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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス現代思想Ⅰ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金4/Fri 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
根木 昭英

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
根木 昭英 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
「フランス思想」というと、われわれの日常からはかけ離れた営みだと感じられるかもしれません。また、思想に関わる多くのテクストは、簡単なものだとは言えません。しかし、その言葉を丁寧に読み解いていくならば、自明に見えた日常的価値観を揺さぶる多くの新鮮で切実な問いかけが、そこで発せられていることが分かるでしょう。
 本講ではそうした見通しのもと、現代フランスで活動した思想家と、彼らに影響を与えた哲学者たちについて、原典テクスト(日本語訳)を読解しながら考察してゆきます。春学期には、マルクス主義的な社会批判の諸思想と、サルトルを中心とする実存主義の思想を中心に学びます。
 学科科目ではもっとも難しい講義のひとつになるはずです。気概のあるみなさんの受講を希望します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義形式を基本としつつ、発言やコメントペーパー提出を通じたみなさんの積極的な参加を求めます。教員からは授業中の解説・コメントという形でフィードバックを行います。
 対面授業を想定しています(特別な事情のある場合のみ、相談の上でオンライン受講を許可)。状況によっては、受講者のみなさんと相談しながら授業形式や方法を変更することもありえますので注意してください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前配布する資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題のペーパー作成を行ってください(事前学習2時間、事後学習2時間を目安とする)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
レジュメを配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
毎回の講義のなかで紹介していきます。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート:70%、コメントペーパー、発言などを通じた授業への貢献度:30%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 フランスにおける「思想」「哲学」の位置づけと、「思想」という学問の意味について学ぶ
2 マルクスの革命思想 マルクスの革命思想について学ぶ
3 『資本論』の思想:使用価値と交換価値 使用価値と交換価値をめぐる『資本論』の考察を学ぶ
4 『資本論』の思想:物神性 物神性をめぐる『資本論』の考察を学ぶ
5 マルクス主義の歴史的展開 マルクス主義の歴史的展開についてソ連を中心に学ぶ
6 ソシュール言語学の発見 ソシュール言語学とその再発見について学ぶ
7 マルクス哲学の現代的展開と意義:ロラン・バルトの神話学 ロラン・バルトの神話学について学ぶ
8 マルクス哲学の現代的展開と意義:ボードリヤールの消費社会論 ボードリヤールの消費社会論について学ぶ
9 ディスカッションと解説 中間レポートを視野に、ディスカッションと解説を行う
10 サルトル『嘔吐』を読む サルトルにおける「偶然性」の概念について学ぶ
11 サルトルの実存主義:「実存」について サルトルの実存主義について学ぶ
12 サルトルの実存主義:「自由」の問題 サルトルの自由論について学ぶ
13 「眼差し」― サルトルの他者論 サルトルの他者論について学ぶ
14 ディスカッションと解説 期末レポートを視野に、ディスカッションと解説を行う

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