シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/03/22 現在/As of 2024/03/22

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
コミュニケーション論研究(M)/STUDIES IN COMMUNICATION
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
佐々木 輝美
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐々木 輝美 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
本研究科のディプロマポリシー、およびカリキュラムポリシーで強調されている「言語運用能力」、「国際感覚」、「分析能力」の修得をふまえ、以下を目的とする。

目的:コミュニケーション論研究において、統計的な手法を用いて客観的な分析ができるようになる。

本授業では、統計的手法を中心に以下の研究方法論を学ぶことを目標とする。
1.量的な統計分析手法について学ぶ。
2.質的な分析手法について学ぶ。
3.統計的な手法を使用した模擬的調査を行う。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・あらかじめ配布された資料を読んできていることを前提に、その内容に関する議論や発表を行うという反転授業形式で進める。
・議論や発表へのコメントを行うことで、受講生へのフィードバックとする。
・対面授業を基本とする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
2時間程度をかけて資料の予習を行い、議論や発表に備えて資料の中から重要語を選び出し、内容を要約し、かつ内容に関連する身近な具体例を幾つか考えてくること。
授業後も同様に2時間程度をかけて、授業で学んだ重要語、内容の理解を定着させ、学んだ事に関連する身近な具体例を幾つか選び出し、それらについて口頭、及び文書で他者に分かりやすく説明出来るようにして、後日行われる個人発表会に備えること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
教育・心理統計と実験計画
著者
/Author name
田中敏・山際勇一郎 著
出版社
/Publisher
教育出版
ISBN
/ISBN
ISBN-10 ‏ : ‎ 4316329014
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
質的心理学
著者
/Author name
無藤隆他、編集
出版社
/Publisher
新曜社
ISBN
/ISBN
ISBN-10 ‏ : ‎ 478850913X
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
必要に応じて紹介する
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
以下のように評価を行う
・中間レポート(10点×6回=60点)を行い、翌週以降に模範解答を紹介することでフィードバックとし、次回のレポートに役立てる。
・最終レポート(40点)を行うことで授業全体を総括する。
なお、評価においては、授業で学んだ理論や手法を実際の場面に応用できることを重視する。
備考
/Notes
・その他の参考文献については随時授業内で紹介する。
・授業に関するお知らせや資料配布はPorTa IIを使って行うので、獨協メールおよびPorTa IIをチェックする習慣をつけるように。
関連科目
/Related Subjects
コミュニケーション論演習
到達目標
/Learning Goal
コミュニケーション論に関する文献を読み、高度な議論ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 春学期の授業概要の説明と方針について 授業概要と方針について説明する 30分位をかけて前期のシラバスに目を通す。授業後は、授業で説明した内容を復習し、学習した内容に関連する具体例を、日常生活の中で2時間位かけて探してみる。
2 研究方法論としての統計的手法について 正規曲線の特徴について理解する 前ページの詳細情報の「事前・事後学修の内容」を参照
3 離散変数について 連続変数との関連で離散変数の特徴について理解する 同上
4 離散変数型の仮説検証論文について 離散変数型の仮説検証論文について議論し、その応用方法について理解する 同上
5 離散変数型の模擬的な仮説検証研究計画案 離散変数を扱った仮説検証型の研究案について議論を行う 同上
6 【中間レポート1】離散変数型の模擬的な仮説検証研究計画を発表 前回の議論に基づき、離散変数型の模擬的な仮説検証研究計画を発表し、それに対するコメントを行う。 同上
7 連続変数について 離散変数との関連で連続変数の特徴について理解する 同上
8 連続変数型の仮説検証論文について①相関係数 相関係数を使った仮説検証論文について議論し、その応用方法について理解する 同上
9 連続変数型の模擬的な仮説検証研究計画案(相関係数) 相関係数を扱った仮説検証型の研究案について議論を行う 同上
10 【中間レポート2】連続変数型の模擬的な仮説検証研究計画を発表(相関係数) 前回の議論に基づき、相関係数を使った模擬的な仮説検証研究計画を発表し、それに対するコメントを行う。 同上
11 連続変数型の仮説検証論文について②t検定 t検定を使った仮説検証論文について議論し、その応用方法について理解する 同上
12 連続変数型の模擬的な仮説検証研究計画案(t検定) t検定を扱った仮説検証型の研究案について議論を行う 同上
13 【中間レポート3】連続変数型の模擬的な仮説検証研究計画を発表(t検定) 前回の議論に基づき、t検定を使った模擬的な仮説検証研究計画を発表し、それに対するコメントを行う。 同上
14 まとめ これまで学習した統計的手法についてのまとめを行う 同上
15 秋学期の授業概要の説明と方針について 授業概要と方針について説明する 30分位をかけて後期のシラバスに目を通す。授業後は、授業で説明した内容を復習し、学習した内容に関連する具体例を、日常生活の中で2時間位かけて探してみる。
16 調査票の作成方法 調査票の作成方法や注意点について学ぶ 前ページの詳細情報の「事前・事後学修の内容」を参照
17 模擬的な調査票の作成 模擬的な調査票の原案についての議論を行い改善を行う 同上
18 【中間レポート4】模擬的な調査票(完成版)の発表 前回の議論に基づいて模擬的な調査票を完成させ発表する 同上
19 模擬的な調査票の実施 調査対象につて精査し、模擬的な調査票を実施する 同上
20 質的研究方法とは 質的研究方法の基礎について学ぶ 同上
21 質的研究方法(KJ法)についての基本知識 KJ法の実施方法について学ぶ 同上
22 【中間レポート5】KJ法の実施と結果発表 KJ法を体験し、その利点や課題についてふりかえる 同上
23 質的研究方法(インタビュー)についての基本知識 インタビューの実施方法について学ぶ 同上
24 質的研究方法(インタビュー)の実践 インタビューの練習を行う 同上
25 【中間レポート6】インタビューの実施と結果発表 インタビューを体験し、その利点や課題についてふりかえる 同上
26 最終レポートに関連する模擬的な調査票のデータを検討 第19回の授業で実施した模擬的な調査のデータを持ち寄り、その分析方法について検討する 同上
27 【最終レポート】模擬的な調査結果の発表 模擬的な調査の結果を統計分析編と考察編に分けて発表する 同上
28 まとめ これまで学んだ量的変数と質的変数を使った研究方法を振り返り、これらの課題について検討する 同上

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