|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | まちづくり特論/CITY PLANNING | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 土3/Sat 3 | 
| 開講区分 /semester offered | 春学期/Spring | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 荏原 美恵 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
|---|---|
| 荏原 美恵 | 総合政策学科/POLICY STUDIES | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | この授業は,法学部の学位授与方針(DP)および教育課程編成・実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身につける」ことに資するため、政治学的アプローチの視点から、もっとも身近な分野の一つでもある「まちづくり」に関する専門知識を修得し、様々な個別事象について自らの見解と独自のアイデアを掲示できることを目指すものである。 地域の「まちづくり」について、公共事業などのハード面から、対人サービスや担い手育成などのソフト面まで幅広く捉えていく。とりわけ、受講生自身が「自分事」として、これらの取組について深く考察していくことを目的としている。 具体的には、「まちづくり」の現状と課題、その解決策について自ら考え提案する力を養うとともに、グループワーク等を通じ多様な意見を認識した上で合意形成を行うプロセスを、あらゆるツ―ルを使って体感し、楽しみながら理解を深めていく。 また、授業の中では「まちづくり」に携わるユニークな専門家(民間コンサル、NPO、国家・地方公務員等)をゲストスピーカーとしてお呼びし、最新の事例紹介、ディスカッション及びミニワークを行う予定である。後半では、住民やコミュニティにもフォーカスをあて、今後のあり方について触れる。最後に受講者全員がプレゼンテーションを行う予定である。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 原則「対面授業」とするが、一部遠隔授業の併用を予定しているため、対面授業の回と遠隔授業の回がある。授業の形式・方法についての詳細は第1回講義で説明を行う。 ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等のインタラクティブな授業の比重が大きい。自分の考えを積極的に発言するとともに、相手の意見を尊重すること。また、時間内にまとめ、発表するトレーニングを行うので、意識して取り組んでほしい。 ①授業形態:メインは対面、遠隔の場合はオンデマンド配信及びリアルタイム配信 ※講義回によって異なる ②授業参加に必要なツールやソフト:You Tube,Zoom,manaba ③出席確認:manaba(予定) ④資料配布、レポート課題の提示・提出 : manaba ⑤課題等に対するフィードバック:次の講義で直接コメント及び解説を行う | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | テキストの指定された箇所や授業時に提示する参考資料を事前に精読しておくこと。 事後学修として、講義中に提示する課題について提出すること。 自分の意見をアウトプットする時間が多いことから、日頃から自分の住む街のこと、まちづくりに関するニュース等のアンテナを高くしていることが望ましい。(事前学習1時間、事後学修3時間を目安とする。) | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | レポート試験40%:学期末に実施、2000字程度、評価のポイントは今までの授業でインプットし理解を深めた上で、「まちづくり」に関する自身の考察・思いを表現出来ているか、課題解決力があるかを中心とする。 授業参加の積極性40%:ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等のインタラクティブな授業がメインであることこから、評価ポイントは、柔軟な思考力や創造力があるか、独自性を発揮できるか、積極的発言だけでなく、合意形成に導く協調力があるか等を中心とする。 プレゼンテーション20%:最終回に行うプレゼンテーションについて内容、質疑対応、パフォーマンス、学生同士の相互評価について を総合的に評価する。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | リアルタイムで起きている地域の問題ををとらえ、チームで課題解決に向けて取り組むことができる「政策過程論」と併せて受講することが、バランス感覚を養う上でも望ましい。 | ||||||||||
| 備考 /Notes | ゲストスピーカーの日程調整等により、日程と内容が変更になる場合もあるので留意すること。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | まちづくりにおける問題点とその解決策を戦略的、すなわち長期的-歴史的観点から正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | ガイダンス(「まちづくり」とは何か) | 授業全体について、「まちづくり」とは何かについて説明を行う。 | |
| 2 | 都市とまちづくり①(まちづくり演習) | 「まちづくり」についてミニグループワークを行うことでブレーンストーミング等の課題解決手法を理解する。 | |
| 3 | 都市とまちづくり②(都市計画の歴史) | 都市計画による「まちづくり」の歴史の変遷、今後について理解する。 | |
| 4 | 都市とまちづくり③(事例研究) | 住民参加の「まちづくり」の事例を通して、課題とその意義について理解する。 | |
| 5 | まちづくりと公共事業(公共事業の意義) | 公共事業の歴史や意義、今後の方向性について理解する。またミニワークショップで合意形成の実践を行う。 | ワークのため資料収集等の事前準備が必要 | 
| 6 | 都市自治体と空き家問題 | 都市自治体でも深刻な問題となりつつある空き家問題の実際と新たな活用について理解する。 | |
| 7 | 農業のある「まちづくり」の未来 | 農業振興における現状と課題、農業のあるまちづくりの未来について理解する。 | |
| 8 | 地域振興について考える①(地域振興の意義と課題) | 人口減少下における地域振興の課題とその分析を行う。 | |
| 9 | 地域振興について考える②(事例研究と演習) | 地域振興の解決策の事例を紹介するとともに、解決手法について体感し、考察を深める。 | |
| 10 | 地域振興について考える③(事例研究と演習) | 今までのの講義や自習から得た知識を生かして、地域振興の課題とその解決策についてワークを行う。 | ワークのため資料収集等の事前準備が必要 | 
| 11 | 福祉のまちづくり | 福祉に関する課題について社会全体、まちぐるみで考える。 | |
| 12 | 多文化共生とまちづくり | 地域における多文化共生の現状と課題について理解するとともにワークを通して課題に対する解決策を考察する。 | ワークのため資料収集等の事前準備が必要 | 
| 13 | コミュニティとまちづくり | コミュニティ力で活性化する新たな方策について事例を通して理解する。 | |
| 14 | まちづくりの「今」「これから」、あなたの考える「まちづくり」 | あなたの考える「まちづくり」について、プレゼンテーションを全員参加型で行う。 | 各自プレゼンの事前準備が必要 |