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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
テクスト研究(語学・文学・思想) a/TEXT STUDIES (GERMAN LANGUAGE, LITERATURE AND THOUGHT) a
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
飯沼 隆一

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
飯沼 隆一 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
 今までに学んだドイツ語とドイツ(ヨーロッパ)に関するあらゆる知識の上でさまざまな文章を読もうとするのがテクスト研究です。その中でも「文学」の分野が一番とらえどころがないかもしれません。しかしドイツ語を読むには分野を問わずどうしても語学的基礎知識が必要な面があり、一方内容を把握するには読解力もつけねばならない。(後者は日本語による読書で培えます。)
 これまでなるべく多様な文章を取り上げるようにしてきましたが、今年春学期前半はエッカーマンの『ゲーテとの対話』のいくつかを選んで読みます。ゲーテの文章は時代の隔たりもあり読解が大変です。しかしこの本はゲーテという人間を客観的に描き、大変興味深いものと思います。後半はR.M.Rilkeの短編などを予定しています。(作家や作品に関しては変更する場合もあります。)
 意識しなくとも、自分たちの専門として当然身に着けるべき文法知識や語彙力という前提も考えて、基礎的な解説と練習問題を並行してやっていきます。
 中間テスト、小テストを行った場合はそのあとの授業で正解を示し解説します。答案返却する場合は多少時間を要します。

※この授業は、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「修得された高度な語学能力を活かし、ドイツ語圏の文学の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得」することを目指します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 対面授業で行います。通常の講読同様、テキスト中の一部2行くらいを読んで訳してもらう。場合によっては読解部の大体の主旨をまとめてもらい、それについてこちらでコメントしていくという形です。

※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。
(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 テキスト1回2ページほど進めることを考えています。予習は直前に集中的にするのが効果があります。語彙の確認に時間を取られますが、2ページ分の単語を調べたらもう一度今度は通して読んでみて、文の主旨を確認してください。不明な個所は保留して予定分全体に目を通すようにしてください。また授業で不明箇所が理解できたら文法上の問題点の振り返りも次週までに復習しておきます。
 一般的には事前事後で4時間必要と言われていますが、時間よりも上の手順を踏んでの理解が重要です。各回指定の文法項目の詳しい解説と練習問題を事前にプリントで配布します。説明内容、例文等理解した上で練習問題をやっておくようにしてください。初出の語彙についてはノート等を作るのが理想ですが、プリント余白に基本形や例文をメモしておいてもよいと思います。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストはプリントでその都度配布します。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
やさしくくわしいドイツ語
著者
/Author name
清水薫、石原竹彦
出版社/URL
/Publisher
第三書房
ISBN
/ISBN
978-4-8086-0160-7
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
ドイツ語ステップアップ
著者
/Author name
市川明、木村英二、H.-J.ペピン
出版社/URL
/Publisher
郁文堂
ISBN
/ISBN
978-4-261-07277-8
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
小テスト20%、期末テスト50%、授業貢献度30%で評価します。簡単な単語テスト(5月、6月)を予定しています。期末テストに関しては素点の絶対評価ではなく平均点との関連で加味します。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
Die Texte werden im Unterricht zur Verfügung gestellt.
到達目標
/Learning Goal
専門的なドイツ語テクストを講読し、語学・文学・思想に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入。教材配布。 作者J.P.EckermannとGoetheについての解説。授業の進め方につての説明。
2 教材1「或る逸話」(1823年11月13日の対話)ー読解1 従属接続詞による副文の復習1
3 教材1ー読解2 従属接続詞による副文の復習2
4 教材1ー読解3 関係代名詞の復習(定関係代名詞)1
5 教材2「愛国心について」(1830年3月14日の対話)ー読解1 関係代名詞の復習(不定関係代名詞)2
6 教材2ー読解2 zu不定詞表現の復習1
7 教材2ー読解3 zu不定詞表現の復習2
8 教材3「天才とは何か」(1832年2月17日の対話)ー読解1 形容詞の復習(格語尾)1
9 教材3ー読解2 形容詞の復習(名詞化)2
10 教材4ーR.M.Rilke短編『竜殺し』読解1 作者Rilkeについての解説。接続法の復習(非現実話法、間接話法)1
11 教材4ー読解2 接続法の復習(要求話法、過去形)2
12 教材4ー読解3 教材1~3 中にある復習項目を確認
13 教材5Rilke短編『老人』ー読解1
教材1~3 中にある復習項目を確認
14 教材5ー読解2 春学期のまとめ。

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