引(三分法、掛け取引等) | 三分法の説明、現金受払による商品売買、掛け取引の仕組み、掛け取引による商品売買、返品 | |
| 6 | 商品売買取引(諸掛り、クレジット売掛金) | 仕入諸掛り・発送諸掛り、クレジット売掛金 | |
| 7 | 現金・普通預金 | 現金、現金過不足、普通預金、定期預金 | |
| 8 | 当座預金・小口現金 | 当座預金、小切手の仕組み、他人振出小切手と自己振出小切手、定額資金前渡制度、小口現金 | |
| 9 | 約束手形・電子記録債権債務 | 約束手形の仕組み、受取手形と支払手形、電子記録債権・債務 | |
| 10 | 有形固定資産 | 有形固定資産の定義、有形固定資産の種類と勘定科目、取得原価の算定 | |
| 11 | その他の債権債務(未払金、借入金等) | 未収入金・未払金、貸付金・借入金、利息の算定、手形貸付金・手形借入金 | |
| 12 | その他の債権債務(仮払金、預り金等) | 仮払金・仮受金、源泉徴収制度の仕組み、立替金・預り金、受取商品券 | |
| 13 | 主要簿と補助簿 | 主要簿の正式な記帳方法、補助簿の種類、取引と補助簿の関係 | |
| 14 | 全体のまとめ | 簿記原理aで習得した内容の振り返り |