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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
言語学特殊研究/STUDIES IN GENERAL LINGUISTICS
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
安井 美代子
科目区分
/Course Group
大学院科目 共通科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
安井 美代子 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「語学分野において、適切な問題設定を行い、必要な先行研究の成果やデータを収集・分析できる能力」、とりわけ生成文法理論の重要な概念、分析手法について理解できるようになることを目標とする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
主に対面の講義形式で授業を行うが、テキストの一部を履修者にレポートしてもらう。読み進めた部分に関連する言語データの課題を出す。フィードバックはManabaのレポート機能及び対面授業で行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前に課されたテキストの該当部分を精読をする(2時間)。事後に読み進めた部分に関する課題に取り組む(2時間)。

テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Core syntax: a minimalist approach
著者
/Author name
David Adger (2003)
出版社
/Publisher
Oxford University Press
ISBN
/ISBN
978-0-19-9243709
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
論文のレポーター(30%)と学期末のレポート(70%)による。
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
言語学の特定の領域における知識を修得できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 春学期
Core concepts
極小性理論における重要な概念を概括する
2 Major category features 極小性理論における品詞分類について理解する
3 Minor category features V, A, N, P以外の品詞の扱いについて理解する
4 Constituents 構成素という概念について理解する
5 theta-roles 文における意味役割の付与について理解する
6 First and second merge 文の派生の仕組みについて理解する
7 C-command 統語現象の説明に必須のc-commandの概念を理解する
8 Ditransitives 極小性理論における二重目的語構文などの扱いについて理解する
9 Tense Phrases 節の構造について概括する
10 Head movement 節における時制の振る舞いについて理解する
11 Subject movement 主語の移動現象について理解する
12 Case and EPP 格付与と時制節の主語位置に関する制約について理解する
13 Unaccusative subject 非対格自動詞の表層主語の分析について理解する
14 春学期のまとめ 春学期の講義内容からいくつかの構文・原理を選び、履修者が代案を提示する
15 秋学期
Determiner Phrases
Dを主要部とする名詞句の分析を理解する
16 Theta-marking in DP DP内の意味役割付与について理解する
17 Complementizer Phrases 補文標識が主要部となる構造について理解する
18 Finite and nonfinite TPs 定形節と非定形節の違いを理解する
19 Control 非定形節の主語の指示対象について理解する
20 Wh-movement in general wh-句移動について概括する
21 Subject wh-questions 主語のwh-句移動に関する対立する分析を比較検討する
22 Wh-in situ wh-句が明示的に移動しない言語の取り扱いについて理解する
23 Floating quantifiers 数量詞遊離の特徴について理解する
24 Successive inversion phenomena 倒置と移動の局所性について理解する
25 Wh-islands wh-句が先頭に移動した節からの抜き出しに関する制約について理解する
26 DP and subject islands 名詞句や主語からの抜き出しに関する制約について理解する
27 Adjunct islands 副詞節からの抜き出しに関する制約について理解する
28 秋学期のまとめ 秋学期の講義内容からいくつかの構文・原理を選び、履修者が代案を提示する

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