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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
民法Ⅴ(相続法)/CIVIL LAW V (SUCCESSION)
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤田 貴宏
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤田 貴宏 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
 この授業では、法学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)に従い、法律学の専門的知識やグローバルな思考力を身に付けるため、日本法の中核分野の一つである民法の専門知識を修得し、民法に関わる様々な事象について自らの見解を提示できるようになることを目指す。
 具体的には、相続が現代日本社会で果たしている役割、法定相続、遺言、遺産分割、遺留分といった相続に関わる諸制度の概要を理解することを目的として、民法第5編「相続」の各条文の解釈を、学説や裁判例も参照しつつ修得する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・この授業は対面の講義形式で実施する。
・課題や試験の解説は授業内で行う。
・「民法入門」、「民法」Ⅰ~Ⅳを履修済みの学生を対象とする。   
事前・事後学修の内容
/Before After Study
・事前学修として、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認すること(2時間程度)。
・事後学修として、授業内容の要点をノートにまとめ、授業で紹介された裁判例等について調べること(2時間程度)。 
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
特定のテキストは用いない。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
民法7 家族 (有斐閣ストゥディア)
著者
/Author name
山本敬三 他
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4641151154
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
家族法 第4版  (日評ベーシック・シリーズ)
著者
/Author name
青竹美佳 他
出版社/URL
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
978-4535807006
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
民法7 親族・相続 第7版
著者
/Author name
高橋朋子他
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4641222212
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
・授業内で行う試験(学期中に2回予定)の合計点で評価する。
・評価にあたっては、授業で扱った概念や制度に対する理解の有無を重視する。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
相続法の基本的論点、および、重要な判例、学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 相続人 民法相続編の概要、相続人の概念と範囲について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
2 相続欠格・廃除 相続欠格事由、推定相続人の廃除、相続人不在時の手続について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
3 相続分 法定相続分について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
4 特別受益者・寄与分 特別受益者の相続分、寄与分、特別寄与料について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
5 遺言の方式 遺言の様々な方式について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
6 遺言の効果 相続分の指定、特定財産承継遺言、遺言の執行、撤回について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
7 秋学期前半のまとめ 試験及び問題解説を通じて学期前半の授業内容を振り返る。 ノートや参考書等で学期前半の授業内容を復習し、試験に備える(2時間)。解説を踏まえて試験の自己採点を行い、理解の不十分な点をノートや参考書等で補う(2時間)。
8 遺贈 特定遺贈、包括遺贈、負担付遺贈について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
9 遺産の共有 遺産共有時の法律関係について理解する。
授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
10 遺産分割の手続 遺産分割の当事者や方式について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
11 遺産分割の効力、配偶者居住権 遺産分割の効力、配偶者居住権取得の要件と効果について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
12 相続の承認・放棄 消極財産の相続、単純承認、限定承認、相続放棄、財産分離について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
13 遺留分 遺留分権者、遺留分侵害額の算定や請求の効果について理解する。 授業前に、関連する民法の条文を参照し、参考書等で重要語句の意味を確認する(2時間)。授業後、ノートを整理し、授業で紹介した裁判例等について調べる(2時間)。
14 秋学期後半のまとめ 試験及び問題解説を通じて学期後半の授業内容を振り返る。 ノートや参考書等で学期後半の授業内容を復習し、試験に備える(2時間)。解説を踏まえて試験の自己採点を行い、理解の不十分な点をノートや参考書等で補う(2時間)。

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