基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	ソーシャル・ビジネス論a／SOCIAL BUSINESS(A)
開講所属 ／Course Offered by	経済学部国際環境経済学科／ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期 ／Term・Semester	2023年度／2023 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	火2／Tue 2
開講区分 ／semester offered	春学期／Spring
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	原　ゆかり

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
原　ゆかり	国際環境経済学科／ECONOMICS ON SUSTAINABILITY

授業の目的・内容 ／Course Objectives	本授業の目的は、学生たちが社会が直面する様々な課題をまずは発見し分析する力を養う共に、ソーシャル・ビジネスの概念と国内外の潮流を理解し、その上で、ソーシャル・ビジネスがどのようなアプローチをもって解決策を提示しているか調査し、現実社会に発生する多種多様な課題に対してアプローチする多様な視点や手段、具体例を学ぶこと。英語の読み物や映像も多く用いながら授業を行うことで、学生の外国語学力の向上をはかりつつ多様性に対する理解を深め、多角的な視点から社会経済を認識し思考する能力を身につける。また、グループリサーチ・ディスカッション・発表を通じ、学生同士で議論しアウトプットする力を養う。課題を発見・分析し、その解決方法を描くまでのロジックモデル/ 変化の理論をシミュレーションすることは、学生たちが授業外での事業企画や運営を担う際、あるいは卒業後社会に出てからも役立つ力となることが期待される。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	・本講義では、授業時間中のグループワークと学期末のグループ発表を予定しています。 ・manabaアンケートを複数回実施し、皆さんからの回答を踏まえた上で授業を進めていきます。 ・学生の皆さんから回収するアンケートや感想に対しては、講師が特筆すべきと判断するものについてピックアップし、フィードバックや解説を行います。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	基本的に事前事後学修は必要ないように配慮し、講義の時間内に十分にグループワークの時間を設けます。しかし、足りない場合は講義時間外で各週1時間程度、個人で調べ物をしたり、集まってグループ発表準備等を行ってもらう必要が生じます。グループメンバーと積極的にコミュニケーションし議論や発表準備を工夫することで、授業外での学修時間は削減することができると思いますので、密に連携してグループワークを進めてるようにしてください。授業時間外で回答を求めるmanabaアンケートを３回程度実施しますが、いずれも10分程度で回答できる内容とします。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title テキストは使用致しません。 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 多様化する国際協力のアクター〜NGOとソーシャルビジネスのパートナーシップ〜 著者 ／Author name 認定NGO法人 国際協力NGOセンター（JANIC） 出版社/URL ／Publisher https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/files/000477327.pdf ISBN ／ISBN NA その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	・出席・ワークへの参加（30%）、アンケートや感想文の提出（30%）、期末発表の結果（40%） ・アンケートや感想文の提出は、manaba上で行っていただきます。 ・講義全体を理解し、自身の考えを構築しアウトプットする力を身につけたかどうかを評価します。 ・グループワークの場合は、グループメンバー相互にワークへの貢献度の評価をアンケート形式で提出していただきます。
関連科目 ／Related Subjects	サステナビリティ学、英語ビジネス・コミュニケーション、NPOマネジメント論
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal	ソーシャル・ビジネスに関する専門知識を習得し、従来、行政が担ってきた社会事業に市民や企業が参加し、社会的な問題が自律的・永続的に解消されるために必要な事柄等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	ガイダンス＆私のソーシャル・ビジネス（１）ガーナNGO MY DREAM. org	講師が2012年より西アフリカ ガーナ共和国で運営しているNGO MY DREAM. orgの活動について、その成り立ちや関係者構成、ビジネスモデルなどを解説します。
2	私のソーシャル・ビジネス（２）株式会社SKYAH	講師が2018年に創業した株式会社SKYAHの事業について解説します。
3	ソーシャル・ビジネスとは何か（前半）	ソーシャル・ビジネスの起こりや定義について2回の講義に分けて解説します。
4	ソーシャル・ビジネスとは何か（後半）	講義後グループ分けを行い、グループワークの時間を設けます。
5	海外におけるソーシャル・ビジネスの実態	欧米諸国をはじめとする諸外国におけるソーシャル・ビジネスを取り巻く議論や法整備などを概観します。4回目の講義以降、毎回グループワークの時間を設け、グループ発表の準備を進めてもらいます。
6	日本におけるソーシャル・ビジネスの実態	日本国内におけるソーシャル・ビジネスを取り巻く議論や法整備などを概観します。
7	非営利組織によるソーシャル・ビジネス	非営利組織によるソーシャル・ビジネスの実例について解説します。
8	営利組織によるソーシャル・ビジネス	営利組織によるソーシャル・ビジネスの実例について解説します。
9	ゲスト講義	調整中
10	ソーシャル・ビジネスの資金調達	ソーシャル・ビジネスの資金調達方法について実例を紹介しながら解説します。
11	グループワーク	グループワーク
12	グループ発表 （前半）	グループ発表
13	グループ発表 （後半）	グループ発表
14	まとめ	総括