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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ社会演習/SEMINAR IN GERMAN SOCIETY
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金4/Fri 4
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
大重 光太郎
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大重 光太郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
・本授業は、修士論文執筆に向けた研究指導の科目である。履修者の研究テーマの発表、討論を行う。同時に、下記の文献のなかから履修者の研究テーマに関わる部分を選んで読みながら、履修者間の共通認識を広げていく。
・現代のドイツの経済・社会のあり方は19世紀以来のドイツ資本主義発展のなかで紆余曲折を経ながら歴史的に形成されたものである。これは、後発資本主義国、急速な資本主義化と階級対立の激化、国家の特殊な介入形態、労働運動に対する政治運動の優位、ドイツ語圏特有の共同決定理念などという諸条件を19世紀の出発点とし、それ以後、第一次大戦の「総力戦」下で労使関係の変化、ワイマール共和国期の大きな転換、第二次大戦後の再出発、東西冷戦下の国内外の対抗関係という諸段階の作用を経て、作られてきたものでものである。本授業では、19世紀以来のドイツの経済・社会の形成を通観しながら、現在のモデルがどのような歴史的刻印を受けているかを考えていきたい。その際、主要に経済政策・社会政策・労働政策とそれらを求める社会運動・労働運動などとの絡み合いに注目していく。

*この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「文化分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集・分析できる能力」を養うことを目的とする。その際、労働研究分野におけるこれらの能力を高め、この分野での「論理性と明晰性を備えた論文を執筆できる能力」を高めること目的とする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・授業は演習形式で行う。授業回の該当部分について大意を取ったうえで、論点・疑問点についてディスカッションを行う。
・授業ツールとしてmanabaを併用する。
・授業のフィードバックはmanaba、および毎回の授業を通じて行う。
・毎回10ページほど読み進める予定であり、そのドイツ語力を前提とする。
・履修者の研究テーマに関わって、本書が扱っている時代の特徴をまとめ、相互に発表しディスカッションを行うことも考えている。
(感染状況により相談のうえでオンライン授業の可能性あり。)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
・修士論文に向けた研究発表においては、周到な準備とフォローアップを行うことが求められる。
・テクストを扱う回では、事前に授業で扱うテクスト範囲を読んで参加する。(2時間)
・担当者は要約レジュメを準備する。(2時間)
・授業後は、授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べる。(1時間)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Sozialpolitik und soziale Lage in Deutschland. Ein Handbuch. 6. Aufl.
著者
/Author name
Gerhard Bäcker, Gerhard Naegele, Reinharrd Bispinck
出版社
/Publisher
Springer Verlag
ISBN
/ISBN
2020
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
特になし
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業への積極的関与(40%)、研究発表(60%)の総合評価。
備考
/Notes
特になし
関連科目
/Related Subjects
特になし
到達目標
/Learning Goal
自分の研究に関連する文献を理解し、修士論文のテーマを決定し、執筆できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 授業の概要と授業計画
2 参加者による研究テーマの報告 概要把握とディスカッション
3 テキスト講読、討論(1) 概要把握とディスカッション
4 テキスト講読、討論(2) 概要把握とディスカッション
5 テキスト講読、討論(3) 概要把握とディスカッション
6 個人研究発表(1) 研究報告に基づくディスカッション
7 テキスト講読、討論(4) 概要把握とディスカッション
8 テキスト講読、討論(5) 概要把握とディスカッション
9 テキスト講読、討論(6) 概要把握とディスカッション
10 テキスト講読、討論(7) 概要把握とディスカッション
11 テキスト講読、討論(8) 概要把握とディスカッション
12 テキスト講読、討論(9) 概要把握とディスカッション
13 個人研究発表(2) 研究報告に基づくディスカッション
14 個人研究発表(3) 研究報告に基づくディスカッション
15 論点の確認と問題提起 ディスカッション
16 テキスト講読、討論(10) 概要把握とディスカッション
17 テキスト講読、討論(11) 概要把握とディスカッション
18 テキスト講読、討論(12) 概要把握とディスカッション
19 個人研究発表(4) 研究報告に基づくディスカッション
20 テキスト講読、討論(13) 概要把握とディスカッション
21 テキスト講読、討論(14) 概要把握とディスカッション
22 テキスト講読、討論(15) 概要把握とディスカッション
23 テキスト講読、討論(16) 概要把握とディスカッション
24 テキスト講読、討論(17) 概要把握とディスカッション
25 テキスト講読、討論(18) 概要把握とディスカッション
26 個人研究発表(5) 研究報告に基づくディスカッション
27 テキスト講読、討論(19) 概要把握とディスカッション
28 授業のまとめ ディスカッション

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