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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                ドイツ語圏の歴史・現代社会C(近世・近代史概論)/GERMAN HISTORY AND CONTEMPORARY SOCIETY C | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    11-1026 | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木1/Thu 1 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                上村 敏郎 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 上村 敏郎 | ドイツ語学科/GERMAN | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
外国に旅行したりして異文化に接すると、ちょっとした違和感を覚えることがあります。小さなあれっという感覚は私たちの社会常識の新しい側面に気づくきっかけになるかもしれません。歴史研究は、ある種の異文化研究です。過去という異文化に遭遇し、その理解を通じて自分たちの常識を見つめ直すことにつながっています。 本講義では、ドイツ語圏の歴史、特に近世から近代に焦点を当てます。ハプスブルク君主国(神聖ローマ帝国)の勃興と衰退、ドイツ帝国の成立、そして第一次世界大戦までの転換期を通じて、政治的・社会的・文化的変動を深く理解することを目指します。また、この時代を通じて形成されたドイツ国民のアイデンティティとその影響についても掘り下げます。 また、一つ一つのトピックから歴史的な思考力を育み、物事を多面的に見る力をつけていくことを第二の目的としています。また、その過程でドイツ語学科の学生が(ドイツ語圏の)歴史を学ぶ意義について考えていきます。 ※この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)の示す、ドイツ語圏の言語・文化・社会を理解するための専門知識や交流する文化の諸相を理解するための専門知識を習得した国際的視野に立つ教養人の育成を目指すため入門的歴史講義である。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
授業は講義形式で進行しますが、受講生に思考の機会を与えるため、適宜、課題を出したり、グループワークを求めることがあります。 レジュメの配布や課題情報の共有にはmanabaを利用します。 毎回、Google Formsを使って、正誤判定および論述(200字以上)の課題を提出してもらいます。 課題については翌週授業内でフィードバックをおこないます。 対面授業で実施します。 詳細については初回授業で説明しますので必ず参加してください。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前に配布された授業資料を確認し、関連する項目について高校世界史の教科書などに目を通しておくと、講義が理解しやすくなり、内容も楽しく聞くことができます。知識のネットワークを作るために事前知識を得ておくことは講義を楽しむコツになります。 講義のあとでは、講義内で取り上げた参考文献を読んでみることをおすすめします。講義で聴いた知識が事前知識となり、さらにあなたの知識のネットワークを広げることができるでしょう。 2単位の科目を修得するためには、事前・事後学修に総計4時間の授業外学修をするように文部科学省から指導されています。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
授業内課題(課題の内容についてはガイダンスで説明します)100% 原則として期末レポートや定期試験期間中に期末試験を課すことはありませんが、授業内でresponを用いた質問やGoogle Formsを使用した課題を提示します。履修者の数が想定より多かったり少なかったりした場合、評価方法を変更する場合がありますので、初回ガイダンスで必ず説明を聞いてください。 Google Formsを使用した課題については上記の通り、1.内容の理解を問う正誤問題と2.授業を受けて考察を深める論述問題(200字以上)を組み合わせて出題します。 論述問題は授業の内容を整理した上で自分の頭で考えて回答できると好成績につながるはずです。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
秋学期開講のドイツ語圏の歴史・現代社会D(現代史概論)は、本講義で扱ったあとの時代を扱っているという意味で関連しております。 秋学期開講のドイツ語圏の歴史・現代社会F(ハプスブルク史)は中欧の大国だったハプスブルク君主国に焦点をあてた形で授業が展開されます。  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
*この授業計画は予定です。実際の構成はガイダンスで説明します。 テキスト:講義内で資料を配布します。 参考文献:講義内容に関係する文献は適宜紹介しますが、事前知識のない方は高校の世界史教科書を参照するといいでしょう。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                ドイツ語圏の歴史・現代社会に関する概論的な知識、分野特有の思考・研究方法の基礎を修得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
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                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【24カリ】---------- △:言語スキルと異文化理解 △:ドイツ語運用能力 ○:リベラルアーツコースに関する専門知識 △:プロジェクトコースに関する専門知識 △:専門演習  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 授業ガイダンス *受講生は原則参加必須 | 
                ・授業形式の説明 ・歴史学とは何か? ・時代区分 近世/近代について  | 
                初回から課題を提出してもらいますので、必ず参加してください。 | 
| 2 | 歴史学の誕生と発展 | ・ドイツの歴史家ランケの実証主義史学について ・フランスで起きた歴史学の刷新について  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 3 | オスマン帝国とハプスブルク君主国 | ・キリスト教国家とイスラーム教国家の関係史 ・複合国家/礫岩国家論  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 4 | 近世社会 | ・近世の社会がどのような社会であり、現代とどのように異なるのか | 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 5 | プロイセンとオーストリア | ・プロイセンの台頭とオーストリア継承戦争 ・女性君主について  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 6 | ハプスブルク君主国の近代化 | ・啓蒙改革と近代化 ・複合国家における中央集権化  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 7 | フランス革命と三月前期 | ・フランス革命がドイツ語圏に与えたインパクト ・ウィーン体制下のドイツ語圏  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 8 | 1848年革命(1) | ・産業革命と社会構造の変化 ・48年革命  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 9 | 1848年革命(2) | ・ウィーンの48年革命とその結果 | 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 10 | ドイツ帝国の成立 | ・ナショナリズム論 ・ドイツ帝国の成立史  | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 11 | オーストリア=ハンガリー帝国の成立 | ・オーストリア=ハンガリー帝国の成立過程 | 
                参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 12 | 第一次世界大戦までの道のり | ・第一次世界大戦の原因論 | 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 13 | 第一次世界大戦とその歴史的意味 | ・第一次世界大戦の歴史的意義 | 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  | 
              
| 14 | まとめ | ・講義全体のまとめと確認 | 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。 課題を作成し、提出する  |