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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                国際金融論b/INTERNATIONAL FINANCE(B) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS | 
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                  ターム・学期 /Term・Semester  | 
                2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火1/Tue 1 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                徳永 潤二 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 徳永 潤二 | 経済学科/ECONOMICS | 
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授業の目的・内容                         /Course Objectives  | 
                      
本講義の目的・内容 春学期の国際金融論aに続いて、国際金融の歴史・現状を学ぶことで、国際金融システムの将来を考えるという姿勢と能力を付けていくことを目的とします。 なお、現実の国際金融情勢については、随時、講義の中で取り上げます。 本講義で修得されうる能力: 国際金融の歴史・現状を学ぶことで、国際金融システムの望ましいを将来像を提案する能力を身に付ける。 本講義の方針: 国際金融の歴史・現状として、19世紀後半から20世紀初頭の英ポンド体制、戦間期の複数通貨体制、第2次大戦後のブレトンウッズ体制、変動相場制下のドル本位制、各国・各地域における動向(欧州、日本、中国) ついて学んでいく。この上で、最後に国際金融システムの望ましいを将来像を考えていく。  | 
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授業の形式・方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
講義ではパワーポイントを用いますので、私の説明も含めてノートをしっかりととって下さい。 ミクロ・マクロ経済学の基礎知識(経済学部1年生レベル)と国際金融論a(春学期)の授業内容を前提に授業を進めていきます。この点に留意して履修を決めることをお勧めします。 1回目の講義において、授業運営方式やリアクションペーパーについて詳しく説明しますので、必ず受講してください。 テキストは使用しません。講義ではパワーポイントを用います。manabaを通して、資料や参考文献は適宜紹介します。 当講義は対面授業で行います。変更がある場合はmanabaを通して受講生に周知しますので、日頃より必ずチェックしてください。 なお受講生数の規模に応じて、授業運営と評価方法の一部を変更する場合もありますので、受講者は1回目の授業に必ず参加してください。  | 
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事前・事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      毎回の授業終了後、講義を受けて作成した自分のノートの内容を整理・復習(3時間)を行って下さい。その後、新聞、雑誌、書籍、ウェブ等で国際金融をめぐる現実の動きに接するようにしてください(30分)。そうすることで講義への興味が大いに増します。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      原則、小テストの成績(40%)と学期末テストの成績(60%)で評価します。なお受講生数の規模に応じて、評価方法の一部を変更する場合もありますので、受講者は1回目の授業に必ず参加してください。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      春学期の国際金融論aをぜひ同時履修してください。金融論aと金融論bの同時受講も非常に望ましいです。 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      
授業運営の変更やお知らせについては、manabaでお知らせしますので、日頃よりチェックをしてください。 | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                国際金融に関する専門知識を習得し、国際的な貨幣の流れや国際通貨体制等について分析のうえ、解説できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前・事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクション | 秋学期の授業スケジュールについての説明。 | |
| 2 | ポンド体制 | 19世紀末から20世紀にかけてのパックス・ブリタニカの時代における国際金融システムについて学ぶ。 | |
| 3 | 再建国際金本位制 | 戦間期におけるポンド・ドル複数基軸通貨体制について学ぶ。 | |
| 4 | ブレトン・ウッズ体制の固定相場制 | 戦後のパックス・アメリカーナの時代における国際金融システムについて学ぶ。 | |
| 5 | 変動相場制への移行 | 1973年から現在まで続いている変動相場制について学ぶ。 | |
| 6 | ユーロ市場の発展 | 世界最大の国際金融市場であるロンドン(シティ)を中心とするユーロ市場について学ぶ。 | |
| 7 | ジャパンマネーの時代 | 1980年代後半における日本経済の対外的側面について学ぶ。 | |
| 8 | 影の銀行システムの発展 | 各国の金融監督・規制の枠外で発展している影の銀行システム(シャドウ・バンキング・システム)について学ぶ。 | |
| 9 | タックス・ヘイヴンの発展 | 金融監督・規制と税金の回避を特徴とするタックス・ヘイヴンについて学ぶ。 | |
| 10 | アメリカの住宅バブル | 影の銀行システムとタックスヘイヴンに焦点を当てながら、2000年代におけるアメリカの住宅バブルについて学ぶ。 | |
| 11 | 世界金融危機の発生 | 「100年に1回」と呼ばれた2007~09年にかけての世界金融危機について学ぶ。 | |
| 12 | ユーロ危機 | 欧州通貨統合の歴史と2011~13年にかけてのユーロ危機について学ぶ。 | |
| 13 | 中国人民元の台頭 | 世界金融危機後の中国人民元の国際化について学ぶ。 | |
| 14 | 国際金融システムの将来 | コロナ感染拡大に伴う2020年春の金融混乱、国際金融における新たなイノヴェーションの動き、そして今後20年間における国際金融システムの将来の可能性について考えていく。 |