シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/30 現在/As of 2022/08/30

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然・環境・人間2(社会のなかの化学物質b)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY2(CHEMISTRY AND SOCIETY(B))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 正夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 正夫 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 私たちの日常生活は化学物質に取り囲まれています。金属やプラスチックなどの材料、燃料、衣料や食品等々、工業的に生産されている化学物質だけでも十万種類。それどころか、私たちの身体を作っている生体物質そのものやそれらの働きも、化学の力で理解が進んでいます。これら化学物質は私たちの生活を豊かで安全なものにすると同時に、不適切な利用の拡大によっては私たちの身に危険を及ぼしかねません。
 いわゆる「理系」「文系」の境もなく、私たちの身の回りの物質の特性やそれらの利用を理解することは、現代社会を生きる私たちに必須の教養です。この授業では、これらさまざまな化学物質がどんな特徴を持ち、どのように利用されているかを学びます。また、併せて科学技術にかかわるエッセイや雑誌記事を読み、その理解を基礎として、現代の社会生活をみずからの判断力に基づいて自覚的に築く力を養ってもらいたいと考えます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
<!!第1回授業(9月29日)は録画配信です!! 視聴方法はmanabaに9月25日までに掲示します>
授業は講義形式。併せて、科学技術にかかわるエッセイや雑誌記事を読み、討論を行う。
授業は教室での対面授業を基本としますが、コロナの流行状況により、Zoomを用いたリアルタイム配信とその録画も併用することがあります。manaba等の掲示を見てください。
中間小レポートについては総括的に講評を行うので、各自の提出した物に自身で改訂を加えていただきたい。
学期末テストの正解はテスト後にmanabaにアップロードします。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 あらかじめ配布プリントと参考資料(科学エッセイ等)を読んで授業に臨んでください(事前自学2時間)。
また授業で参考文献等を指示するので、できるだけ幅広く読んでください(事後自学2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし 必要に応じてプリントを配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『新しい 物質の科学:身のまわりを化学する 改訂2版』
著者
/Author name
鈴木孝弘著
出版社/URL
/Publisher
オーム社
ISBN
/ISBN
978-4-274-21614-5
その他(任意)
/other
2018刊
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『化学物語25講:生きるために大切な化学の知識』
著者
/Author name
芝哲夫著
出版社/URL
/Publisher
化学同人
ISBN
/ISBN
978-4759807769
その他(任意)
/other
1997刊
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
『地球をめぐる不都合な物質:拡散する化学物質がもたらすもの』
著者
/Author name
日本環境化学会編著
出版社/URL
/Publisher
講談社ブルーバックス
ISBN
/ISBN
978-4-06-516393-1
その他(任意)
/other
2019刊
評価方法
/Evaluation
 学期末テスト(30%) ただし、コロナ流行が収束しない場合はテスト方法を工夫します。
中間レポート(40%)と5~10分の口頭発表(20%)
平常点(授業内での簡単な[クイズ](manabaに入力)(10%)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 フロンとフッ素化合物① 冷蔵庫とテフロン、PFOA、フッ素歯磨き
2 フロンとフッ素化合物② オゾン層破壊の発見と対策
3 天然繊維と合成繊維① もめん 麻 絹
4 天然繊維と合成繊維② ナイロン ポリエステル
5 エネルギー源とCO2 ① 石炭・石油の利用
6 エネルギー源とCO2 ② 地球温暖化問題と省エネ、再生可能エネ
7 化学物質の安全性 ① 有機水銀、PCB、ダイオキシン、アスベスト
8 化学物質の安全性 ② 内分泌かく乱物質の研究状況
9 放射性物質の光と影① 原爆開発 原子力発電 放射線の利用
10 放射性物質の光と影② 放射線被ばくはなぜ危険なのか
11 食品添加物の光と影① 塩 コショウ 砂糖 うま味
12 食品添加物の光と影② サプリメントは健康によいか
13 生命と化学物質① DNA タンパク質 酵素
14 生命と化学物質② 医薬品:抗生物質 ワクチン

科目一覧へ戻る/Return to the Course List