|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | 西洋政治史b(19以降)/HISTORY OF WESTERN POLITICS b | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 金2/Fri 2 | 
| 開講区分 /semester offered | 秋学期/Fall | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 作内 由子 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
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| 作内 由子 | 総合政策学科/POLICY STUDIES | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | 現在、私たちが当然と考えている、国民国家、議会制、民主主義、といった理念や制度は、ここ200年ほどの時期にヨーロッパ(およびアメリカ)で発展してきた。これらの理念や制度がいかなる歴史的展開の上に成り立っているのかを理解するのが本講義の目的である。 秋学期は、第一次世界大戦後のヨーロッパ政治を扱う。主な内容は国際関係と経済政策である。 現在の先進国が抱える問題はしばしばグローバル化が一つの要因となっている。ヒト・モノ・カネの自由移動は、国内の経済政策や国民統合に関する政府の選択肢を縛る結果となり、デモクラシーの危機も引き起こしている。現在のヨーロッパが直面する問題の背景を検討していきたい。 自由民主主義体制がいかなる課題と向き合ってきたのかを知ることによって、現代の政治秩序をより深く理解することができるようになる。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 授業は、回によって形式が3つに分かれている。どの回がどの形式にあたるかは、「授業計画詳細情報」もしくはmanabaで配布する授業計画を参照せよ。 3つの部分の形式は以下の通りである。 ①manaba上で配布するレジュメを見たうえで、manabaでの小テスト(複数回解答可)に答える回。教室での講義は行わない。内容は基本的な知識を確認するものである。 ②教室での講義を行う回。 *ただし、それができない状況の場合は、オンデマンドでの講義となる。 *同時配信・オンデマンド配信は原則として行わないが、オンデマンドでの授業の配信が必要な場合は、事前に連絡すること。 *講義に際しては、responへの回答を求めることがある。 ③講義の内容に基づいて1000字程度のレポートを書く。教室での講義は行わない。 書き方に関して必要に応じてファイル(紙/音声)を参照せよ。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | ・事後学習:小テスト(1時間) ・事前・事後学習:示された参考文献で興味があるものを読んでみること (小テストの回は3時間程度、それ以外は4時間程度) | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | 小テスト20点×4回 :基本事項の確認 レポート30点×3回 170点満点 :授業内容の理解 +(任意)responでの回答に適宜加点する。 100点から合格で、成績評価は相対評価とする。 小テストについては必要があれば授業中に解説する。 レポートは採点講評をアップロードする。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | 西洋政治史a | ||||||||||
| 備考 /Notes | テキスト:レジュメをmanabaにて配布する。 参考文献:授業中に指示する。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | 西洋政治史の基本的な知識のうえに、歴史的沿革を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | 第一次世界大戦 | 第一次世界大戦で何が変わったか | |
| 2 | 戦間期のデモクラシー① *教室での講義は行わない | 戦間期のデモクラシーについて基本的な知識を身に着ける | 小テスト | 
| 3 | 戦間期のデモクラシー② | 戦間期の民主主義体制の存続と崩壊 | |
| 4 | 戦間期の経済政策① *教室での講義は行わない | 金融政策について基本的な知識を身に着ける | 小テスト | 
| 5 | 戦間期の経済政策② | 世界恐慌への各国の対応 | |
| 6 | レポート課題① *教室での講義は行わない | これまでの内容に基づいてレポートを書く | |
| 7 | 戦後のヨーロッパ① *教室での講義は行わない | 1940年代後半から50年代のヨーロッパについて基礎的な知識を身に着ける | 小テスト | 
| 8 | 戦後のヨーロッパ② | 冷戦と欧州統合の始まり | |
| 9 | 戦後のヨーロッパ③ | ブレトンウッズ体制と和解の政治 | |
| 10 | 戦後のヨーロッパ④ | 脱植民地化 | |
| 11 | レポート課題② *教室での講義は行わない | これまでの内容に基づいてレポートを書く | |
| 12 | 高度成長の終わり① *教室での講義は行わない | 1960年代~70年代のヨーロッパについて基礎的な知識を身に着ける | 小テスト | 
| 13 | 高度成長の終わり② | 金融政策の転換 通貨統合へ | |
| 14 | レポート課題③ *教室での講義は行わない | これまでの内容に基づいてレポートを書く |