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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
総合科学特殊研究(プログラミング論a)/SPECIAL TOPICS ON INTEGRATED ARTS AND SCIENCES: PROGRAMMING (a)
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月4/Mon 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
呉 浩東

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
呉 浩東 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 コンピュータで問題解決のプログラムを作成することを「プログラミング」と呼びます。本講義では、プログラムの経験のない初心者から、プログラミングの基礎、すなわちプログラムをどう作成するか、プログラミング言語はどのような構造を持つか、どのような手順で行うか、データをどのような形にして扱うかについて解説と実習によって明らかにすることを目的とします。履修者にプログラミングのノウハウや方法を身につけることに目指します。初めにコンピュータの構成要素やプログラミング言語について概説します。続いて、プログラミング言語の一つであるPythonを用いてプログラミングの設計手順や方法、プログラミング言語の構造、プログラムの仕組みなどについて学習します。いくつのプログラムの設計について講義および実習を行います。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は説明と演習を組み合わせる形態で展開します。授業は履修者の学習意欲を引き出すために、プログラム設計のために考える力を高め、主体性を大事にします。履修者はテキストおよび配布する講義内容を読解するとともに、授業内容を深めるための演習問題を完成させ、授業担当者は正解を提示しなから、履修者の理解度を向上させます。毎回演習を実施するので、無断欠席をしないこと。
 プログラミングは実際にプログラムを書くことを行わなければ身につけることができません。ほぼ毎回の授業で授業中の課題と宿題(主に実施の容易な予習課題)を課します。また、これとは別に1回のプログラミング課題も課すことにします。教科書の予習復習と併せて2単位の演習科目で想定している授業時間外学習(2時間)に取り組むことを求めるので、授業時間外学習の時間を確保して履修することが不可欠です。
 授業の形態の主に対面授業です。授業では PC 教室を使用します。感染防止策を取った上、対面授業を基本とします。ただし新型コロナウイルス感染状況などなどにより、授業形式を変更する可能性があります。対面授業/オンライン授業の予定は授業の初回までにPorTaⅡにて通知します。
 「実践」に位置付けられる授業であり、主体的な授業参加が求められます。
 授業資料はPDFで配布します。授業はPowerPointを用いて提示しながらしながら行います。授業連絡と授業資料、課題の提出にはPorTaⅡを使用します。
 正当な理由があって欠席した場合、授業資料を自習し、課題を完成し提出してください。

事前・事後学修の内容
/Before After Study
指定した内容を事前に予習し、毎回出される課題を指定期日まで提出します。

(毎回の授業前に行うべき予習)
教科書と配布した資料を読みできるだけ理解すること。 

(毎回の授業終了後に行うべき復習)
作ったプログラムを教室や自宅等で実行してみることが望ましいです。

(その他)
プログラミングできるようになるには、授業以外でもプログラムを作成することが重要です。帰宅してからでもプログラムが作成できるような環境を用意し、自分で作ったプログラムを実行することが理解への近道です。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
独習Python
著者
/Author name
山田祥寛
出版社
/Publisher
翔泳社
ISBN
/ISBN
978-4-7981-6364-2
その他(任意)
/other
担当者によるテキストを配布する。
授業の最初に説明する。担当者によるテキストを配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
みんなの Python 第4版, 柴田 淳, (SB Creative), ISBN: ISBN:978-4-79738946
著者
/Author name
柴田 淳
出版社/URL
/Publisher
SB Creative
ISBN
/ISBN
978-4-79738946
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
Pythonプログラミング逆引き大全 400の極意
著者
/Author name
金城俊哉
出版社/URL
/Publisher
秀和システム
ISBN
/ISBN
978-4798063669
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
Python教科書
著者
/Author name
田中 成典, 鳴尾 丈司 他
出版社/URL
/Publisher
工学社
ISBN
/ISBN
978-4777521876
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
最終レポート50%、課題完成度30%および授業への参加度20%を併せて評価します。
関連科目
/Related Subjects
本科目履修後に、プログラミング論b、人工知能入門、人工知能応用を履修することが望ましいです。
備考
/Notes
出した課題の解答は、授業内で説明します。また、個別の質問にも応じます。メール(kgo@dokkyo.ac.jp)へ連絡もしくはZoomにて直接面談をします。

到達目標
/Learning Goal
「総合科学研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって人文・社会・自然科学を総合的に研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 授業のガイダンスとプログラミングの基本知識 コンピュータの仕組み、プログラムの基礎構造(順次、条件分岐、繰り返し) 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
2 Pythonの演算子 Pythonの演算子(算術演算子、代入演算子、比較演算子、論理演算子、ビット演算子)の使い方、演算子の優先順位と結合則、理解度のチェック
事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
3 Pythonのデータ型 Pythonの変数と使い方、Pythonの様々のデータ型と使い方に関する理解度をチェックする 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
4 条件分岐あるプログラミングの演習 Pythonの条件分岐と使い方を演習する
事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
5 繰り返しあるプログラムの作成 Pythonの繰り返し処理、ループの制御、繰り返し文に関する演習を行う 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
6 テキスト操作と正規表現入門 文字列の操作に関するプログラミング演習、文字列の規則から情報を抽出する 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
7 Pythonの標準ライブラリ Pythonの標準ライブラリの基礎と活用 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
8 GUIアプリを作る WindowsのようなCUIアイコンを作成 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
9 データ加工と形態素解析
ファイル操作、各種データの処理、日本語の基礎要素の分析

事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
10 Pythonによるインターネットへのアクセス方法入門 Webデータの取得、Web APIの利用方法、Webスクレイピング

事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
11 Pythonの関数 ユーザー定義関数の基本、変数の有効範囲、引数の様々な記法、関数を呼び出す方法の理解度のチェック
事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
12 オブジェクト指向とは オブジェクト指向の考え方、クラスの定義、カプセル化、継承の仕組みについて解説する 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
13 総合演習 実用プログラムの試作 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。
14 授業のまとめと理解度のチェック Pythonの活用方法と要点整理、小テストの実施 事前に授業内容を予習し、事後は復習するうえ、演習課題を完成する。

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