|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | 異文化間コミュニケーション論a/INTERCULTURAL COMMUNICATION(A) | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 月5/Mon 5 | 
| 開講区分 /semester offered | 秋学期/Fall | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 佐々木 輝美 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
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| 佐々木 輝美 | 英語学科/ENGLISH | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | この授業は、英語学科のディプロマポリシー(DP)やカリキュラムポリシー(CP)に基づいて展開する。すなわち、「主に英語圏を対象とする包括的な国際教養を持ち、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力(DP)」、および「メディア・コミュニケーションに関する専門的知識や諸理論を修得し、様々な視点からメディアやコミュニケーションを分析、批判的に読み解き、自らの見解を効果的に表現する能力(DP,CP)」の修得を目的とし、次のような順で学ぶ。 最初に異文化コミュニケーションの基本的諸要素を学んだ後、異文化コミュニケーションの重要な諸テーマ(自己の発見、日本的表現方法と欧米的表現方法、自民族中心主義と多文化主義、カルチャーショックと適応、非言語コミュニケーションなど)について学んでいく。 教員免許状取得の選択科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も身に付けさせる。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 上記の授業目的・内容を定着させるために、毎回、授業で学んだことを応用して身近な問題を分析し、短いコメントを書いてもらう。必要に応じて小グループに分かれてお互いのコメントを批評しあい(ピア・アセスメント)、各グループの代表的・特徴的なコメントを全員の前で発表してもらう。そして、その発表に対して教員によるコメントを行う。 レポートに対するフィードバックは、典型的なレポートを数点選び、良い点や改善すべき点を教員がコメントを行い、次回のレポートの参考にしてもらう。 対面授業を基本とするが、新型コロナウィルスの状況によっては、zoomによるオンライン授業に切り替える可能性もある。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 以下のような事前・事後学習を行うこと ・事前学習は2時間程度をかけて、配布資料に目を通し、そこに上げられている専門用語や概念についての下調べを行うと同時に、配布資料の内容に関連する身近な具体例を幾つか考えておくと良い。 ・事後学習も2時間程度をかけて、授業中に学んだ理論・専門用語・概念の意味を覚えると同時に、授業で学習した内容に関連する身近な具体例を探して他者に分かりやすく口頭および文章で説明できるようにしておくと良い。 | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | 以下のように評価を行う ・毎回ミニコメント(5点×10回=50点)を書き、翌週以降に模範解答を紹介することで次回のミニコメントに役立てる。 ・授業内スピーチ実践(25点)を行い、口頭でコメントを行う。 ・授業内最終レポート(25点)を行い、授業全体の学びの総仕上げを行う。 なお、評価においては、授業で学んだことに基づいて実際の異文化コミュニケーション場面を分析できること、そして授業で学んだ理論を実際の場面に応用できることを重視します。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | メディ・コミュニケーション入門 | ||||||||||
| 備考 /Notes | ・授業に関するお知らせや資料配布はPorTa IIを使って行うので、獨協メールおよびPorTa IIをチェックする習慣をつけるように。 ・定期試験は実施しない。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | 異文化コミュニケーション研究に関して総論的な専門知識を習得し、様々な視点から文化とコミュニケーションの関係について分析を行い、見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | 導入、授業概要の説明 | 授業の内容、授業の進め方、注意すべき点について説明する。 | 30分位をかけてシラバスに目を通す。授業後は、授業で説明した内容と関連する具体例を、日常生活の中で2時間位かけて探してみる。 | 
| 2 | 異文化コミュニケーションと他のコミュニケーション領域 | 異文化コミュニケーションと他のコミュニケーション領域との関係について共通する点と異なる点について学ぶ。 | 前ページの詳細情報の「事前・事後学修の内容」を参照 | 
| 3 | 異文化コミュニケーションの諸要素、自己の発見(ジョハリの窓) | 自己の発見(ジョハリの窓)という考えを基に、異なる文化を理解する基礎力を養いながら、異文化コミュニケーションの諸要素の学びに繋げていく。 | 同上 | 
| 4 | 文化の定義と多様性 | 文化についての様々な定義を学び、前回に続いて異文化コミュニケーションの諸要素を学び、文化の多様性について学ぶ。 | 同上 | 
| 5 | 日本的表現方法と西洋的表現方法 | 日本的表現方法と西洋的表現方法の諸要因および歴史的背景について、海外滞在経験者を交えながら学ぶ。 | 同上 | 
| 6 | グローバルな表現方法 | 現代社会に必要とされるグローバルな表現方法について、具体例を交えながら学ぶ。 | 同上 | 
| 7 | グローバルな表現法の実践 【授業内スピーチ実践】(25点) | グローバルな表現法を使った日本語のスピーチ(希望者は英語でも可)を実践・評価し、ピア・ラーニングを行う。 | 同上 | 
| 8 | コミュニケーションと行動の変化 | コミュニケーションによって行動が変化する際、どのような要因が関わっているのかについて学ぶ。 | 同上 | 
| 9 | 対立のコミュニケーション | 人々が対立した際の選択肢として、自己への関心度と他者への関心度の観点から5つの対応策を学ぶ。 | 同上 | 
| 10 | 自民族中心主義と多文化主義 | どのようにしたら自民族中心主義から文化相対主義を経て多文化主義につなげていくことができるのかについて具体例を交えながら学ぶ。 | 同上 | 
| 11 | カルチャーショックと適応、および人間的成長 | カルチャーショック後に適応・成長していくプロセスについて、異文化経験者の話を聞きながら体験的に学ぶ。 | 同上 | 
| 12 | 非言語コミュニケーションの諸要因 | 言語以上に対人関係に大きな影響力を持つと言われる非言語コミュニケーションの諸要因について体験的に学ぶ。 | 同上 | 
| 13 | 異文化コミュニケーションに関するDVD視聴・分析 | 異文化コミュニケーションに関する映像を視聴・分析し、これまで学んできたことを定着させる。 | 同上 | 
| 14 | 賢い異文化コミュニケーターに必要な要素 【授業内最終レポート】(25点) | これまでの授業を振り返り、賢い異文化コミュニケーターに必要な諸要素の理解・実践に繋げる。 | 同上 |