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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                フランス現代思想Ⅰ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT I | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    13-3037 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木4/Thu 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                清水 雄大 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 清水 雄大 | フランス語学科/FRENCH | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
この授業では「フランス現代思想」を扱います。この20世紀後半に登場した思潮はまたたく間にフランスを越え出て欧米を席巻し、そこから世界中に広まることになりました。そして今日に至るまで、人文・社会科学の世界に多大な影響を及ぼし続けています。そのため、「フランス・現代」と銘打ってはあるものの、実際には今日の人文・社会科学を理解するためには避けて通れない思想となります。 この講義では、その思想の中心的な担い手とされる何人かの思想家を取り上げ、時間をかけて検討します。この一連の思想の原点とされるフェルディナン・ド・ソシュールの構造主義的言語学、構造主義的手法を人類学に適用し、一大センセーションを引き起こしたレヴィ=ストロース、そして構造主義を広く文芸批評の領野に適用したロラン・バルトを扱います。講義では三者の主著を紹介するだけでなく、彼らの理論を用いて映像作品の分析も行い、理論の使い方のコツを掴んでもらいます。 フランス現代思想は現代の人文・社会学を理解するために必須ではあるものの、同時にその難解さをもっても知られています。それゆえ、意欲的な学生の参加を求めます。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      講義形式で行います。発言、コメントを通じたみなさんの積極的な参加を求めます。 | ||||||||||
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      予習は必要ありません。授業後に要点の復習を行い、簡単なコメントをオンラインで提出してもらいます(事後学習2時間を目安とする)。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      定期レポート:70%/コメントペーパーおよび発言・質問を通じた授業への貢献度:30% | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- ○:幅広い教養 ○:専門知識・技能 △:フランス語の運用能力 ○:課題設定力 ○:情報分析力 ○:発信力 △:協調性 ○:主体性 ○:倫理性  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクション | フランス現代思想の歴史的な位置づけ | |
| 2 | フェルディナン・ド・ソシュール(1) | 差異の体系としての構造 | |
| 3 | フェルディナン・ド・ソシュール(2) | 構造主義的言語学、音韻論 | |
| 4 | フェルディナン・ド・ソシュール(3) | 映像作品の鑑賞(『アリス・イン・ワンダーランド』) | |
| 5 | フェルディナン・ド・ソシュール(4) | 残りの鑑賞、理論を用いた作品分析 | |
| 6 | クロード・レヴィ=ストロース(1) | 構造主義的人類学、親族の基本構造 | |
| 7 | クロード・レヴィ=ストロース(2) | 『野生の思考』について | |
| 8 | クロード・レヴィ=ストロース(3) | 映像作品の鑑賞(『おはよう』) | |
| 9 | クロード・レヴィ=ストロース(4) | 残りの鑑賞、理論を用いた作品分析 | |
| 10 | ロラン・バルト(1) | テクスト概念の刷新と作者の死 | |
| 11 | ロラン・バルト(2) | 一般記号学、『現代社会の神話』について | |
| 12 | ロラン・バルト(3) | 映像作品の鑑賞(『エイリアン』) | |
| 13 | ロラン・バルト(4) | 残りの鑑賞、理論を用いた作品分析 | |
| 14 | 講義のまとめ | これまでの講義のまとめ、課題レポートへのフィードバック |