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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                オーストラリアの政治と外交/AUSTRALIA IN INTERNATIONAL AFFAIRS | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    12-2049 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月2/Mon 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                永野 隆行 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
授業は講義形式で行う。この授業は以下の3点を目的としている。 1)多文化国家オーストラリアの歴史、政治,文化、経済、そして国際関係について基本的な知識を習得する 2)近年益々深化・拡大している日豪関係(特に政治分野)の歴史を振り返るとともに、将来の日豪関係について考える 3)以上で習得した基本的な知識に基づき、オーストラリアだけでなくインド太平洋地域の国際関係を分析、評価し、将来展望を考える能力を身につける。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
この授業は対面にて講義形式(日本語)で行います。 授業ではパワーポイントのスライドを投影しながら進めます。パワーポイントスライドは、manabaでPDFにて配布しますので、あらかじめ印刷しておいて受講してください。そのほか、授業に関する情報(レジメや参考資料の配布)は全て manaba を通じて提供します。 毎回の授業冒頭では、前回の授業のレビューを行う。復習に役立ててほしい。 授業を前半と後半に分け、前半終了後に5分程度の質問タイムを設ける予定である。 授業実施時にオーストラリア国内で話題になっているニュースをできる限り紹介したい。 授業の進度によっては、やむを得ず授業計画を変更することがある。 小テストは、それを通じて受講者が授業の理解度を確認するためのものです。授業で小テストの解説を行います。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
予習:授業前に配布した資料(レジメと新聞切り抜き資料など)に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておくこと(約30分)。 復習:配布した資料や自分で記入したメモを全て読み返し、疑問点があればまとめておくこと(計2時間)。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
不定期に実施する数回の小テスト(40%)と学期末試験(60%)による評価。 なお、学期末試験はレポート提出形式ではなく大学での教場試験とします。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
グローバルヒストリー(水本先生)、グローバルヒストリー(永野) | 
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備考                         /Notes  | 
                      授業第1回目に参考文献リストを配布し、簡単な解説と紹介を行う予定。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                オーストラリアならびにそれを取り巻く国際関係に関する専門知識を習得し、その歴史的、政治的、経済的、社会的な展開、ならびに背景事情などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【24カリ】---------- ○:国際教養と社会的責任 △:英語の運用能力 ○:グローバル社会に関する専門知識 △:メディア・コミュニケーションに関する専門知識 △:文学・文化・歴史に関する専門知識 △:言語に関する専門知識 △:系統的知識と表現力  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクションーオーストラリア概要(政治、経済、社会) | 授業概要の説明と、オーストラリアの基本情報を提供します | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 2 | 歴史1―植民地時代:囚人植民地の誕生 | イギリスがなぜオーストラリアに植民地を建設したのか、囚人はオーストラリア植民地にいかなる影響を与えたのかを考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 3 | 歴史2―植民地時代:ゴールドラッシュ、白豪主義 | 19世紀後半のゴールドラッシュがオーストラリアに与えた影響を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 4 | 歴史3―連邦国家誕生以降:対日脅威、アンザック物語、英帝国・英連邦 | オーストラリア連邦誕生後のオーストラリアと日本の脅威の高まり、オーストラリアにとっての第一次世界大戦、イギリス本国との関係変化を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 5 | 歴史4―第二次世界大戦後:対日講和、ANZUS条約、冷戦とアジア、白豪主義の撤廃 | オーストラリアにとっての第二次世界大戦、日本との講和、アンザス条約の締結、冷戦とアジア、白豪主義の撤廃を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 6 | 歴史5ー米豪同盟の歴史的展開:非対称な同盟の変遷 | オーストラリアにとっての対米同盟の意義がどのように変化していったのか考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 7 | 歴史6ー米豪同盟の歴史的展開:「見捨てられ」と「巻き込まれ」の恐怖、米中対立とオーストラリア外交 | 非対称な同盟が持つ意味、米中対立時代の対米同盟関係の意義を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 8 | 歴史7ーミドルパワーオーストラリアと国家像の変容:「忠実な同盟国」から「アジア太平洋国家」へ、そして | オーストラリアの自画像の変化とそしてその揺らぎを考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 9 | 前半の総括と質疑応答 | オーストラリアの歴史を振り返る | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 10 | 日豪1―20世紀前半:対日脅威、白豪主義と日英同盟、同盟国日本 | 20世紀前半の日豪関係の間に生じた摩擦や不和を中心に考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 11 | 日豪2ー第二次世界大戦:ダーウィン空爆、戦争捕虜問題、対日講和 | 日本の脅威が顕在化した時代における日豪関係を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 12 | 日豪3ー冷戦時代:通商協定、経済摩擦、日豪友好協力基本条約 | 単なるビジネスパートナーから友好国へと発展していった日豪関係を振り返る | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 13 | 日豪4ー冷戦末期・ポスト冷戦期:アジア太平洋地域の国際公共財としての日豪関係、戦後和解問題 | 国際公共財としての意味合いを強める日豪関係を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  | 
              
| 14 | 日豪5ー21世紀:「義理の同盟国」から「真の戦略的パートナー」へ | 米中対立を背景として、安全保障面での連携を強める日豪関係を考える | 予習:配布資料に事前に目を通し、授業の流れやポイントを自分なりに理解しておく。 復習:配布した資料や自分のノート全て読み返し、疑問点が残っていないか確認する。  |