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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(社会保障論a)/MODERN SOCIETY1(STUDIES IN SOCIAL SECURITY (A))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
尾玉 剛士

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
尾玉 剛士 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 年金や医療などの社会保障制度のあり方は、人々の生活・企業の活動・政府の財政に対して大きな影響を与える。この授業では、社会保障とはなにか、なぜ必要とされてきたのかについて考えることから始め、続いて現在の日本の社会保障制度とそれが直面している課題について学ぶ。日本の置かれている状況の理解を深めるために、随時諸外国との比較を行う。
 とりあげる予定のテーマは「授業計画」の通り。学期末までに、今後の社会保障のあり方について、意見を形成・提示できるようになることを目指す。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【授業形式】
 対面授業。期末テストも対面形式。
 授業連絡、資料と課題の掲示はmanabaで行う。
 配布資料に沿った講義を行うが、一方通行の授業にならないよう毎回小テストに取り組んでもらい、ユニークな解答や質問などを紹介しながら授業を進めていく。

【フィードバック方法】
 毎回の提出課題(小テスト)に感想・質問を記入する欄を設け、翌週の授業の最初にリプライを行う。もちろん授業中・授業後に直接質問していただいても構わない。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 授業内容をよく復習し課題を作成すること。また、毎回配布資料のなかでキーポイントを整理するので、何が本質的な論点なのかよく復習して次回に備えること(以上、合計4時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
指定しない。毎回参考文献を紹介する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『はじめての社会保障』(第20版)(2023年)
著者
/Author name
椋野美智子、田中耕太郎
出版社/URL
/Publisher
有斐閣アルマ
ISBN
/ISBN
978-4641222151
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『どうする日本の福祉政策』(2020年)
著者
/Author name
埋橋孝文(編)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
978-4623089611
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(授業姿勢と毎回の提出課題で評価)50%、期末テスト(対面形式)50%。無断欠席は0点扱い。やむを得ない事情により欠席する場合、必ず事前に事情を説明して了解を得ること。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業目的・進め方・評価方法などの説明、各回の概要紹介、課題提出の練習。
2 社会保障とはなにか 社会保障とはなにか、なぜ誕生・発展したのかについて学ぶ。
3 日本の経済・社会の変容 1990年代以降の日本における経済・政府の財政・雇用・家族の動向について学ぶ。
4 年金制度の基本原理 年金制度を理解する上で重要かつ基本的なポイントについて学ぶ。
5 年金制度改革の選択肢 保険料負担の引き上げや給付水準の抑制などの年改革の選択肢について学ぶ。
6 年金制度の将来を考える 日本の年金制度のゆくえについて考える。
7 医療保険制度の基本原理 医療保険制度を理解する上で重要かつ基本的なポイントについて学ぶ。
8 医療制度の国際比較 ヨーロッパ、アメリカなど先進諸国の医療制度と比較することで、日本の医療制度に関する理解を深める。
9 日本の医療保険制度改革 医療費の抑制、医療の質向上、医療における平等の確保といった政策目標を実現するためにどのような改革が実施されてきたのかについて学ぶ。
10 介護保険制度 日本の介護保険制度が登場した背景、基本的な仕組み、制度改革の展開、現在の課題について学ぶ。
11 公的扶助(生活保護) 日本の生活保護制度の仕組みや受給者の実態について学ぶ。
12 子ども・子育て支援政策 日本の子ども・子育て支援政策の展開と課題について学ぶ。
13 障害者福祉 日本の障害者福祉の展開と課題について学ぶ。
14 まとめ 今学期の授業を振り返るとともに、今後の社会保障のあり方に関する各自の意見をまとめる。

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