|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | 西洋法制史b/EUROPEAN LEGAL HISTORY b | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 火1/Tue 1 | 
| 開講区分 /semester offered | 春学期/Spring | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 藤田 貴宏 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
|---|---|
| 藤田 貴宏 | 法律学科/LAW | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | この授業では、法学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成・実施方針(CP)に従い、法律学の専門的知識やグローバルな思考力を身に付けるため、日本法のルーツであるヨーロッパの法の歴史的展開について基礎的知識を修得する。 具体的には、現行日本法の思想的・歴史的背景を理解することを目的に、古代ローマ、中世及び近世ヨーロッパにおける法律学の発展過程の概要を、原典史料の読解を交えつつ学ぶ。日本法の概念や制度との比較検討も適宜行い、民法を中心とする実定法諸科目の学修内容の補完を目指す。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | ・この授業は対面の講義形式で実施する。ライブ配信や録画配信は行わない。 ・課題や試験の解説は授業内で行う。 ・「民法入門」、「民法Ⅰ」を履修済みの学生を対象とする。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | ・事前学修として、manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向を調べること(2時間程度)。 ・事後学修として、ノートを整理し、授業内容を照らし合わせながら史料を再度検討すること(2時間程度)。 | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | ・授業出席を前提に、試験(学期中に2回予定)の合計点で評価する。 ・評価にあたっては、授業で説明した内容に対する理解の有無を重視する。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | |||||||||||
| 備考 /Notes | |||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | 古代ローマから近世ヨーロッパまでの法制度の変遷、近代ヨーロッパの法をめぐる諸論点を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | 古代ローマの法学①(法律家と法学) | 古代ローマにおける法律家の役割について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 2 | 古代ローマの法学②(古典期ローマ法学) | 古代ローマにおける法の概念や体系について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 3 | 古代ローマの法学③(法学提要と学説彙纂) | 古代ローマにおける法学説の役割やその特徴について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 4 | 中世ローマ法学①(大学と法学) | 中世ヨーロッパにおけるローマ法復興の経緯について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 5 | 中世ローマ法学②(注釈と助言) | 注釈学派から助言学派へ至る中世ローマ法学の発展過程について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 6 | 中世カノン法学 | 教令学派から教皇令学派に至る中世カノン法学の発展過程について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 7 | 秋学期前半のまとめ | 試験及び問題解説を通じて学期前半の授業内容を振り返る。 | ノートや参考書等で学期前半の授業内容を復習し、試験に備える(2時間)。解説を踏まえて試験の自己採点を行い、理解の不十分な点をノートや参考書等で補う(2時間)。 | 
| 8 | 近世ヨーロッパの法学①(ローマ法の継受) | ローマ法の実用化を促した学問的潮流、学識法曹の役割について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 9 | 近世ヨーロッパの法学②(慣習法学と法学教育改革) | フランス王国における慣習法学の発展、法学教育改革の意義について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 10 | 人文主義法学 | 人文主義法学者による法文考証、古代法研究の概要を理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 11 | 後期スコラ学と自然法 | 神学と自然法思想の関係について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 12 | 自然法の世俗化 | 近世自然法の特徴について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 13 | 歴史法学とパンデクテン法学 | 19世紀ドイツ語圏における法学の動向について理解する。 | manabaで配布する史料を読み、授業で扱う時代の政治史的動向について調べる(事前学修2時間)。ノートを整理するとともに、授業内容を踏まえて史料を再読する(事後学修2時間)。 | 
| 14 | 秋学期後半のまとめ | 試験及び問題解説を通じて学期後半の授業内容を振り返る。 | ノートや参考書等で学期後半の授業内容を復習し、試験に備える(2時間)。解説を踏まえて試験の自己採点を行い、理解の不十分な点をノートや参考書等で補う(2時間)。 |