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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語教育演習/SEMINAR IN GERMAN EDUCATION
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火5/Tue 5
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
境 一三
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
境 一三 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
 この授業では、受講者がドイツ語教育研究の方法論を身につけ、修士論文の執筆ができるようになることを目的とする。具体的には、以下を学習する
・第二言語習得研究(SLA)とドイツ語教育研究への応用
・実証的研究の方法論とドイツ語教育研究への応用
・リサーチ・クエスチョンとリサーチ・デザインの立て方
これらの基礎を学んだ上で、各自の関心に合わせて調査、研究を行い、その成果について発表・議論する。
外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)・教育課程の編成・実施方針(CP) の中でもとりわけ、「語学・文学・文化・外国語教育分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集・分析できる能力」および「論理性と明晰性を備えた論文を執筆できる能力」を高めることを目的とする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 春学期には、基本的文献を読み、第二言語習得研究のあらましを理解する。さらに、実証的研究の方法論を知り、ドイツ語教育研究の分野での実証的研究の実例に触れる。その上で、リサーチ・クエスチョンとリサーチ・デザインの立て方を実例に則して学ぶ。
秋学期には、春学期で学んだことを基に、受講者自身が自分の関心に合わせてリサーチ・クエスチョンを立て、それに適した研究方法を選択した上で、調査、研究を行い、その成果を発表し、クラス全体で議論する。

事前・事後学修の内容
/Before After Study
・指示された論文、書籍を読む。
・自らの設定したリサーチ・クエスチョンに即した論文、書籍を探し、批判的に読む。
・自らのリサーチ・デザイン案を作成する。
・事前学修には3〜5時間程度をかける。事後学修には授業の振り返りを中心に、1〜2時間程度の時間をかける。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
英語教師のための第二言語習得論入門
著者
/Author name
白井恭弘
出版社
/Publisher
大修館書店
ISBN
/ISBN
4469245704
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『外国語教育研究ハンドブック―研究手法のより良い理解のために』(2014)
著者
/Author name
竹内理・水本篤
出版社/URL
/Publisher
松柏社
ISBN
/ISBN
4775402013
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
・毎回の授業で与えられる課題への取り組み(熱心さ、課題に対する回答や提出物の洗練度の観点から、0〜40点の評価を付ける)
・自身の研究テーマの独創性、ドイツ語教育への貢献度、意義(0〜30点)
・研究手法の妥当性(0〜30点)
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
自分の研究に関連する文献を理解し、修士論文のテーマを決定して執筆できるようにする

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 本授業で学ぶことを確認する。受講生が、自分の関心領域を述べる。
2 SLA研究の歴史(担当教員による概観) 担当教員が、SLA研究の歴史について概観する。
3 SLA研究の歴史(受講生による概観) 受講生が、SLA研究の歴史について概観する。
4 日本のドイツ語教育の歴史(担当教員による概観) 担当教員が、日本のドイツ語教育の歴史について概観する。
5 日本のドイツ語教育の歴史(受講生による概観) 受講生が、日本のドイツ語教育の歴史について概観する。
6 SLA研究のトレンド(担当教員による研究テーマの紹介) 担当教員が、昨今よく取り上げられているSLA研究テーマを紹介する。
7 SLA研究のトレンド(受講生による研究テーマの紹介) 受講生が、昨今よく取り上げられているSLA研究テーマを紹介する。
8 日本における最新のドイツ語教育研究(担当教員による研究テーマの紹介) 担当教員が、昨今よく取り上げられている、日本のドイツ語教育事情に即した研究テーマを紹介する。
9 日本における最新のドイツ語教育研究(受講生による研究テーマの紹介) 受講生が、昨今よく取り上げられている、日本のドイツ語教育事情に即した研究テーマを紹介する。
10 世界における最新のドイツ語教育研究(担当教員による研究テーマの紹介) 担当教員が、昨今よく取り上げられている、他国のドイツ語教育事情に即した研究テーマを紹介する。
11 世界における最新のドイツ語教育研究(受講生による研究テーマの紹介) 受講生が、昨今よく取り上げられている、他国のドイツ語教育事情に即した研究テーマを紹介する。
12 実証研究方法論(仮説検証型) 仮説検証型の研究方法論ついて、具体的な先行研究を例として取り上げながら学んでいく。
13 実証研究方法論(仮説設定型) 仮説設定型の研究方法論について、具体的な先行研究を例として取り上げながら学んでいく。
14 実証研究方法論(量的研究と質的研究) 量的研究と質的研究について、具体的な先行研究を例として取り上げながら学んでいく。
15 統計的手法(推測統計) 仮想データと統計ソフトを用いながら、基礎的な推測統計について学ぶ。
16 統計的手法(多変量解析) 仮想データと統計ソフトを用いながら、多変量解析法について学ぶ。
17 研究テーマの検討(受講生の研究課題) 受講生の研究課題について検討する。
18 研究テーマの検討(受講生の研究課題の続き) 受講生の研究課題について、引き続き検討する。
19 研究テーマの検討(リサーチ・クエスチョンの設定) 受講生の研究課題について検討を重ね、リサーチ・クエスチョンを設定する。
20 データ収集と分析(マテリアルと手順) 受講生がデータ収集をするためのマテリアルと手順の検討を行う。
21 データ収集と分析(統計的手法による分析) 受講生が収集したデータを入力し、統計的手法を用いた分析を行う。
22 データ収集と分析(図表の作成) データ分析の一環として図表を作成し、リサーチ・クエスチョンの答えを明示する。
23 結果の解釈 得られた結果の解釈を検討する。
24 論文の構成(構成の確認) 論文の構成を確認する。
25 論文の構成(内容の確認) 論文の構成に従い、それぞれの章・節における内容を確認する。
26 論文執筆・草稿確認(草稿の読み合わせと検討) 草稿を読み合わせ、内容を検討する。
27 論文執筆・草稿確認(草稿の読み合わせと検討の続き) 草稿を読み合わせ、内容について検討を重ねる。
28 論文執筆・草稿確認(細部の確認) 完成に向け、書式等細部を確認する。

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