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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
グローバル社会特殊講義/SPECIAL LECTURE ON INTERNATIONAL RELATIONS
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐野 康子
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐野 康子 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 数多くのアフリカ諸国が独立を果たした1960年代。そこから60年以上が経過し、アフリカを取り巻く国際環境には大きな変化がみられる。豊富な天然資源、人口増加、独裁政権の減少に伴う民主主義の定着など、「世界最後のフロンティア」としてサブ・サハラ・アフリカ(SSA)に注がれる視線はこれまでになく高い。しかしながら、複合的な要因による貧困から未だに脱却できていない国も多い。アフリカでは若者人口が増加し、起業家精神の推進、IC技術を経済政策に取り入れようとする国や地域もあり、アフリカの未来は総じて明るい。
 この授業では、アフリカ諸国の辿ってきた歴史を紐解き、政治経済的な解釈を加え、国際社会におけるアフリカの果たす役割を考察することを目的とする。この授業を通して、物理的にも心理的にも未だ遠いアフリカをより身近に感じてもらいたい。
 この授業は、英語学科の教育課程の編成・実施の方針(C P)や学位授与方針(D P)が示す「国際関係などを理解すための専門知識を身につけ、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを念頭におく。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 この授業は対面講義形式で行う。授業の録画や配信は行わない。
 可能な限りインタラクティブな授業とするため、受講生からの発言を求めることがある。理解向上のため、アフリカに関する新聞記事や映像資料を積極的に用いる予定である。また、毎回の授業冒頭の10分間を用いて、前週の授業の復習を行う。授業で用いる資料やスライドは、manabaのコース・ニュース欄に載せる。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 毎回の授業後に、授業で新しく学んだことやコメントを文章(400字以上)にしてManabaのレポート欄を用いて提出してもらう。授業内容に関する質問があれば、併せて記入すること。質問は翌週の授業の冒頭で答える。コメントとは別に、学期内に5回ランダムにレポートの提出を求める。毎回異なるテーマを扱うので、授業スライドを復習し、不明点がないかを確認した上で、課題を提出すること。また、授業で扱うスライドは授業開始前に予習した上で、授業に臨むこと。事前事後学習に2時間程度費やすこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは指定しないが、初回の授業で参考文献リストを提示する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 レポートの提出30%、学期末試験70%とする。
 授業の欠席はいかなる理由であれ、4回までとする。授業開始後20分以上の遅刻3回で欠席1回とみなす。4回以上の欠席は評価対象外とするので、気を付けること。授業に出席せずに、課題だけを提出する者は、授業に出席していないと見なすので、気を付けること。
関連科目
/Related Subjects
グローバル社会コースの他の必修・選択必修科目。
備考
/Notes
特になし。
到達目標
/Learning Goal
従来の科目では扱ってこなかったグローバル社会に関する特定の専門知識を習得し、そこにおける現状および課題等について分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 授業概要の説明(初回授業は対面式とzoomを用いたオンライン授業とする) 授業概要の説明
2 多様なアフリカ アフリカにおける民族的多様性について
3 つくられたアフリカ像 外部から語りについて
4 奴隷貿易の歴史 奴隷貿易の説明、奴隷貿易の影響について
5 植民地支配の歴史 アフリカにおける植民地支配の説明と影響について
6 国家建設について 独立後の国家建設について
7 冷戦とアフリカ 冷戦後がアフリカ諸国に及ぼした影響について
8 国際支援1:経済的条件付け 構造調整融資について
9 国際支援2:民主主義とグッド・ガバナンス 民主化支援について
10 国家の条件と国家の脆弱性について 国家基盤の脆弱性について
11 紛争と「資源の呪い」 紛争と天然資源の関係性について
12 気候変動とアフリカ アフリカ諸国が直面する環境問題について
13 世界の中のアフリカ アフリカ諸国が抱える課題・今後の展望について
14 学期末試験 学期末試験の実施

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