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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
アフリカ経済論a(環経学科用)/AFRICAN ECONOMY(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火1/Tue 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐野 康子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐野 康子 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
数多くのアフリカ諸国が独立を果たした1960年代。それから60年余りが経過し、アフリカを取り巻く国際環境には大きな変化がみられる。豊富な天然資源、人口増加、独裁政権の減少に伴う民主主義の定着など、「世界最後のフロンティア」としてサブ・サハラ・アフリカ(SSA)に注がれる視線はこれまでになく高まっている。しかし、複合的な要因によってもたらされる貧困から未だに脱却できない国も多い。アフリカでは若者人口が増加し、若き起業家精神の定着、ICTを積極的に経済政策に取り入れようとする国や地域もあり、アフリカの未来は明るい。
 この授業では、アフリカ諸国の辿ってきた歴史を紐解き、政治経済的な解釈を加え、国際社会におけるアフリカの果たす役割を考察することを目的とする。この授業を通して、物理的にも心理的にも遠いアフリカをより身近に感じてもらいたい。また、経済学部のCP・DPにもあるように、経済社会が形成されてきた歴史や諸制度に対する理解に立脚し、多様な立場・側面からアフリカの社会経済を認識し、分析する能力を養ってもらいたいと考える。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
  この授業は基本的に対面とする。授業の録画配信は行わない。止むを得ない事情により、対面での授業に出席できない場合は、前日までに連絡すること。場合によっては、zoomライブ参加を認めることを検討する。この授業で用いるパワポ・スライドや資料はmanabaのコース・ニュース欄に載せる。理解向上のため、新聞記事やドキュメンタリー映像を積極的に用いる予定である。
  授業後はManabaのレポート機能を用いて授業で新しく学んだことやコメントを400字以上の文章にして提出してもらう。授業内容に関する質問があれば、併せて記入し、その次の授業冒頭で説明する。コメントとは別に、学期内に5回ランダムにレポートの提出を求める。履修者数によるが、授業の冒頭で国際機関の発行する英語の報告書のエクゼクティブ・サマリーの発表を行ってもらう。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
  授業で用いる資料および授業スライドはManabaのコース・ニュース欄に載せる。授業開始前にスライドに目を通し、不明点があれば、授業中・授業後にレポートを用いて質問すること。また授業後は授業の内容をよく復習した上で、新しく学んだことやコメントを文章にして提出すること。授業冒頭の10分程を用いて前回の授業の復習を行う。アフリカに関する時事的な話題も適宜扱う予定であるので、普段からアフリカに関する新聞記事を読んだり、ニュースを見ておくと、理解が一層深まると思う。授業後はスライドを改めて確認し直し、疑問点が残らないようにすること。事前事後学習に2時間程費やしてもらいたい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは指定しないが、初回の授業で文献リストを提示する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末試験50%、manabaを用いてのコメント・レポートの提出30%、授業冒頭のミニ発表20%とする。
授業開始20分以上の遅刻3回で、欠席1回とみなす。欠席は4回までとする。4回以上の欠席は、評価の対象としないので気を付けること。毎回の授業に出席し、課題を提出すること。課題だけの提出は出席とは見なさないので気を付けること。
関連科目
/Related Subjects
特になし。
備考
/Notes
特になし。
到達目標
/Learning Goal
アフリカ経済に関する専門知識を習得し、現代アフリカ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義概要 講義概要の説明(国際社会の中のアフリカ)
2 多様なアフリカ アフリカの多様性と多民族性について
3 つくられたアフリカのイメージ 外部から語られてきたアフリカの歴史
4 奴隷貿易 三角貿易と奴隷貿易の関係性
5 奴隷貿易廃止後のアフリカ 奴隷貿易廃止後のアフリカと植民地政策
6 植民地時代 間接支配と直接支配の違いについて
7 アフリカにおける「国家」とは 国民国家としての条件と脆弱性(vulnerability)
8 独立運動とパン・アフリカニズム アフリカ諸国独立までの歩みと域内外のナショナリズム運動について
9 国家建設の課題 1 (政治) 国家建設の政治的側面について
10 国家建設の課題 2 (経済) 国家建設の経済的側面(モノカルチャー経済構造)
11 国家建設の課題 3 (天然資源開発) 天然資源と経済開発、資源の呪い(天然資源に依存する経済構造)について
12 グッド・ガバナンスと人間の安全保障 アフリカにおけるグッド・ガバナンスと人間の安全保障との関係性について
13 世界の中のアフリカ
国際社会の中のアフリカ、アフリカの展望
14 授業総括と学期末テスト 春学期授業総括と学期末テストの実施

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