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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス芸術文化講読Ⅱ/READINGS IN FRENCH ART AND CULTURE II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
熊木 淳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
熊木 淳 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
「フランスのミステリー小説を読む」
「フランスのミステリー小説を読む」
 日本でミステリー小説は一定の人気を保っているが、フランスのミステリー小説が広く読まれているとは言えない。そこで本講ではフランスの著名なミステリー作家の短編小説を読みながら日本であまり紹介されてこなかったフランスのミステリー小説のシーンを探りたい。扱うテクストは『13 À Table』と題される短編アンソロジーである。タイトルにあるように13人の作家が寄稿した作品集であり、毎年刊行されている。その中でももっとも著名といっていいMaxime Chattamが2021年度版に発表した「Big Crush ou le Sens de la vie」を読んでいく。

 授業では当該テキストを講読していくが、古典作品と違い、新しい小説では辞書に登録されていない単語やハイコンテキストなフレーズなどが頻出するだろう。そのようなときにどうやって調べ、理解に達するかを学ぶ。当授業では知識を獲得するだけではなくその知識へのアクセスの仕方を学ぶことによって、フランス語の総合的な運用能力を向上させる。

 当授業は「フランス語圏の芸術文化の多様な専門領域に関する知識を体系的・横断的に習得」することを目指すという点で学位授与方針5に定める能力を涵養し、また教養課程の編成・実施方針に関しては教養教育における「思想、歴史・文化、自然・環境・人間に関する概括的な知識の理解、様々な言語およびその文化的背景に関する知識の理解」に資する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は講読形式で行う。授業への参加においては何らかの調べる手段を準備しておいてもらいたい。当授業で扱うテキストは小説であるがきわめて現代的な背景を持っており、仏和辞典には載っていない語なども多数出てくるはずである。そのため例えばインターネット上の情報を利用して調べる必要なども出てくる。そこで当授業で講読を行うにあたっては、通常の辞書には掲載されていないような用語(ビジネス用語や俗語)の調べ方も学ぶことになるだろう。その際パソコンなどのインターネット上で情報収集を行うためのツールも持参することが望ましい。試験もこういったツールを使った調べ方を問うものになり、テスト後にその解説を授業内で行う。

  なお、授業は原則対面で行うが、状況に応じてオンライン授業に切り替える場合がある。詳細については初回の授業で指示する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
当該テキストをある程度事前に読んでおくことが求められる。また、ニュースなどを通じてフランスの社会経済状況についてある程度の知識を持っておくことが望ましい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
13 à table
著者
/Author name
Tonino Benacquista, et. al.
出版社
/Publisher
Pocket
ISBN
/ISBN
978-2-266-30754
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
定期試験あるいは期末課題 最低70%、平常点 (毎回の訳読)最大30%(ただし 3 分の 2 以上の出席は必須とする)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
講読テキストについては、そのコピーを授業初回にて配布する。また、本講であつかうテクストは春学期から引き続き購読するものなので、春学期の授業を事前に履修しておくことを奨める。
到達目標
/Learning Goal
専門的なフランス語テクストの講読・フランス芸術作品の鑑賞を通じて、フランス芸術文化に関する専門知識を習得し、、テクスト・作品を研究分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の概要、フランスのミステリーおよび当該テキストについての解説 授業後、日本の経済小説などについて調べておくとよい(以後の授業内で比較を行うため)(約一時間)
2 講読 p.53 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
3 講読 p.54 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
4 講読 p.55 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
5 講読 p.56 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
6 講読 p.57 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
7 講読 p.58 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
8 講読 p.59 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
9 講読 p.60 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
10 講読 p.61 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
11 講読 p.62 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
12 講読 p.63 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
13 講読 p.64 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)
14 試験およびこれまでのまとめ 購読内容についての背景や言語的な特徴についてまとめる 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること(約一時間)

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