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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の美術 b/AREA STUDIES IN GERMAN FINE ARTS b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
青山 愛香

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
青山 愛香 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
この講義の目的は、広くヨーロッパ美術の歴史を概観しながら、ドイツ語圏の美術の特質を浮き彫りにすることである。秋学期はウィーンの世紀末に活躍したグスタフ・クリムト(1862-1918年)とエゴン・シーレ(1890-1918年)の芸術を概観する。クリムトは《接吻》(1907年、ウィーン、ベルヴェデーレ美術館所蔵)で有名であるが、工芸と美術の融合を通じて、数多くの傑作を生み出した。秋学期はクリムトの代表作を辿りながら、その背後にある芸術動向を詳しく見てゆく。一方でエゴン・シーレは独自の肖像画、自画像におけるヌードでクリムトとは全く異なる表現領域を開拓している。両者の表現の違いを見ながら、当時のウィーンの美術を取り巻く諸相を概観する。

*この科目は、獨協大学の3つのポリシーのうち学位授与方針(DP)が示す「能力」、すなわち「人文科学、社会科学、自然科学などの各分野に関する深い教養」、「今後の複雑な国内および国際情勢に対処できる実践的な独立の人格」、「国際的視野に立つ教養人としての素養」を高めるために、教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「歴史・文化・社会に関する深い教養に基礎付けられた専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目的に行われるものである。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
受講者は講師の話を理解し、ノートにまとめることが求められる。また授業内で小課題を出しので、それを400字程度のコメントペーパーの形でmanabaに提出する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
自分が調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパを作成し(1時間)、manabaに提出する。参考書は授業中に適宜指示する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
授業内で適宜指示する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末課題レポート80%、授業内で課される小課題20%として評価を行う。
関連科目
/Related Subjects
全学総合講座「芸術と社会ー芸術が社会に与える影響について」(担当:青山)の受講を勧める。
備考
/Notes
授業以外にも、積極的に美術館や博物館に足を運び、芸術に触れることが求められる。
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の美術に関する専門的な知識、分野特有の思考・研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 グスタフ・クリムトの芸術(概観) 参考文献の紹介 課題を把握し、授業の準備に備えて調べる。
2 映画「黄金のアデーレ」を鑑賞 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。
事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
3 19世紀末のウィーン/オーストリアの美術館 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
4 エゴン・シーレの《自画像》と《肖像画》 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
5 クリムトの肖像画シリーズ 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
6 《ウィーン大学の天井画》 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
7 ウィーン大学の天井画と象徴主義 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
8 分離派 Sezessionの成立
作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
9 分離派会館と《ベートーベンフリーズ》 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
10 分離派の人々 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
11 クリムトとシーレのジャポニズム(1) 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
12 クリムトとシーレの風景画 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
13 映画「クリムト エゴン・シーレとウィーンの黄金時代」を鑑賞 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
14 総括 授業の総括をおこなう。 これまで作成したコメントペーパーをまとめながら、レポートの作成を行う。

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