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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                フランス語圏の文学Ⅱ/FRANCOPHONE LITERATURE II | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    13-3013 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月2/Mon 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                森井 良 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 森井 良 | フランス語学科/FRENCH | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
フランス恋愛文学をすでに熟知(?)したみなさんとともに、さらにディープなところへ行ってみましょう。フランス文学のなかに現れる「BL=Boy’s Love」のテーマを、テクスト(原文+翻訳)とそれに関連する表象(映像、イメージ)の読解をつうじて、追いかけていきます。「BL」というより、「クィア」と言ったほうがいいかもしれませんが、いずれにしても「男らしさ」「女らしさ」「異性愛」という支配的カテゴリーから解放された「性のアウトサイダー」たちの作品を扱います。 今期は「フランスBL文学」とも縁の深い日本文学、イギリス文学、ドイツ文学の作家・作品についても傍論的に扱う予定です。各国の男性同性愛をめぐる社会・文化的コンテクストを理解しながら、比較文化論的視座を持てるようにすることも本授業の目的の一つです。 ともあれ、みんなで楽しく「腐」りましょう。すでに「腐」っている方は「発酵」してください。文学作品の精読や表象の分析をとおしてさまざまな性愛のかたち・モラル・感覚を知ることで世界の見方を広げていくことがねらいです。オンナも、オトコも、ヘテロも、クィアも、それぞれ積極的に「ジェンダー・トラブル」を受け入れてみよう。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      授業は対面で実施する予定です。各回ごとにmanaba経由でコメントの提出を求め、それに対するフィードバック(質問への回答、補足説明など)は適宜授業内で行います。 | ||||||||||
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学習は各回ごとに配布される資料を読んでおくこと(1時間程度)、事後学習は授業で学んだことを踏まえてコメントを執筆・提出すること(1時間程度)。また、授業で取り上げた作家の作品を(翻訳でいいので)実際に自分の目で読むようにしてください。自分の頭で考えたことを普段から書き留め、コメントやレポートに反映させること。 | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      レポート80%、平常点(コメント、授業への参加度)20% | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      プリントを配布します。映像資料も適宜紹介するつもりです。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                フランス語圏の文学を構成する作家、作品、ジャンルについて専門知識を修得し、当時の時代背景、社会情勢をふまえ鑑賞のうえ批評できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:フランス語の運用能力 △:英語の運用能力 ○:課題設定力 ○:情報分析力 ○:発信力 △:協調性 △:主体性 △:倫理性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション | 講義の内容と進め方についての説明 | |
| 2 | 「BL」とは何か | 「BL」についての導入的解説 | |
| 3 | ヴェルレーヌ/ランボー「尻の穴のソネット」ほか | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 4 | ヴェルレーヌ/ランボー「往復書簡」 | 
                作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 5 | ジャン・コクトー「友は眠る」ほか | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 6 | ロジェ・マルタン・デュガール『灰色のノート』(『チボー家の人々』より) | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 7 | アンドレ・ジッド『贋金づくり』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 8 | ピエール・エルバール『アルキュオネ』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 9 | フランスBL文学と映画 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 10 | ジャン・ジュネ『泥棒日記』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 11 | ラシルド『アンティノウスの死』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 12 | E・M・フォースター『モーリス』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 13 | トーマス・マン『ヴェニスに死す』 | 作家・作品の解説、テクストの精読、関連する表象(映画、イメージ)の紹介 | |
| 14 | まとめ | 講義で学んだ内容についてのまとめ |