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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
歴史と文化2(フランス映画と「他者」)/HISTORY AND CULTURE2(FRENCH CINEMA AND 'OTHERS')
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
森井 良

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
森井 良 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
本授業では、問題作といわれるフランス映画のいくつかを鑑賞し、そこに映し出された歴史・社会・人間の諸相に迫ってみたいと思います。ストーリーや台詞だけでなく、撮り方や細かな演出にも着目して、映画を「テクスト」として読みこみ、分析や解釈の成果を「レヴュー」としてアウトプットする練習をしてみましょう。副題として「他者」というキーワードを挙げてみました。それは時代やその時々の社会にとっての「他者」でもあるでしょうし、具体的には西欧やフランスや日本という文化圏にとっての「他者」、民族/宗教/ジェンダーを基盤にした共同体にとっての「他者」、もしかするとあなたにとっての「他者」かもしれないし、あなた自身もまた──向こう岸から見れば──「他者」であることはいうまでもありません。そういった「異邦なもの」としての「他者」が映画のなかでどのように描かれ、問題にされているかを検討することも本授業の目的の一つです。
授業の進め方とスケジュールを確認しますので、「オリエンテーション」の回は必ず出席してください。
※「ヤバい(=過激な)」表現に耐えられない人は受講を控えること。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
教員による前説のレクチャーの後、課題映画を各自で観てもらい、規定の条件に沿ったレヴューをmanaba経由で提出してもらいます。後説のレクチャーの冒頭でレヴューのいくつかを紹介し、それにレスポンスをつけることでフィードバックに代えます。授業は対面で実施しますが、課題映画については、教室での上映は一部にとどめ、基本的に各自で観てもらうことになります(Amazon primeやYoutubeの有料配信などで)。以上の条件を受け入れ可能な方のみ受講してください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
課題映画を鑑賞し、気づいた点や考えたことを書き留めておくこと(2時間程度)。レクチャーを踏まえて課題映画のレヴューを執筆・提出すること(1・5時間程度)。とにかく普段から映画を意識して観るようにしてください。その際、細部に注視して観ること。そして自分の頭で考えること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート70%、レヴュー30%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト:映像資料を使用します。プリントも適宜配布するつもりです。
参考文献:授業中に紹介します。
到達目標
/Learning Goal
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 授業の進め方とスケジュールについての確認
2 『あのこと』(監督:オードレ・ディヴァン)* 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
3 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
4 『最強のふたり』(監督:エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカッシュ) 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
5 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
6 『危険なプロット』(監督:フランソワ・オゾン) 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
7 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
8 『わたしはロランス』(監督:グザヴィエ・ドラン) 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
9 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
10 『トムボーイ』(監督:セリーヌ・シアマ) 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
11 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
12 『ピアニスト』(監督:ミヒャエル・ハネケ) 課題映画の鑑賞・分析・考察 レヴューの提出
13 レクチャー レヴューのフィードバック、映画をめぐる背景のレクチャー、シーンごとの分析
14 まとめ 講義で学んだ内容についてのまとめ

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