|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | グローバル・ヒストリーa/GLOBAL HISTORY (A) | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 木2/Thu 2 | 
| 開講区分 /semester offered | 春学期/Spring | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 水本 義彦 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
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| 水本 義彦 | 英語学科/ENGLISH | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | 本講義では、第二次世界大戦後の米ソ二大国によるグローバルな対立である「冷戦(The Cold War)」の展開を考察する。春セメスターでは、ヨーロッパ、地中海周辺地域、アフリカにおける米ソ冷戦の展開とヨーロッパ諸国の冷戦政策に加え、西ヨーロッパ諸国による脱国家的な地域統合(今日の欧州連合)の試み、イギリス、フランス等のヨーロッパ諸国の帝国の解体・脱植民地化と冷戦の関連について考察する。また、国際機関やNGO、市民運動による国際的、またはトランスナショナルな連帯がヨーロッパの冷戦の進展、変容、終焉に及ぼした影響にも注目する。第二次世界大戦後の国際情勢を概観することで、今日の国際関係の成り立ちを理解する手掛かりとしたい。 本講義は、英語学科の教育課程の編成・実施の方針(CP)や学位授与方針(DP)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語・文学・文化・社会・国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目的とする講義である。また、グローバル社会コースの科目として「グローバル社会に関する専門的知識を修得し、背景事情や諸課題について的確に理解、分析し、自らの見解を効果的に表現する能力を身に付け」ることを目的とする。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 授業の形式は講義を基本とするが、講義中に参考資料を読解したり、特定の質問についてコメントを記述してもらうことで、受講生に能動的に学習に取り組むことを期待する。提出したコメントについては集計した上で、原則翌々週の講義でフィードバックする。 ※本講義は「対面+オンデマンド配信型授業(ライブ配信なし)」で行います。対面での授業を希望する方は教室へお越し下さい。対面授業を望まない方は、オンデマンド型授業(授業終了後、その日のうちに動画をmanabaで配信します)に参加して下さい。定期試験は、試験場で実施しますので、ご注意下さい。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 授業後にコメント課題の作成および授業で学んだ人物・事件・概念について復習し、これらの事項の歴史的意義を復習すること(2時間)。 | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | ①平常点(コメント課題3回)30% ②定期試験(試験場で実施)70% | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | グローバル社会コースの他の専門科目 | ||||||||||
| 備考 /Notes | ※本講義は「対面+オンデマンド配信型授業(ライブ配信なし)」で行います。対面での授業を希望する方は教室へお越し下さい。対面授業を望まない方は、オンデマンド型授業(授業終了後、その日のうちに動画をmanabaで配信します)に参加して下さい。定期試験は、試験場で実施しますのでご注意下さい。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | グローバル社会の歴史に関する専門知識を習得し、その背景事情、および未来の展望等について分析を行い、見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | はじめに | 講義の目的・概要の説明 | 参考文献の講読 | 
| 2 | 第二次世界大戦の展開 | ヨーロッパ戦の展開、戦時サミット | 参考文献の講読 | 
| 3 | 欧州冷戦の起源 | ポーランド問題、英ソ冷戦、ドイツ分割 | 参考文献の講読 | 
| 4 | 欧州分断体制(1) | トルーマン宣言、マーシャル計画、NATOの形成 | 参考文献の講読 | 
| 5 | 欧州分断体制(2) | 西欧統合、ジュネーヴ首脳会談 | 参考文献の講読 | 
| 6 | 「危機の時代」の米ソ関係とヨーロッパ | スプートニク・ショック、第二次ベルリン危機、キューバ危機 | 参考文献の講読 | 
| 7 | ヨーロッパ植民地支配の終焉 | アフリカ(スエズ戦争、コンゴ紛争) | 参考文献の講読 | 
| 8 | 冷戦構造の多極化とデタント | ドゴールの対米自主外交、欧州統合の進展 | 参考文献の講読 | 
| 9 | 米ソ・デタントとヨーロッパ・デタント | 米ソ首脳会談、ブラントの「東方外交」、全欧安保協力会議 | 参考文献の講読 | 
| 10 | デタントの崩壊 | ソ連の第三世界進出、SS20、ソ連のアフガニスタン侵攻事件 | 参考文献の講読 | 
| 11 | 新冷戦とヨーロッパ | レーガンの登場、軍拡、反核市民運動 | 参考文献の講読 | 
| 12 | 冷戦の終焉(1) | ゴルバチョフの登場、INF条約、東欧革命 | 参考文献の講読 | 
| 13 | 冷戦の終焉(2) | ドイツ統一、ソ連崩壊 | 参考文献の講読 | 
| 14 | 総括 | 総括 | 参考文献の講読 |