シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
基礎演習Ⅰ/FRESHMAN SEMINAR I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐々木 淳希
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐々木 淳希 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
<目的> 
この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)が示す、「多様な領域に関する横断的な知識を養い、全人的な教養を身に付ける」とともに、その知識を活用して「様々な社会的・文化的現象について適切に問題を設定し、それを論理的かつ独自の視点から説得的に論述・議論する能力を身に付ける」ことに資するものである。
1年次の「基礎演習 I」は、専門演習に進むための訓練をする場(Proseminar)として位置づけられる。発表、ディスカッション、グループワーク等を通じて、学習成果を自分の言葉で論理的に表現するプレゼンテーション能力、コミュニケーション・スキルやチームワーク能力を身に付けることを目的としている。春学期はノート・テイキングや文章精読を主に行い、秋学期において取り組むレポート作成につなげることを目指す。
<内容>
この目的を達成するため、基礎演習 Iではグループワークやペアワークを交えつつ、以下①~⑥について集中的に学ぶことになる。
①テキストを正確に理解する力(ノート・テイキング、文章精読)
②論理的に思考する力
③発表する力(プレゼンテーション)
④議論する力(ディスカッションやディベート)
⑤議論をまとめる力(プロトコル作成)
⑥調べる技術(文献調査や情報検索の技術)
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
対面授業を基本とする。授業は演習形式である。各種ワーク、発表、ディスカッションを主な内容とする。
特にグループワークなどで、受講生は主体的に授業に参加することが強く求められる。
初回授業前に、manabaの掲示および各教員からのメールを必ず読むこと。

「授業計画」に示された内容はあくまで一例であり、クラスによって大きく異なるが、具体的には以下のような内容の組み合わせになる。
①文献調査:図書館を活用し、文献調査や情報検索の技術を学ぶ。
②ノート・テイキング:教科書『アカデミック・スキルズ』を参考にして、ノートの取り方を学ぶ。
③文章精読:参考図書を利用し、テキストの音読・精読を行う。
④個人発表:初回に設定したテーマについて、1人10分以内で報告する。4〜5人が同じテーマで発表する。

※その他、学年全体に向けた必修のガイダンス、セミナー、講演会などは、この授業の時間中に行われる場合がある。
※図書館ガイダンスはクラスごとに別の週に行うので、授業日程にはずれが生じることになる。担当教員から示されるクラスごとの日程表を参照すること。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
①テキスト精読:各クラス教員によってテキストや参考文献の該当範囲が指定された場合、事前に精読しておくこと。
②事後課題:ノート・テイキング、文章精読の回については、授業中に示された課題、個人発表の回については、発表内容を聞いた上で自分なりの見解をまとめる課題に取り組むこと。
③発表準備:初回に割り当てられたテーマについて、図書館で新聞・雑誌等の記事を集め、特定の問題がどのように報道されているのか、自分がその問題についてどう考えるのかを、パワーポイントを使用した発表にまとめる。

①②③を合わせて、おおよそ毎週3時間程度の時間を要する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『アカデミック・スキルズ(第3版)  大学生のための知的技法入門』
著者
/Author name
佐藤望、湯川武、横山千晶、近藤明彦
出版社
/Publisher
慶應義塾大学出版会 2020年
ISBN
/ISBN
978-4766426564
その他(任意)
/other
「アカデミック・スキルズ」の授業と共通。必ず購入すること。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『新版 論理トレーニング』
著者
/Author name
野矢茂樹
出版社/URL
/Publisher
産業図書 2006年
ISBN
/ISBN
978-4782802113
その他(任意)
/other
購入不要
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『反論の技術 その意義と訓練方法』
著者
/Author name
香西秀信
出版社/URL
/Publisher
明治図書出版 1995年
ISBN
/ISBN
978-4181650087
その他(任意)
/other
購入不要
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』
著者
/Author name
西林克彦
出版社/URL
/Publisher
光文社新書 2005年
ISBN
/ISBN
978-4334033224
その他(任意)
/other
購入不要
評価方法
/Evaluation
授業への参加度(討論での発言等)20%、課題提出40%、個人発表40%で評価する。
正当な理由なく3回欠席した場合、単位の修得は認められない。
課題や個人発表においては、特に指示しない限り、生成系AIの使用を禁止する。
生成系AIの使用、Webサイト等からの典拠を示さない引き写しなどが確認された場合、当該課題の点数は0点となるので注意すること。
関連科目
/Related Subjects
基礎演習II
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
大学における研究の基礎となる文献の読解や内容要約を行い、自分の考えを口頭で発表し、グループ内で討論できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション シラバスに基づいて授業の進め方の説明を行う。
メール、レポートなど提出物の書き方、発表の仕方の基礎を学ぶ。
個人発表のグループ分け、各回のテーマを決める。
事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
2 図書館ガイダンス 図書館の利用方法、文献検索について学ぶ(動画視聴)。
(時間があれば)実際に図書館へ行ってグループワーク。個人発表の課題に活用できる文献を探す(2点以上)。
事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
3 ノート・テイキング①
文章精読①
前半:テキストを参考にノートの取り方を学ぶ。同日3限の「リベラル・アーツ」の授業で、ノートを取ることを課題とする。
後半:参考図書『わかったつもり』を利用し、共通の問題を解く。
事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
4 ノート・テイキング②
文章精読②
前半:課題として提出されたノートについて、全体で講評を行う。
後半:参考図書『論理トレーニング』を利用し、共通の問題を解く。
事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
5 文章精読③ 参考図書『論理トレーニング』を利用し、与えられたテキストを口頭で要約しつつ、それに対して反論を試みる練習を行う。 事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
6 文章精読④ 参考図書『反論の技術』を利用し、テキストの音読・精読を行い、共通の問題を解く。 事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
7 文章精読⑤ 参考図書『反論の技術』を利用し、与えられたテキストを口頭で要約しつつ、それに対して反論を試みる練習を行う。 事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
8 留学セミナー
【全クラス4-401に集合】
留学制度についての説明を受けた後、長期・短期留学経験者の発表を聴く。 事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
9 OB・OG講演会②
【全クラス4-401に集合】(変更の可能性あり)
学生時代の過ごし方、キャリア形成などに関する OB・OGの講演を聴く。 事前・事後学修:授業中に示される課題に取り組む。個人発表の準備を進める。
10 個人発表① 初回に設定したテーマについて、4〜5人が発表する。
参加者はそれぞれの発表に対して評価シートをつける。
事前・事後学修:発表を聞いた上で自分なりの見解をまとめる。個人発表の準備を進める。
11 個人発表② 初回に設定したテーマについて、4〜5人が発表する。
参加者はそれぞれの発表に対して評価シートをつける。
事前・事後学修:発表を聞いた上で自分なりの見解をまとめる。個人発表の準備を進める。
12 個人発表③ 初回に設定したテーマについて、4〜5人が発表する。
参加者はそれぞれの発表に対して評価シートをつける。
事前・事後学修:発表を聞いた上で自分なりの見解をまとめる。個人発表の準備を進める。
13 個人発表④ 初回に設定したテーマについて、4〜5人が発表する。
参加者はそれぞれの発表に対して評価シートをつける。
事前・事後学修:発表を聞いた上で自分なりの見解をまとめる。個人発表の準備を進める。
14 ビブリオバトル
まとめ
クラス全員でビブリオバトルを行う。参加者はフォームを活用して採点も行う。
学期全体の振り返りを行う。
事前・事後学修:ビブリオバトルの準備。授業中に示される課題に取り組む。

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