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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会2(新聞を読む2)/MODERN SOCIETY2(READING NEWSPAPERS 2)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
半田 滋

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
半田 滋 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
新聞はさまざまな情報を提供してくれます。「1面トップ」という言葉があるように新聞にとっての「売り」はその日の第1面です。きょうの1面トップはなぜ、この記事なのでしょうか。あなたにとってこの記事は重要ですか。これらの点を掘り下げることにより、新聞の役割と必要な読み方がはっきり見えてきます。
東京新聞記者として37年のキャリアを持つ現役ジャーナリストが新聞の読み方と記事の書き方を指導します。
授業は日々の新聞が教科書です。新聞で取り上げられている事柄(前年秋学期は「安倍元首相の国葬問題」「ロシアのウクライナ侵攻」「ノーベル平和賞にウクライナ関連2団体・1個人」「中国共産党大会」「岸田首相が原発の新増設を表明」「北朝鮮のミサイル発射と日本の対応」など)がどのように取り上げられているのか、その記事から何がわかるのかを解説していきます。
これとは別に毎回、4~5人の方を指名し、次週に自身が選んだ社説について要約し、どのような感想を持ったか発表してもらいます。これを論評し、みなさんの意見も聞きます。
国際社会および日本が蓄積してきた「知」に基づき、現代社会の諸課題について、グローカルな視点を持って、主体的に考え、行動し、発信できる問題解決能力を身に付けることができます。
人文科学・社会科学系部門を中心に人間の知に関する総合的理解を深めていきます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
毎週のテーマについてはパワーポイント資料を作成し、manabaを通じて配布します。また社説の発表で指名された方は次の授業までに選んだ社説を読み込み、発表してください。最終講義までに全員が必ず発表します。他の方には発表を聞いて、意見を述べてもらいます。また見解が分かれるテーマなどについてのレポートの作成が3回あり、授業中に書いて、提出します。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
前の授業で次の授業で取り上げるテーマを発表します。ポータルサイトには次の授業で使うパワーポイント資料などを掲載します。新聞およびこうした資料をもとに授業に備えます。授業終了後は、授業であらたに配布した資料も含めて、全体を振り返り、学習したテーマへの理解を深めます。
授業の準備として新聞や課題を読み込み、理解するのに1時間、授業後は復習に1時間を必要とします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
新聞
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
毎日の新聞および各種週刊誌、月刊誌
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポートの発表60%、授業への参加度40%
毎回の授業を理解し、自分の考えを論述できるようにすることが重要です。レポートおよび毎授業の発表は、その達成度をみるためのものです。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
(授業計画の、ニュース項目はあくまで見込みあり、変更もある)

テキスト:新聞。朝日、毎日、読売、産経、東京の5紙から選び、最低1紙を講読する。
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス/授業の進め方を説明 授業の進め方を具体的に説明。新聞を教科書として使い、主要新聞の違いについて理解を深める。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
2 新聞を読んでみよう①/「関東大震災から100年」 今年は関東大震災の発生から100年です。その後、阪神・淡路大震災、東日本大震災が発生し、多くの犠牲者が出ました。わたしたちの備えは十分でしょうか。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
3 新聞を読んでみよう②/「臨時国会の焦点」 臨時国会が開催されます。憲法改正か、経済対策か、何がテーマになるのか勉強する。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
4 記事を読んでみよう③/「岸田文雄首相が就任して2年」 岸田文雄首相が就任後、どのような政策を進め、国民からどのように判断されたのか、検証する。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
5 記事を読んでみよう④/「米中の新冷戦とは」 米中の貿易摩擦がますがますます顕在化。安全保障面でも中国の戦力強化による米国の一人勝ちが脅かされる状態。米中大国の今を学習する。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
6 記事を読んでみよう⑤/「インボイス制度の導入開始」 インボイス制度の導入により納税する企業はどのように変わるのか、わたしたちの生活にえいきょうがあるのか検証します。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
7 記事を読んでみよう⑥/「第4次中東戦争から50年」 イスラエルとアラブ諸国が戦った第4次中東戦争。戦争に勝ったイスラエルが占領地を手放す結果になるなど現在の中東情勢を固める戦争のその後を振り返ります。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
8 記事を読んでみよう⑦/「アジア太平洋経済協力会議(APEC)開催」 米サンフランシスコで行われるAPECの成果、中身、その意義について勉強します。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
9 社説を読んでみよう①/配布する社説の論考を発表 この日程で最新の各社社説を比較し、その主張の中身、違いについて具体的に学習する。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
10 社説を読んでみよう②/「朝毎東と読産の違い」 主要新聞は政権をめぐる立ち位置が明らかに違う。どのように違うのか、またその立ち位置の違いが紙面にどのように反映されているのか、紙面を元に学習する。一質一が ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
11 社説を読んでみよう③/「憲法と新聞の現在」 安倍首相が憲法改正を主張している。新聞は現在の日本国憲法をどのように評価し、また首相の憲法改正をどう見ているのか具体的事例から検証する。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
12 社説を読んでみよう④/「年末の社説」 12月は毎年発生した事柄について検証する社説で多く掲載されます。読んで1年間を振り返ります。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
13 社説を読んでみよう⑤/「元旦の社説」 元旦の社説は各社とも名物論説委員が手がけます。その会社の力量たが問われる社説を比較します。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。
14 まとめ/授業の総評 授業の締めくくりにあたり、これまで勉強してきた新聞とは何かをあらためて考える機会とする。 ポータルサイトに資料を掲示します。事前に読み込み、授業に備え、授業後はあらたに配布した資料を含めて再度、読み込み、テーマへの理解を深めます。

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