|   シラバス参照/View Syllabus | 
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 開講科目名 /Course | メディア・コミュニケーション論a/MEDIA COMMUNICATION (A) | 
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| 開講所属 /Course Offered by | 外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 曜限 /Day, Period | 木2/Thu 2 | 
| 開講区分 /semester offered | 春学期/Spring | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 佐々木 輝美 | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Affiliation | 
|---|---|
| 佐々木 輝美 | 英語学科/ENGLISH | 
| 授業の目的・内容 /Course Objectives | この授業は、英語学科のディプロマポリシー(DP)やカリキュラムポリシー(CP)に基づいて展開する。すなわち、「主に英語圏を対象とする包括的な国際教養を持ち、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力(DP)」、および「メディア・コミュニケーションに関する専門的知識や諸理論を修得し、様々な視点からメディアやコミュニケーションを分析、批判的に読み解き、自らの見解を効果的に表現する能力(DP,CP)」を念頭に置いたうえで、以下の目的・内容を設定する。 【授業の目的】 コミュニケーションおよびマスメディアの諸モデルを理解し、それらの理解に基づきマス・コミュニケーションが現実社会に与える影響を分析できるようになる。 【授業の内容】 まずコミュニケーションの諸モデルを学んだ後、マスメディアに関する主要4理論(弾丸理論、限定効果モデル、適度効果モデル、強力効果モデル)を学ぶ。 また、学習内容を定着させるために、映像視聴内容に関するミニレポートの作成を行う。 | ||||||||||
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| 授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course | 上記の授業目的・内容を定着させるために、毎回、授業で学んだことを応用して身近な問題を分析し、短いコメントを書いてもらう。必要に応じて小グループに分かれてお互いのコメントを批評しあい(ピア・アセスメント)、各グループの代表的・特徴的なコメントを全員の前で発表してもらう。そして、その発表に対して教員によるコメントを行う。 ミニコメントやレポートに対するフィードバックは、典型的なレポートを数点選び、良い点や改善すべき点を教員がコメントを行い、次回のミニコメントやレポートの参考にしてもらう。 対面授業を基本とするが、新型コロナウィルスの状況によっては、zoomによるオンライン授業に切り替える可能性もある。 | ||||||||||
| 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 以下のような事前・事後学習を行うこと ・事前学習は2時間程度をかけて、配布資料に目を通し、そこに挙げられている専門用語や概念についての下調べを行うと同時に、配布資料の内容に関連する身近な具体例を幾つか考えておくと良い。 ・事後学習も2時間程度をかけて、授業中に学んだ理論・専門用語・概念の意味を覚えると同時に、授業で学習した内容に関連する身近な具体例を探して他者に分かりやすく口頭および文章で説明できるようにしておくと良い。 | ||||||||||
| テキスト1 /Textbooks1 | 
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| テキスト2 /Textbooks2 | 
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| テキスト3 /Textbooks3 | 
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| 参考文献等1 /References1 | 
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| 参考文献等2 /References2 | 
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| 参考文献等3 /References3 | 
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| 評価方法 /Evaluation | 以下のように評価を行う ・毎回ミニコメント(5点×11回=55点)を行い、翌週以降に模範解答を紹介することで次回のミニコメントに役立てる。 ・授業内中間レポート(20点)を行い、翌週以降に模範解答を紹介することで次回の最終レポートに役立てる。 ・授業内最終レポート(25点)を行い授業全体の学びの総仕上げを行う。 なお、評価においては、授業で学んだことに基づいて実際のメディア現象を分析できること、そして授業で学んだ理論を実際の場面に正確に応用できることを重視します。 | ||||||||||
| 関連科目 /Related Subjects | メディア・コミュニケーション入門 メディア・スタディーズ | ||||||||||
| 備考 /Notes | ・授業に関するお知らせや資料配布はPorTa IIを使って行うので、獨協メールおよびPorTa IIをチェックする習慣をつけるように。 ・定期試験は実施しない。 | ||||||||||
| 到達目標 /Learning Goal | メディアとコミュニケーションの関係に関する諸理論を習得し、分析を行い、現代メディアを批判的に読み解くことができるようにする。 | 
| 回 /Time | 授業計画(主題の設定) /Class schedule | 授業の内容 /Contents of class | 事前・事後学修の内容 /Before After Study | 
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| 1 | 導入&メディアとは | 授業全体についての説明を行った後、メディアの定義について考える。 | 30分位をかけてシラバスに目を通す。授業後は、授業で説明した内容と関連する具体例を、日常生活の中で2時間位かけて探してみる。 | 
| 2 | コミュニケーションの諸領域について | コミュニケーションには様々な領域があることを説明した後で、マスコミュニケーションの特徴について考える。 | 前ページの詳細情報の「事前・事後学修の内容」を参照 | 
| 3 | コミュニケーションの直線的モデル | コミュニケーション研究の初期に提案された直線的モデルについて説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 4 | コミュニケーションの円環的モデル | 直線的モデルへの批判から提案された円環的モデルについて説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 5 | コミュニケーションの効果の概念、他 | コミュニケーションの効果についての定義を説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 6 | マスメディアの順機能と逆機能 | マスメディアの順機能と逆機能について説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 7 | メディアの効果・機能とディズニー映画 | ディズニー映画などを例にしながら、メディアの効果や機能の観点から分析を行う。 | 同上 | 
| 8 | ビデオ視聴【授業内ミニレポート提出】(20点) | これまで学んだメディアの効果や機能の知識を使って、実際のディズニー映画などを分析し、短いレポートにまとめる。 | 同上 | 
| 9 | マスメディアに関する効果モデル:弾丸理論 | メディアは即時的で強力な効果があるという弾丸理論について説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 10 | マスメディアに関する効果モデル:限定効果モデル | メディアは行動面においてはそれほど効果がないという限定効果モデルについて説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 11 | マスメディアに関する効果モデル:適度効果モデル | メディアは認知や情意の領域では効果があるという適度効果モデルについて説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 12 | マスメディアに関する効果モデル:強力効果モデル | メディアは条件さえ合えば行動面においても効果があるという強力効果モデルについて説明した後で、その具体例について考える。 | 同上 | 
| 13 | メディアリテラシーの必要性 | 本授業で学んだことを振り返り、メディアリテラシーとは何かを説明し、その必要性を考える。 | 同上 | 
| 14 | 映像視聴【授業内ミニレポート提出】(25点) | 上記の4つの効果モデルを応用しながら授業内で視聴する映像内容を分析し、ミニレポートにまとめる。 | 同上 |