![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/09/09 現在/As of 2025/09/09 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                テクスト研究(現代社会・歴史) b/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) b | 
|---|---|
| 
                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
                    11-3038 | 
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN | 
| 
                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                金4/Fri 4 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                佐々木 淳希 | 
| 
                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 佐々木 淳希 | ドイツ語学科/GERMAN | 
| 
授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
この授業ではドイツ語の専門書を読解することで、ドイツ語文献の読み方を学ぶとともに、近現代史や現代社会を論じるうえで必要な知識を習得するとともに、その知識を活用して論理的に議論する能力を身につける。 秋学期では、Anselm Doering-Manteuffel/ Lutz Raphael, "Nach dem Boom: Perspektiven auf die Zeitgeschichte seit 1970" (2012)を取り上げる。本書は、1970年代を「現代」への転換期と捉える研究の出発点となる重要な著作である。本書の読解を通じて、戦後の政治・社会秩序がどのようなもので、それらがいかに変化したか概観することで私たちが生きる現在の政治・社会秩序の輪郭を理解することを目指す。 なおこの授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)の示す「ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会など、多様な領域に関する横断的な知識を養い、全人的な教養を身に付ける」ことに資するものである。とりわけ、歴史・現代社会に関する様々な問題を考察・議論するうえで必要となる、基礎的な知識や視座を提供することを目指す。  | 
                    ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
原則、対面授業で行う。 テクストを配布し、その日本語訳や解釈を説明を求める。受講者は全員、事前に該当箇所の日本語訳を作成してくること。受講者には、グループワークで相互に訳や解釈の説明をしてもらうこともありえる。 テクストの配布や授業連絡は、manabaを用いて行うので必ず確認すること。 授業を踏まえて修正した日本語訳と内容の簡単な要約をmanabaを通じて提出すること(授業週の日曜日23:59まで)。この提出が成績に大きく関わります。 ※生成系AIやAI翻訳の使用は妨げませんが、そのアウトプットをそのまま利用することは避け、あくまでも自身の思考・スキルを深めるためのツールとして活用すること。訳文ができていても、文法項目の説明や解釈ができておらず、自身で考えた形跡が見られない場合は、評価しない。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「A」以上の学生と既修クラスの学生を主な対象とします。 (但し、未修クラスの学生で成績が「B」以下でも履修可)  | 
                    ||||||||||
| 
事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学習:テクストの日本語訳の作成、関連する歴史的知識の予習(3時間) 事後学習:授業中に訳読した箇所の復習と課題提出(1時間) テクストで扱う内容はドイツ現代史の知識とも密接に関わるので、テクスト理解のために、ドイツ史に関わる文献で知識を身につけておくことを推奨する。 事前事後学習で、4時間の自習が必要となります。  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      
毎週の課題提出(日本語訳・単語リスト):40%  ※授業直後の日曜日23:59までに提出 授業への参加および貢献度:20% 期末テスト(初見の新聞記事、辞書持ち込み可):40% 学術文献はテクストをただ逐語訳しただけではほぼ意味をなさない。文中に出てくる単語や人名を調べることはもちろんのこと、内容を理解するために自身で背景知識を補う必要がしばしば生じる。それらの予習・復習を行い、内容を適切に理解できているかどうか評価のポイントになる。 ※やむを得ない理由なく3回以上欠席した場合は、「不可」とする。 ※体調不良などの事情がある場合は、メール連絡のうえ、後日証明書(原本、コピー可)を紙媒体で提出すること。メール添付は認めない。 ※やむを得ない理由による欠席の場合、課題提出があれば評点に参入する。  | 
                    ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      本授業で読解する文献はドイツに限らず現代世界を理解するうえで重要な背景知識も提供してくれるため、歴史・現代社会に関する他の授業と連動して受講することで、DP・CPに定める横断的な知識をより深めることができる。 | ||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      
受講者数によって、授業の進め方や評価方法を変更する場合がありうるので、受講者は初回授業に必ず出席し、情報を確認すること。 | 
                    ||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会・歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | ||||||||||
| 
                  DPとの関連 /Relation to DP  | 
              【19カリ】---------- △:言語スキルと異文化理解 △:ドイツ語運用能力 △:英語運用能力 △:言語・文学・思想研究に関する専門知識 △:芸術・文化研究に関する専門知識 ○:現代社会・歴史に関する専門知識 △:専門演習  | 
            
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション、イントロダクション | 授業概要の説明とテクスト紹介  | 
                事前:シラバスの内容確認およびテーマに関連する文献を調べ読む(4時間) | 
| 2 | テクスト購読(Gegenkräfte und Alternativen①) | Kap.1, S. 48-50 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 3 | テクスト購読(Gegenkräfte und Alternativen②) | Kap.1, S. 50-52 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 4 | テクスト購読(Zur Krise der Arbeitsgesellschaft①) | Kap.1, S. 52-54 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 5 | テクスト購読(Zur Krise der Arbeitsgesellschaft②) | Kap.1, S. 54-56 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 6 | テクスト購読(Zur Krise der Arbeitsgesellschaft③) | Kap.1, S. 56-58 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 7 | テクスト購読(Zur Krise der Arbeitsgesellschaft④) | Kap.1, S. 58-60 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 8 | テクスト購読(Eigendynamik des Wohlstands) | Kap.1, S. 60-63 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 9 | テクスト購読(Vom Staat zum Markt①) | Kap.1, S. 63-65 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 10 | テクスト購読(Vom Staat zum Markt②) | Kap.1, S. 65-67 | 事前:該当箇所の訳出および内容の考察(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 11 | テクスト購読(Vom Staat zum Markt③) | Kap.1, S. 68-70 | 事前:該当箇所の訳出および発表の準備(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 12 | テクスト購読(Mensch und Mikrochip①) | Kap.1, S. 71-72 | 事前:該当箇所の訳出および発表の準備(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 13 | テクスト購読(Mensch und Mikrochip②) | Kap.1, S. 73-74 | 事前:該当箇所の訳出および発表の準備(3時間) 事後:訳文の修正と提出(1時間)  | 
              
| 14 | 全体のまとめ | 秋学期に読解したテクストの復習と内容理解の確認 | 事前:これまでに訳読した箇所の復習(4時間) |