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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス文学史Ⅱ/HISTORY OF THE FRENCH LITERATURE II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
熊木 淳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
熊木 淳 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 20世紀の詩、とりわけ前衛詩について触れ、その意義や歴史的な文脈について詳述する。前衛詩は一見(一聴)して理解が難しいジャンルであるが、文学史的な観点を導入することでより理解を深めることができる。当授業では、できるだけ実作品を鑑賞しつつその意義や背景について明らかにしたい。

 主に20世紀フランス文学の歴史を遡りながら見ていくが、その際「文学史」の様々なジャンル・流派・時代特徴を概念的に通覧するだけでなく、個別の代表的な文学作品の抜粋を実際に受講生自身がフランス語原文で読み日本語に翻訳する作業を通してそれぞれの作家の特徴を感じ取る。フランス語学科DPの能力2の特に「読む」能力及び能力5を養成し、CP専門教育中のフランス芸術文化コースの講義科目に相当する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 春学期からの継続履修が望ましい。しばしば春学期での内容に言及することになる。
 授業は原則対面で行うが、やむを得ず対面授業に参加できない受講生がいる場合、何らかの形(オンデマンド)で遠隔での参加に対応できるようにする。また、今後の状況によっては全面オンデマンド授業になる可能性もある。

 多くの前衛詩は言語の使用を問い直し、普遍性を目指す傾向があるため、フランス語の語学力が不可欠でないことも多い。本講義でフランス語の能力を求めることはない。また前衛詩の特性上、しばしば視覚・音声詩料を用いて紹介することになる。

 毎回授業のコメントを提出してもらうことになるが、フィードバックはmanabaにて個別に行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前:フランス語テクストの予習(2時間)。事後:授業での知識の整理、レポート作成(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
使用しない
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート最低 80%、平常点 (毎回のリスポンスペーパーなど)最大20%(ただし 3 分の 2 以上の出席は必須とする)
関連科目
/Related Subjects
フランス芸術文化入門、フランス芸術文化講読、フランス語圏の文学、フランス芸術文化各論
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランス文学における時代区分、代表的な作家、作品、ジャンルなど、フランス文学史に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 当授業の概要の説明 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
2 詩の進行について 詩というジャンルについての解説と前衛詩の基本的な論点についての説明 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
3 ボードレール、ランボー、マラルメ 後の前衛との関係における19世紀の詩の理論および実践の解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
4 前衛詩の黎明期 初期前衛運動であるダダイスムや未来派などについての解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
5 レトリスム 戦前の前衛運動の痛烈な批判および発展としてのレトリスムについての解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
6 シチュアシオニスト シチュアシオニストとりわけギ・ドゥボールの前衛批判および彼らの作品の解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
7 具体詞・視覚詩 フランスの具体詩・視覚詩の、日本やブラジルとの比較における解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
8 音声詩:ショパン、デュフレーヌを中心に ダダイスムの時代の音響詩との比較における音声詩の特異性についての解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
9 音声詩:ハイツィック フランス音声詩の最重要人物であるベルナール・ハイツィックについての解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
10 音声詩:ハイツィック以降 ハイツィック以降のフランス音声詩の解説、および他国の音声詩との比較 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
11 朗読とパフォーマンス詩 ジュリアン・ブレーヌを中心としたパフォーマンス詩の解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
12 ヴィデオパフォーマンス パフォーマンス詩の批判的展開としてのヴィデオ・パフォーマンスについての解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
13 生成詩 ジャン=ピエール・バルプを中心とした生成詩の解説 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)
14 まとめ 総合芸術運動としての前衛の通覧 授業内容等に関してインターネット等で調べ、関連する動画等を鑑賞する。(約一時間)

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