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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | 英語圏の文学・文化入門/INTRODUCTION TO LITERATURES IN ENGLISH | 
|---|---|
| 開講所属 /Course Offered by | 外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 火2/Tue 2 | 
| 開講区分 /semester offered | 秋学期/Fall | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 1,2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 片山 亜紀 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
|---|---|
| 片山 亜紀 | 英語学科/ENGLISH | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | おもに近代以降のイギリス・アメリカ文学について、代表的な文学作品を逐一紹介しつつ、その背後にある社会や文化のダイナミズムについて解説します。高校までに習った世界史や英語などの内容と関連づけながら聴き、文学作品を解釈してみましょう。 教員免許状取得の必修科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も提示します。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 新型コロナウイルスの感染状況によりますが、この授業は原則として対面で行い、ライブ配信も録画配信も行いません。 毎回の授業は講義形式で進めます。受講者には英文を読んでもらったり、考えを発表してもらうことがあります。毎回の講義終了時にはコメントペーパーに記入してもらいます。皆さんの回答を受け、授業担当者はmanabaか翌週以降の授業にてフィードバックをします。14回の授業終了後には、全体の理解を問う学期末試験をします。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | レジュメを見返し、英文抜粋を再読しておいてください。また関心に応じて、紹介された作品及び関連作品全体を原文、翻訳、graded reader などで読んだり、その作品・作家・時代についてさらに調べたりしてみましょう。 | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | 授業内小レポート(4割程度)、学期末試験(6割程度) *4回を越えて欠席した場合、成績評価の対象としません。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | |||||||||||
| 備考 /Notes | |||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | イギリスとアメリカを中心に、歴史の中でどのように文学作品が成立してきたかを踏まえながら、代表的な文学作品の言葉と表現を理解することができる。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | 英語の長い旅 | 今の英語がどうやってできたかを歴史的に捉える。 | プリントを読み返しておく。興味をもった事象や作品を調べ、実際に読んでみる。 | 
| 2 | 地球語としての英語 | 世界のリンガ・フランカとなった英語について。 | 同上 | 
| 3 | 語り、聞く文学(1):時代・文学・社会 | シェイクスピアについて。『ロミオとジュリエット』など。 | 同上 | 
| 4 | 語り、聞く文学(2):演劇の黄金期と大西洋世界へのデビュー | シェイクスピアについて。『マクベス』『テンペスト』など。 | 同上 | 
| 5 | 読む文学へ(1):世界の拡大と小説の誕生 | 小説はどんな条件下で、誰に向けて書かれるようになったのか。『ロビンソン・クルーソー』について。 | 同上 | 
| 6 | 読む文学へ(2):帝国と小説 | 大英帝国と小説の関係について。『ガリヴァー旅行記』など。 | 同上 | 
| 7 | 歴史の海へ(1):アメリカ独立とアメリカ文学の誕生 | アメリカという国の誕生と文学について。ホーソーン『緋文字』など。 | 同上 | 
| 8 | 歴史の海へ(2):アメリカ内戦(南北戦争)期の自由・矛盾・文学 | 黒人奴隷制について。トウェイン『ハックルベリ・フィンの冒険』など。 | 同上 | 
| 9 | 女から眺めてみれば(1):第一波フェミニズムと書く女たち | フェミニズム運動と女性作家の表現。シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』など。 | 同上 | 
| 10 | 女から眺めてみれば(2):女性参政権運動とモダニズム期の女たち | その後のフェミニズム運動と女性作家の表現。ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』など。 | 同上 | 
| 11 | 女から眺めてみれば(3):第二波フェミニズムと彼女たちの文学 | 現代のフェミニズム運動と女性作家の表現。アトウッド『ハンドメイズ・テイル』など。 | 同上 | 
| 12 | 「英文学」の誕生、「英米」文学から「英語」文学へ | コモンウェルス文学からポストコロニアル文学へ。ラシュディ『真夜中の子供たち』など。 | 同上 | 
| 13 | 英語文学のいま | 現代の英語文学について。イシグロ『わたしを離さないで』など。 | 同上 | 
| 14 | まとめ | 13回の授業で勉強したことを振り返る。 | 学期末試験の準備。 |