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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の政治・経済 a/AREA STUDIES IN GERMAN POLITICS AND ECONOMICS a
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大重 光太郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大重 光太郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
・本科目では春学期に主に政治領域に注目し、秋学期には経済・社会領域に注目して、さまざまな切り口から現代ドイツの問題を考えていく。
・ドイツはEU最大の経済大国であり、政治的にもフランスとならんで大きな発言力をもっている。しかしウクライナへの軍事侵攻、イギリスのEU離脱、難民問題のなかヨーロッパは歴史的転換の真っただ中にある。さらにデジタル化、地球温暖化という課題の前でどのような取り組みを行うのか。春学期はこうした動きを横目に見ながら、政治領域に注目して憲法、統治機構、政党、メディア、市民参加、欧州連合、東ドイツ問題などを取り上げていく。
・履修者が、ドイツや欧州の政治状況について理解し、国際比較や日本との比較のなかで特徴づけ、歴史と現状、現在の問題点を考えることを目的とする。

* 本科目では、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「政治や経済、EU との関係など、ドイツ語ら圏の社会・歴史の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を歴史的かつ現代的事象と結び付けて考察する能力」を身につけることを目ざす。
* 本科目では、カリキュラムポリシー(CP)の〈専門教育〉のなかの現代社会・歴史研究コースの専門講義として、ドイツ語圏の社会に関する体系的な専門知識を修得を目的としている。
* 履修系統図との関係では、現代社会・歴史研究コースの概論講義であるドイツ語圏現代社会概論、ドイツ語圏歴史概論の履修を推奨する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・講義形式で行う。
・授業ツールとしてmanabaを併用する(PorTa IIは利用しない)。授業のフィードバックはmanaba、および毎回の授業を通じて行う。
・授業資料は教室では配布しない。manabaに掲示するので各自でプリントアウトするか、タブレット持参で出席してほしい。
・毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能を用いてコメントペーパー(5点満点)を提出してもらう。コメントペーパー提出期限は授業週の水曜日(23時55分)とする。

【重要:授業の実施方式】
・①教室での対面授業、②Zoomのライブ授業の二つの方式で行う。オンデマンド配信は行わない(個別事情は考慮する)。ZoomへのアクセスURLは、初回の授業までにmanabaに掲示する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
・参加者には時事問題に関するアンテナを広げておく。授業の冒頭でドイツやヨーロッパの最新ニュースを取り扱うので、参加者も関心を持ったニュースを調べておく。
・毎回、授業後にコメントペーパーを書いてもらう。必要に応じて調べた上で提出する。
・講義の後、配布資料や授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
なし。初回授業で参考文献一覧を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代ドイツ政治 統一後の20年
著者
/Author name
西田慎・近藤正基(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2014年
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
ドイツ経済 EU経済の基軸
著者
/Author name
藤澤利治・工藤章(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2019年
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
コメントペーパーと期末レポートを総合して評価する。

1.コメントペーパー(60%)
・毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能から提出(提出期限は授業週の水曜日23時55分)
・授業時の出席確認は行わない。
・授業内容の理解度、および自分なりの考察の状況により毎回5点満点で採点する。

2.期末レポート(40%)
・学期末にレポート(2000字程度)を課す。
・manabaのファイル送信を使って提出する。
・課題課題、提出方法と提出期限については6月下旬に知らせる。
・授業内容の理解の上で、自分なりの視点から素材を選び考察されているかどうかを基準に評価する。

関連科目
/Related Subjects
本科目は「現代社会・歴史」コースの専門科目である。
履修系統図に従い、このコースの概論科目である「ドイツ語圏現代社会概論」「ドイツ語圏歴史概論」を履修済みであることが望ましい。
本科目の履修後、「現代社会・歴史」コースの学生には、履修系統図に従ってテクスト研究(現代社会)の履修が望まれる。
備考
/Notes
テキスト:特定のテキストは使用しない。テーマごとに適宜指示する。
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の政治・経済に関する専門的な知識、分野特有の思考・研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の問題意識と進め方
2 連邦主義:連邦制-単一国家、中央集権-地方自治 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
3 立法:間接民主主義-直接民主主義 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
4 行政:大統領制-議院内閣制 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
5 司法:一元性-多元性、憲法裁判所 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
6 メディア:第四権力のあり方 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
7 中央銀行:行政からの自立か、従属か 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
8 コーポラティズム:国際比較とドイツの特徴 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
9 社会国家:ドイツの福祉国家の特徴は? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
10 選挙:小選挙制か、比例代表制か 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
11 政党:どのような政党があるか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
12 社会主義-共産主義-社会民主主義、東ドイツ 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
13 ポピュリズム:民主主義と何が違うか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
14 まとめ まとめ 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修

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