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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(アメリカの戦争)/MODERN SOCIETY1
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
本田 浩邦

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
本田 浩邦 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
第二次世界大戦後、アメリカはほぼ切れ目なく世界のどこかで戦争や軍事介入を行ってきた。現在でもシリア、イエメン、アフリカ諸国でアメリカが関与する軍事紛争はあとをたたない。一連の経緯は複雑でその脈絡を読み解くことは容易ではない。しかし個々の戦争政策の背景には多かれ少なかれアメリカの軍需産業の政治的影響力と軍部・情報機関の思惑があると考えられる。本講義では、今日の世界紛争の具体的経緯を考察し、そこでのアメリカの役割を明らかにする。講義をつうじて軍事問題を視野に入れた国際関係の理解を深めたい。学位授与基準にいう豊かな歴史観、専門性に基づく分析力を培うことを目的としする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
YouTube動画を視聴してレポートを提出するという形式で行います。manabaを通じて課題を提示しますので、そちらを注意してご確認ください。
新型コロナ感染症が収束した場合には、対面授業に切り替える場合もありますので、その際にも、manabaでアナウンスを行います。
メールで質問をいただき、それに返信するかたちでフィードバックを行います。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
テキストの該当部分と講義レジュメを視聴してください。各レポートは字数が少ないので、動画全体を視聴したうえで、よく考えて的確なコメントをしてください。各Sectionごとのレポート(400字、4回)および最終レポート(800字)、合計5本のレポートを課します。
細かな史実はもちろん大事ですが、歴史を大局的に捉えることに留意して下さい。
視聴を踏まえ、目安として各週2時間程度の独自調査をお願いします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは指定しません。関連文献を授業中に適宜紹介します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『アメリカ 暴力の世紀――第二次大戦以降の戦争とテロ』
著者
/Author name
ジョン・ダワー
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
2017
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『CIA秘録 上・下』
著者
/Author name
ティム・ワイナー
出版社/URL
/Publisher
文春文庫
ISBN
/ISBN
2011
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
各Sectionごとのレポート(4本、60%)、期末レポート(40 %)
史実の記述のみではなく、それにもとづいて自分で考えたことを書いて下さい。
レポート提出の日程はHPに掲示してあります。
関連科目
/Related Subjects
春学期「現代社会1(アメリカ現代史)」
「アメリカ経済論ab」
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに 講義内容、注意事項、評価 manabaでURLをアナウンスします。
2 Section 1 独立戦争と南北戦争 独立から19世紀までのアメリカの発展過程 スライドを読んで準備、復習してください。
3 Section 1 米西戦争/ 第一次世界大戦/ 第二次世界大戦 アメリカの対外的膨張の過程
スライドを読んで準備、復習してください。
4 Section 2 冷戦下のアメリカ――1950年代(1)朝鮮戦争/ 南北分断の固定化 朝鮮戦争に至る経緯 スライドを読んで準備、復習してください。
5 Section 2 冷戦下のアメリカ――1950年代(2)朝鮮戦争/戦争の終結と帰結 戦争の展開とその結末、アメリカや日本への影響 スライドを読んで準備、復習してください。
6 Section 2 冷戦下のアメリカ――1950年代(3) グアテマラ PB Success作戦と呼ばれたCIAのクーデタの内幕 スライドを読んで準備、復習してください。
7 Section 2 冷戦下のアメリカ――1950年代(4)イラン モサデク政権に対するアメリカの介入と転覆の敬意、その後のイランの歴史 スライドを読んで準備、復習してください。
8 Section 3 「ペンタゴン・キャピタリズム」(1)ベトナム介入とジェノサイド アメリカのベトナム介入の経緯と北爆後の展開 スライドを読んで準備、復習してください。
9 Section 3 「ペンタゴン・キャピタリズム」(2)「名誉ある撤退」 ベトナム戦争の集結までとその影響 スライドを読んで準備、復習してください。
10 Section 3 「ペンタゴン・キャピタリズム」(3)チリの軍事クーデタ CIAの介入の典型的な事例とみられるクーデタのケース スライドを読んで準備、復習してください。
11 Section 3 「ペンタゴン・キャピタリズム」(4)ニカラグア 1980年代のニカラグア・サンジニスタ革命への干渉 スライドを読んで準備、復習してください。
12 Section 4 「テロとの闘い」と永続的戦争体制(1)湾岸戦争 湾岸戦争の経緯とアメリカ国内の政治環境の変化 スライドを読んで準備、復習してください。
13 Section 4 「テロとの闘い」と永続的戦争体制(2)イラク・アフガニスタン戦争 戦争の長期化とアメリカ国内への影響 スライドを読んで準備、復習してください。
14 まとめ 期末レポート manabaでアナウンスします。

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