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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | 通訳 Ⅱ/INTERPRETATION Ⅱ | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 金4/Fri 4 | 
| 開講区分 /semester offered | 春学期/Spring | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 柴原 早苗 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
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| 柴原 早苗 | 英語学科/ENGLISH | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | (1)「通訳I」の上級編。通訳業務への理解を深め、通訳の応用技術を習得し、逐次通訳から同時通訳へとスキルを高めることを目標とする。CNN放送通訳者である講師の指導の下、音読、リスニング、シャドーイング、サイト・トランスレーションなど応用技術を身につけることにより、英語力の総合的な向上も目指す。授業を機に多様な分野に関心を抱き、英語と日本語の運用能力を身につける。海外の歴史・文化・社会に関する体系的な背景および専門知識を身につけるとともに、国際的視野に立つ教養人としての素養を修得することを目的とする。効率的なリサーチ方法、教養のための読書法、時間活用術など、自立した学習者になるための方法も身につける。 (2)学位授与方針(DP)との関連性としては、通訳トピックを通じて英語圏および越境的(トランスナショナル)な視点から包括的な教養を身につけることを目指す。また、他者を理解し受容できるような国際的な見識を持ち、社会的責任を自覚した人材として国内外で活躍できるような能力を修得することを目指す。さらに、総合的な英語力を修得し、英語素材を英語で理解し思考する能力を身につけることを目標とする。 (3)カリキュラム・ポリシー(CP)との関連性としては、通訳訓練を機に英語4技能(読む・書く・聞く・話す)の更なる向上を目指す。高度な英語を総合的に理解し運用力を修得し、多様な事柄について英語で表現・議論できるようになることを目指す。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | (1)指定テキストを中心に、世界情勢について関心を抱けるよう応用教材も導入する。英日・日英の通訳演習による通訳の応用技術を修得する。文化的背景を踏まえた訳出法を学び、英日両言語で効率的なリサーチ方法も獲得していく。応用力構築のため単語・時事問題小テストを毎回実施する。個人演習だけでなくペアやグループワークなどを通じ、学生同士の学び合いと授業への積極的な参加を重視する。 (2)当授業は対面形式のみで行い、ライブ配信および録画配信は行わない。授業内の質問・意見の受付や共有方法については、授業初回オリエンテーションで説明する。 (3)授業はCAL教室で行うが、ヘッドセットは不要。ただし、個人ワークを行うので、自身のスマホおよびイヤホンで参加できるようにしておくこと。なお、授業内では辞書(電子辞書が望ましい)を使用する。 (4)課題提出は締切厳守のこと。講師よりフィードバックを行う。 (5)特別な配慮が必要な学生は遠慮なく申し出てください。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 事前学修: (1)テキストの指定範囲を熟読し、背景知識も調べながら課題に取り組む。時事問題を扱うため、普段から新聞やニュースなどに注目し、世界情勢を把握しておくこと。また、一日一回は英語や日本語の音読を行い、発声練習に励むこと(2時間) (2)manabaで告知する課題に取り組む(2時間) 事後学修: (1)該当教材の復習。次回の授業への準備(2時間) (2)manabaで告知する課題に取り組む。通訳パフォーマンス、単語・時事問題小テストの復習。授業で紹介した学習ヒントを導入してみる(2時間) | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | 授業準備および授業活動の積極性・通訳パフォーマンス(50%) 小テストなど(30%) 課題などの提出物(20%) | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | |||||||||||
| 備考 /Notes | 授業はCAL教室で行うが、ヘッドセットは不要。ただし、個人ワークを行うので、自身のスマホおよびイヤホンで参加できるようにしておくこと。なお、授業内では辞書(電子辞書が望ましい)を使用する。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | 英語通訳に必要な語彙を増やし、同時通訳や長時間通訳といった上級レベルの英語通訳ができるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | オリエンテーション | 授業全体についての説明および「通訳概論」。「通訳業」という仕事について詳細を理解し、「翻訳業」との違いを区別することができるようにする。履修者は必ず出席のこと。 | |
| 2 | Unit 1 Ukraine’s Comedian-turned-president | 英日逐次通訳。現職大統領としてウクライナを率いるゼレンスキー氏について英語で理解し、関連用語を英語で学ぶ。より高度な辞書の使い方について学ぶ。 | |
| 3 | 国際問題 | 日英逐次通訳。国際情勢に関する専門用語をおさえて通訳を行う。単語リストの発展的活用法について学ぶ。 | |
| 4 | Unit 2 Four-Footed Refugees | 英日逐次通訳。ウクライナ紛争下におけるペット保護に関するニュースを通じ、動物保護分野の英語表現を修得する。クイック・レスポンスについて学ぶ。 | |
| 5 | 自然科学 | 日英逐次通訳。自然科学に関する日本語を英語に逐次通訳する。シャドーイングについて学ぶ。 | |
| 6 | Unit 3 Noble Journalism | 英日逐次通訳。ノーベル平和賞を受賞したフィリピン・ジャーナリストに関する英語ニュースを機にノーベル賞への関心を深める。リテンションについて学ぶ。 | |
| 7 | マスメディア | 日英逐次通訳。マスメディアの話題を日本語から英語に逐次通訳する。第6回までの授業振り返りおよび時事問題に関する知識を深める。 | |
| 8 | Unit 4 No Mere Fill-In | 英日逐次通訳。ニューヨーク州初の女性知事に関する英語ニュースを通じ、アメリカの働き方についての理解を深める。書籍および学術論文の通訳者的読解法について学ぶ。 | |
| 9 | 働き方 | 日英逐次通訳。働き方に関する専門用語をおさえながら逐次通訳を行う。メモ無しでの記憶力強化について学ぶ。 | |
| 10 | Unit 5 Look but Don’t Speak | 英日放送通訳に挑戦。日本女性の政治参画の現状に関する英語ニュースを通じて、ジェンダーについて理解を深める。英日放送通訳に挑戦。メモ取り(ノートテイキング)について学ぶ。 | |
| 11 | ジェンダー | 日英逐次通訳。ジェンダー関連の話題を日本語から英語に逐次通訳。サイト・トランスレーションについて学ぶ。 | |
| 12 | Unit 6 Chips in Short Supply | 英日同時通訳。半導体不足の話題を学び、専門用語を修得した上でサイト・トランスレーションを元に英日同時通訳に挑戦。数字通訳訓練を行う。 | |
| 13 | 最先端技術 | 日英同時通訳。最先端技術について日本語から英語に同時通訳。パフォーマンス向上について学ぶ。 | |
| 14 | 今学期の総括 | 今学期全般を振り返り、総括を行う。 |