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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際関係法特講(国際経済法)/INTERNATIONAL RELATIONS LAW,SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金1/Fri 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
宗田 貴行

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宗田 貴行 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 本講義は、国際経済法の中核を占めると謂われているGATT/WTOだけではなく、近年重要性を増しているEPA/FTAおよび国境を越えた各国独占禁止法違反に関する公的執行及び被害者の救済制度の基本的知識の習得を目的とする。
 この目的の達成のため、本講義においては、図、表、グラフ等を用いて、極めて基本的な事柄から、わかりやすく解説を行う。
 この分野は、事例の検討が不可欠であるので、ケーススタディを積極的に行う。
WTOやFTA、EPAに関連する新聞記事も頻繁に取り上げ、講義で取り扱っている事柄との関連性や重要性を指摘する。
TPPについても可能な限り解説を行う。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義形式。授業への積極的かつ主体的参加を望む。manabaに掲載の資料を入手し熟読してくることが必要である。課題のフィードバックは、manabaになるべくすぐに掲載する。
 感染予防のため、初回は、対面+ライブ配信型授業+オンデマンド配信型授業とします。感染状況によっては、変更もありますので、詳しくは、manabaをご覧ください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 各回講義のための教科書・参考書の該当箇所、該当する判例を熟読すること。事前:配布資料等の熟読であり、約2時間程度要する。事後は、課題の提出であり、約2時間程度要する。「授業計画詳細」の「事前・事後学修の内容」も参照。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
WTOガイドブック(第2版)
著者
/Author name
田村次朗
出版社
/Publisher
弘文堂
ISBN
/ISBN
4335352816
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
WTO法(第2版)
著者
/Author name
滝川敏明
出版社/URL
/Publisher
三省堂
ISBN
/ISBN
4385322635
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末課題(manaba小テスト機能を使った短答式問題とmanabaレポート機能を使った記述式問題)
(90%)
各回のmanaba小テスト、授業内レポートや授業での発言等
(10%)
評価の要素は、授業内容を理解しているか、論点を的確に理解しているかなどである。
特に基礎的事項の習得を重点的にみて評価する。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
従来の開設科目では触れてこなかった国際関係法分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 GATT/WTO, EPA/FTAの検討の必要性 この分野の検討の必要性を解説し、学生が理解する。 事後:課題の提出
2 GATTの基本原則の要約 GATTの4つの基本原則の全般について、基本的なところを説明し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。事後:課題の提出
詳しくは詳細情報を参照。以下同様
3 GATTの基本原則の例外①アンチダンピング GATTの基本原則の例外のひとつめとして、アンチダンピングを解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
4 GATTの基本原則の例外②補助金相殺関税 GATTの基本原則の例外の二つ目として、補助金に対する相殺関税について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
5 GATTの基本原則の例外③セーフガード GATTの基本原則の例外の三つ目として、セーフガードを解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
6 WTOの直接適用等 WTO協定が各国裁判所で裁判規範として適用可能であるのかという論点及び、米国1916年AD法について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
7 EPA/FTA概論 EPA/FTAの必要性等について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
8 TPP協定 近時締結されたTPP協定について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
9 日欧EPA協定・日英通商協定 近時締結された日欧EPA協定と日英通商協定について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
10 日米貿易協定・日米デジタル協定 近時締結された日米貿易協定および日米デジタル協定を解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
11 各国独禁法の域外適用 各国独禁法の概要を説明した上で、各国独禁法を自国領域外の違反に対して適用をする域外適用の問題について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
12 日米独禁執行協力協定 日米独禁執行協力協定について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
13 越境独禁法違反と消費者被害救済 国境を越える独禁法違反によって被害を受けた消費者の救済方法について解説し、学生が理解する。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出
14 近時のその他の協定と本講座の総括 近時のその他の協定を取り上げると共に、本講義で取り扱った論点について再度概要を説明し確認することで、学生が十分に本講義内容を理解することとする。 事前:あらかじめ与えられた資料を精読する。
事後:課題の提出

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