基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	民法特殊講義Ⅱ(M)／CIVIL LAW II
開講所属 ／Course Offered by	大学院／
ターム・学期 ／Term・Semester	2024年度／2024 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	木2／Thu 2
開講区分 ／semester offered	通年／Yearlong
単位数 ／Credits	4.0
主担当教員 ／Main Instructor	藤田　貴宏
科目区分 ／Course Group	大学院科目　講義科目
遠隔授業科目 ／Online Course	－

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
藤田　貴宏	法律学科／LAW

授業の目的・内容 ／Course Objectives	この授業では、法学研究科の学位授与方針（DP）および教育課程の編成・実施方針（CP）に従い、法律学の専門的知識やグローバルな思考力を身に付けるため、日本法の中核分野の一つである民法の専門知識を修得し、民法に関わる様々な事象について学術的な見解を提示できるようになることを目指す。具体的には、担保法に関わる裁判例を素材に、実体法及び手続法上の様々な論点について領域横断的な視点から考察する高度な研究能力を修得する。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	・この授業は対面の講義形式で実施する。 ・講義及びその内容をふまえて作成されたレポートにつき、特にその理解が不十分であると思われる箇所を中心に、指導教員から、学術論文等の必要な資料等が提示され、これに基づき補足説明等が行われる。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前学修：次回講義項目に関連する文献や裁判例の調査（2時間程度）。 事後学修：講義の内容をふまえたレポート作成（2時間程度）。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other 特定のテキストは用いない。
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 担保物権法　第4版 著者 ／Author name 道垣内弘人 出版社/URL ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN 978-4641137769 その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 担保物権法 著者 ／Author name 松岡久和 出版社/URL ／Publisher 日本評論社 ISBN ／ISBN 978-4535521858 その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	講義での質疑応答（50％）、レポート（50％）。
備考 ／Notes
関連科目 ／Related Subjects
到達目標 ／Learning Goal	民法の分野における特定の課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等に基づく講義を通じて専門的な学識を獲得し、それを学術的な議論や論文執筆の場で活用できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	ガイダンス	授業の進め方や概要について説明する。	授業前、シラバスを参照し、授業内容の概要を把握する（2時間）。授業後、年間の学修計画を立てる（2時間）。
2	抵当権（１）抵当権の効力	抵当権の効力及ぶ目的物の範囲ついて理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
3	抵当権（２）物上代位	物上代位における差押えの意義について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
4	抵当権（３）収益執行	担保不動産収益執行について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
5	抵当権（４）共同抵当	共同抵当における債務者、物上保証人、第三取得者の関係を理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
6	抵当権（５）法定地上権	法定地上権の成立要件について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
7	抵当権（６）執行妨害	抵当権に基づく執行妨害排除について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
8	抵当権（７）任意売却	抵当不動産の任意売却の意義について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
9	抵当権（８）根抵当権と被担保債権	根抵当権と被担保債権の関係について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
10	抵当権（９）抵当権の消滅	代価弁済や抵当権消滅請求について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
11	抵当権（１０）抵当権と倒産手続	倒産手続における抵当権の効力について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
12	非典型担保（１）権利移転型担保	権利移転型担保の法的構成について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
13	非典型担保（２）譲渡担保の目的物	権利移転型担保の目的物の多様性について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
14	非典型担保（３）不動産譲渡担保	不動産譲渡担保の設定手続及び効力について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
15	非典型担保（４）個別動産の譲渡担保	動産譲渡担保の設定手続及び効力について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
16	非典型担保（５）集合動産の譲渡担保	集合動産譲渡担保の設定手続及び効力について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
17	非典型担保（６）債権の譲渡担保	金銭債権等の譲渡担保について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
18	非典型担保（７）所有権留保	所有権留保の法的性質について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
19	非典型担保（８）複合取引と所有権留保	第三者与信型取引における所有権留保の機能について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
20	非典型担保（９）仮登記担保	仮登記担保制度の成立過程と現状について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
21	非典型担保（１０）非典型担保と倒産手続	倒産手続において非典型担保が果たす役割を理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
22	法定担保物権（１）先取特権	動産先取特権を中心に先取特権の現代的意義を理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
23	法定担保物権（２）動産質	動産質制度の問題点について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
24	法定担保物権（３）不動産質・権利質	不動産質と権利質の問題点について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
25	法定担保物権（４）留置権	留置権の果たす現代的意義を理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
26	相殺・債権譲渡（１）担保としての相殺	相殺の担保的機能について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
27	相殺・債権譲渡（２）担保としての債権譲渡	債権回収手段としての債権譲渡の役割を理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。
28	相殺・債権譲渡（３）集合債権譲渡契約	集合債権譲渡の法的構成と機能について理解する。	授業前に、次回講義項目に関連する文献や裁判例を調査する（2時間）。授業後、指示された事例や論点についてレポートを作成する（２時間）。