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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
アメリカ経済論a(環経学科用)/AMERICAN ECONOMY(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月2/Mon 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
本田 浩邦
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
本田 浩邦 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
今年はアメリカ大統領選挙の年です。民主、共和どちらが勝ってもアメリカは前途多難です。講義ではアメリカ経済の長期的な発展過程をフォローしたいと思います。今日の経済の長期停滞やポピュリズム台頭の背景は、1930年代のニューディール期から今日までの展開を概観することなしには理解し得ません。できるだけやさしく説明しますので、じっくり聴いてください。学科専門科目の一つとして、学位授与基準にいう豊かな歴史観、専門性に基づく分析力を培うことを目的とします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
出席はとりません。基本的に対面授業で行います。注意事項は、授業中もしくはmanabaをつうじてアナウンスします。適宜、関連動画を指定しますので、それも視聴してください。各セクションごとに、manabaでレポートを書いていただきます。レポートは講義をパラフレーズするのではなく、よく考えて的確に自分の意見を書いてください。最後の週の事業時間内に試験を行う予定です。
各週のご質問、ご意見はmanabaからお寄せください。また、メールで質問していただければ、返信するかたちでフィードバックを行います。
hhonda@dokkyo.ac.jp
事前・事後学修の内容
/Before After Study
テキストの該当部分を事前によく読み、指定する関連動画がある場合はそれを視聴してください。



テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
長期停滞の資本主義:新しい福祉社会とベーシックインカム
著者
/Author name
本田浩邦
出版社
/Publisher
大月書店
ISBN
/ISBN
2019
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
アメリカの資本蓄積と社会保障
著者
/Author name
本田浩邦
出版社/URL
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
評価配分=レポート:30点、最終試験:70点
レポート、最終試験ともに、史実の記述、講義内容のパラフレーズではなく、主題について自分で考えたことを書いて下さい。

関連科目
/Related Subjects
アメリカ経済論b、現代社会Ⅰ(アメリカ現代史)、現代社会Ⅰ(アメリカの戦争)
備考
/Notes
最終試験の内容は、追って講義もしくはmanabaでアナウンスします。
到達目標
/Learning Goal
アメリカ経済に関する専門知識を習得し、現代アメリカ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに 講義内容、評価方法、注意事項
2 Section 1 資本主義はどういう段階にあるか(1)20世紀の経済成長から長期停滞へ 長期のデータを用いて、20世紀の経済成長から長期停滞への展開 テキスト第1章参照
3 Section 1 資本主義はどういう段階にあるか(2)長期停滞のもとでの企業支配の強化 長期停滞のもとでの社会構造の変化について テキスト第1章参照
4 Section 1 資本主義はどういう段階にあるか(3)経済の二重構造と賃金・社会保障 長期停滞のもとでの経済の二重構造の強化、および賃金・社会保障の変化 テキスト第1章参照
5 Section 2 大恐慌とニューディール(1)「繁栄」の20年代から大恐慌へ 大恐慌の発生とその波及過程 テキスト第3章参照
6 Section 2 大恐慌とニューディール(2)ニューディール政策の展開 ローズヴェルト政権でおこなわれたニューディール政策の展開とそれをめぐる論争 テキスト第3章参照
7 Section 2 大恐慌とニューディール(3)大恐慌の原因をめぐる論争
大恐慌の原因に関する学説、およびニューディールの意義をめぐる議論 テキスト第3章参照
8 Section 3 戦後アメリカの経済政策(1)ケインズの経済学 ケインズの経済学と政策体系およびそれに対する批判 関連動画参照
9 Section 3 戦後アメリカの経済政策(2)マネタリストとサプライサイダー 現在の新古典派経済学の政策的骨格 関連動画参照
10 Section 3 戦後アメリカの経済政策(3)経済学のオルタナティブ 既存の経済学に対する代替的経済学、経済政策のあり方、可能性 関連動画参照、テキスト第2章参照
11 Section 4 新自由主義とその帰結
(1)レーガノミクスから金融危機へ
新自由主義の基本的な考え方 関連動画参照、テキスト第1章参照
12 Section 4 新自由主義とその帰結
(2)金融危機後の経済政策
金融危機後の財政・金融政策と現在のインフレーション 関連動画参照、テキスト第1章参照
13 Section 4 新自由主義とその帰結
(3)2024年大統領選挙の争点
民主、共和どちらが勝っても前途多難 関連動画参照、テキスト第1章参照
14 まとめ、質疑 授業中試験

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